ホームカラーでセルフカラーリング(イメージ画像)

 

夏休みの終わり、頭髪検査、就職活動、お葬式、インターンシップのためなど理由は様々ですが、人生で一度は経験する「黒染め」

今回は市販の黒染めで髪色戻しをする際に、上手にセルフカラーするコツや注意点をご紹介します。

 

黒染めは大きく3つに分類することができます。

  • 一度でしっかり染まり、長持ちする「アルカリカラー黒染め」タイプ(ジアミン染料使用)
  • シャンプーすると徐々に色落ちしていく「カラートリートメント」「ヘアマニキュア」タイプ
  • 1日だけの「黒染めスプレー」タイプ

などがあります。

これらの特徴を知った上で状況に合う商品を選べば、黒染めの失敗を減らすことができます。

 

金髪や茶髪などの明るい色を、アルカリカラー黒染めタイプで髪色戻しするのは簡単ですが、いったん黒くなった髪を再び明るく染めたい場合は難しい作業になりますので、他のタイプで黒染めできない場合に使用することをおすすめします。

一時期だけ髪色戻しする場合などは特に、「黒染めスプレー」などが好ましいと思います。

上の3つのタイプを上手に使い分けることで髪の負担を減らし、キシキシ・パサパサ・ゴワゴワといった扱いづらい髪になることを避けられます。

それでは早速タイプ別の特徴とセルフカラーの方法をご説明します。

目次



カラーリングの準備

どのタイプのヘアカラーをするにしても、これらのアイテムがあると便利です。代用品でも良いのでこういったものを揃えておくと安心できますね。

ヘアカラー用 髪染め4点セット」ヘアカラー用のケープ、イヤーキャップ、クシ付きのハケ、手袋などがあると便利です。

ワセリン」を顔周り、耳周り、首周りなどにプロテクトクリームとして塗布すると、色がついても落としやすくなります。

菊星 サボニーズ スーパーリムーバー」フェイスラインや首筋などが染まってしまった場合は、専用カラーリムーバーを使用しましょう。カラーリムーバーはお肌に刺激を感じる人もあるので、敏感肌の人は注意してください。擦らずに軽く叩くように使用します。使用後は必ず洗い流しましょう。

一度でしっかり染まり、長持ちするアルカリカラー黒染めタイプ

このタイプの黒染めは一番しっかり染められて色も長持ち、しかも簡単に染められるものです。

市販のセルフカラー用黒染めで一番種類が多いのも、このタイプのヘアカラーになります。髪を染める仕組みはアルカリカラーのおしゃれ染めや白髪染めと同じで、脱色剤と染料(ジアミン染料)を使用して髪を染めています。

アルカリカラー黒染めの「メリット・デメリット」

お手軽に黒髪戻しができて色持ちやカラーリングがやりやすいなど利便性が良いのがメリットで、実際セルフカラーする人の大半がこのタイプを使用しているのではないでしょうか。

しかし、他の2つのタイプと違って、

  • 黒髪戻しにダメージが伴うこと
  • もう一度明るく染めたい場合、しにくいこと
  • カラーリングの際にアレルギー症状を起こすことがある

などのデメリットもあります。

アルカリカラー黒染めの「コツと注意点」

十分な内容量を確保する

気をつけたいポイントは、黒染めカラーの作業途中で薬剤がなくなってしまわないように、少し余る位の容量を用意することをおすすめします。

途中で薬剤がなくなってしまうと、かなりムラムラに仕上がってしまうので、それだけはなんとしても避けたいシチュエーションです。

染まりにくい後頭部のえり足部分から染める

後頭部のえり足部分は、頭頂部と違い低めの体温になっています。温度が低いと染まりにくいので、まずは染まりにくい部分から染めるようにします。

塗る順番は「後頭部の下から上へ ⇒ サイドの下から上」の順番で塗布します。

説明書の放置時間を守る

ジアミン染料を使用しているこれらのヘアカラーは、アレルギー症状を引き起こしたり髪のダメージにつながるので、説明書の放置時間を守って使用するようにしましょう。

特にアレルギー症状を引き起こしてしまうと、今後ヘアカラーの条件がかなり厳しくなってしまうので、そうならないように用法を沿った使い方が大切です。

【アルカリカラーの黒染め・黒髪戻し】市販のおすすめ人気アイテム

一度でしっかり黒髪戻し(色持ちも◎)

ミルキーヘアカラー 髪色もどし」はミルキータイプの薬剤で泡カラーよりも濃く染まり、一度でしっかり黒髪戻ししたい人向けです。明るい髪ほど時間を長めに置くようにすると染まりも色持ちも良くなります。

自然な感じの黒髪になるようにナチュラルブラックを選んでいますが、より黒くしたい場合はクールブラックを選んでください。青みがかった黒色に仕上がります。

また明るくする予定がある場合は「リーゼ 泡カラー 髪色もどし」を

リーゼ 泡カラー 髪色もどし(一週間タイプ)」は泡カラーなので塗布しやすく、ムラになりにくいのでお手軽にセルフカラーできると思います。

一週間タイプとありますが、一週間で完全に元の明るさに戻るわけではありません。黒染め後徐々に色が落ち始め、明るかった時と黒染めした時の中間ぐらいの明るさにゆっくりと戻っていくイメージです。

また明るくしたい人には便利な黒染めですね。



シャンプーする度に徐々に色落ちする「カラートリートメント」「ヘアマニキュア」で髪色戻し!

一定期間だけトーンダウンしたい人にピッタリのヘアカラー

「白髪染め用ヘアマニキュア」や「白髪染めカラートリートメント」がこのタイプのヘアカラーになります。

このタイプの髪色戻しは、それぞれの特徴をよく理解してカラーリングする必要がありますが、髪を痛めずに暗い色に染められるので、条件の合う人にはおすすめです。

どちらもシャンプーするたびに少しずつ色落ちしていくので、また明るく染める予定がある場合は、こういったタイプを使用するのも良いと思います。

このタイプの髪色戻しの注意点!

一点だけ注意したいのは、アルカリカラーの黒染めや黒髪戻しと違って、ブリーチや脱染剤などを使用しても完全に染料を取り除くことができないことです。

黒染め後にすぐ明るくしたい場合には、思った色にできないので注意が必要です。

ヘアマニキュアとカラートリートメントの違い

大きな違いは、「頭皮につけられるかどうか」「染める時間の長短」になります。

  • ヘアマニキュア ・・・ 頭皮につけられない。染める時間が短い(10分~15分)
  • カラートリートメント ・・・ 頭皮につけられる。染める時間が長い(推奨2時間)

 

それでは、それぞれの特徴を見てみましょう。

白髪染め用カラートリートメントで髪色戻し!

カラートリートメントは最近よく流行っているので、使ったことがある人も多いのではないでしょうか。シャンプーの後に使用するトリートメントタイプで、ついでに髪も一緒に染められるものです。

主流は白髪染め用カラートリートメントですが、おしゃれ染め用カラートリートメントもあります。

おしゃれ染めしている場合は、明るくなればなるほど色落ちが早く退色して黄色っぽくなりやすいですが、自宅でホームケアとしてこういったカラートリートメントを使用することで、髪の退色を抑えいつまでも鮮やかな色をキープすることができます。

最近では、よりお手軽で簡単な「カラーシャンプー」といった商品も出ていますが、髪色戻ししたい場合には色が薄すぎて不向きです。

カラートリートメントを使って髪色戻しする場合は、白髪染めカラートリートメントのブラックを使用します。

白髪染めカラートリートメントの使い方、コツ、注意点

通常白髪染めカラートリートメントは、白髪が伸びてきた根元のリタッチ部分などに使用することが多いですが、髪色戻しする場合は全体にカラーリングを行います。

カラートリートメントでしっかり濃く暗く染めるためには、3つのポイントがあります。

1、たっぷり塗布する

アルカリカラーの黒染めと違って髪に浸透する力が弱いので、とにかくたっぷり「薬剤に髪を浸すようなイメージで」染めるようにしてください。塗布する量が少ないと染めムラや、染まっていないということになります。

2、髪や根元が浮かないように、ラップをした上から手でしっかり押さえつける

全体にたっぷり塗布し終わった後は、髪をまとめてその上からラップでカバーし、髪の毛や根元が浮いてしまって薬剤がついてない場所がないように、上から手でしっかりと押さえつけます。

薬剤がついていない所や、少ししかついていない部分は染まりが弱くなりますので、そういうことがないように空気を押し出すように密着させます。

3、できるだけ長時間置く

この3つめがとても重要なポイントですが、できるだけ長い放置時間を確保します。時間は長ければ長いほど良いです。(推奨2時間以上)

カラートリートメントは浸透する力が弱いので、その弱点をカバーするためです。

染め直しはどのタイミングでも良い

もし一度のカラーリングで黒髪ほど黒くならなかったり、色ムラがある仕上がりになった場合は、同じ日に続けてカラーリングを行っても、翌日にカラーリングを行っても大丈夫です。

アルカリカラーの黒染めと違って髪へのダメージやお肌の負担がないので、再度カラーリングをしたい場合は、どのタイミングでもカラーリングできるのがカラートリートメントのメリットの一つです。

カラートリートメントで上手く染まらない場合は・・・

よろしければ、こちらの記事もご参考ください。

【カラートリートメント】市販のおすすめ人気アイテム

ナチュールバイタル カラーセーフ ヘアマスク」サラサラに仕上がるタイプのカラートリートメントです。説明には5分でOKと書いてますが、一回でしっかり髪色戻ししたい人は、2時間ほど置くことをおすすめします。(上記の「上手く染まらない場合は・・・」を参照)

カラートリートメントの仕上がり感は、他のヘアカラーにはマネできない良さがあります。髪のダメージに悩んでいるけど髪色戻しする必要があるなら、カラートリートメントも十分に良い選択肢になります。



黒染め用ヘアマニキュアで髪色戻し!

ヘアマニキュアでよく使用されるのは白髪染めに対してですが、ブラックなど濃い色は髪色戻しに使用することもできます。

ヘアマニキュアの特徴もカラートリートメントとよく似ている部分があります。

髪やお肌への負担がないので髪色戻しで髪が痛むことはありませんし、シャンプーする度に色落ちして少しずつ明るくなるのも同じです。大きな違いは頭皮につけられないということです。(頭皮に付くと一日ぐらい残る)

ヘアマニキュアはカラートリートメントと違って、塗布後の放置時間は短くても大丈夫です。メーカー推奨時間では10分~15分ぐらいが一番多いと思いますが、髪色戻しする場合は20分~25分ほど放置時間を取ってもいいかもしれません。

ヘアマニキュアを選ぶ際のポイント

  • 髪色戻しをする場合は、ブラックなどの濃い色を使用します。
  • 真っ黒でなくて地毛とおなじぐらいの色(焦げ茶ぐらい)でよければ、ダークブラウンを選びます。

ヘアマニキュアの注意点

  • 濡れたら色落ちすること
  • カラーリングの際に頭皮に薬剤がつくと1日程は色が残ること
  • カラートリートメントよりも色のチェンジがしにくいこと
  • ロングヘアのセルフカラーは慣れが必要(顔、頭皮、首筋などに色がつきやすい)

シャンプーするたびに少しずつ色落ちして明るくなりますが、完全に色がなくなり元の明るさになることはありません。また明るくする際には、ヘアマニキュアの残存色素があることを考慮する必要があります。

ヘアマニキュアで髪色戻しする際のコツ

頭皮につけないように根元から毛先に向けて塗布します。

全体塗り終わったらヘアマニキュアが乾かないように、ふんわりラップします。(上から押さえつけない。ふんわり被せる感じ。)

メーカー所定の放置時間を置いてからシャンプーして洗い流しますが、一度でより濃く染めたい場合は、放置時間を10分ほど置いた後ラップを外し、流さない状態からもう一度重ねて塗布します。(二度塗り)

二度塗りが終わったら、ラップをふんわり被せて、もう10分放置時間を取って、その後にシャンプーして洗い流します。

【ヘアマニキュア】おすすめ人気アイテム

この商品はサロン専用のヘアマニキュアです。泡タイプの市販ヘアマニキュアはお手軽・簡単ですが、泡タイプは染まりが薄いこと、飛び散りやすいこと、液ダレしやすいなどのデメリットがあります。

この「イリヤ カラーコート デコレ」はクリーミージェル処方で、塗りやすさと染まりがとても良い商品です。二度塗りを行うとかなり黒髪に近い色まで染めることができます。茶髪なら一度塗りでも黒髪戻しができると思います。

もし真っ黒が嫌なら、ダークブラウンを選ぶと自然な髪色戻しができます。

このヘアマニキュアはサロン専用なので、塗布するためのコームなどは付属していません。ヘアマニキュア用のコームを準備して使用する必要があります。



1日だけの黒染めタイプで即席髪色戻し!

このタイプはシャンプーで洗い流すと、また元通りの髪に戻すことができる黒髪戻しです。就活の面接に行く時、お葬式に出席する時など、その日1日だけ黒くしたい場合におすすめです。

種類は、スプレー、ワックス、チョークなどがありますが、髪全体を黒染めする場合は、スプレーが一番使いやすいと思います。

黒染めスプレーの特徴&メリット

  • 一日だけの黒髪戻しができる
  • 髪のダメージなし
  • シャンプーですぐに元通りになる

デメリット

  • 一人では作業がやりづらい(特に後ろ)
  • 気を付けて使用しないと、スプレーする際に周囲が汚れやすい
  • 服のえりなどに色移りする場合もある
  • 汗や雨などで髪が濡れた際は、色落ちに注意が必要

黒染めスプレーの使い方

髪は完全に乾燥した状態で使用します。

スプレーする際にクシでとかしながら馴染ませることで、髪が固まりにくく、よりナチュラルな仕上がりになります

髪をまとめたりくくったりする場合は、セットした最後に使用すると最小限で済みます。

クシは黒くなってしまうので、百均などの安いものを使用しましょう。

コツと注意点

黒染めスプレーですので、スプレーがかかった場所は当然黒くなります。洗面台や壁、顔、耳、首筋、服などにかからないように気をつけて使用してください。

洋服や耳などを黒く染めてしまわないように、ヘアカラー用のケープやイヤーキャップなどがあると便利です。(上記参照

髪が濡れると色落ちするので、濡れないよう十分注意してください。

【黒染めスプレー】市販のおすすめ人気アイテム

フレッシュライト 髪色もどしスプレー ナチュラルブラック」はゆずセラミド配合で、髪を保護しつつなめらかに仕上げます。パリパリに固まりにくいタイプの黒染めスプレーです。

結局どういうふうに選べばいいの?

おすすめの使い分けをご紹介します。

■1~3日ぐらいの短期間のみ黒染めしたい人は、「フレッシュライト 髪色もどしスプレー ナチュラルブラック

■黒染めして、もう明るくせずにそのままずっと黒髪でいたい場合は、「ミルキーヘアカラー 髪色もどし

■黒染めで髪を痛めたくない、今よりも暗くなればいい、そこまで真っ黒にする必要がない場合は、ヘアマニキュアかカラートリートメントを選択。

⇒ カラーリングの時間が長くても大丈夫、頭皮につくのを気にせずに染めたい、サラっとした仕上がりが欲しい場合は、カラートリートメントの「ナチュールバイタル カラーセーフ ヘアマスク」を選択。

⇒ 短時間で染めたい場合は、ヘアマニキュアの「イリヤ カラーコート デコレ」を選択。(頭皮につけないように塗布)

 

 

以上、市販の黒染めで髪色戻しをする際のアイテムの選び方、セルフカラーの方法、コツや注意点についてご紹介しました。

髪色戻しするためのアイテムはたくさんあるので、どれを選んだら良いのか迷ってしまいやすいですが、この記事が参考になれば幸いです。

アルカリカラーの黒染めはセルフでも簡単に行いやすいですが、髪が痛むこと、もう一度明るくしたい場合にはそれがしにくいこと、アレルギー症状を引き起こすことがあることなどの理由から、最後の選択肢として取っておきたい商品です。

髪は一度痛むと直らないことは、多くの人がご存知だと思います。なるべくなら髪への負担が少ない方法で髪色戻しできると、その後の髪のストレスを減らすことができます。

自分の状況に合わせて3つのタイプを使い分けてみてください。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

Have a good hair life!

 

 

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