イチゴカラーとは明るい白髪染めなのに「色持ち良くてダメージ少ない」ヘアカラー

ヘアモデル(柔らかくてツヤのある髪)

おしゃれ染めのように染まる、明るい白髪染めが誕生!

今までの白髪染めといえば、あまり明るく染められないことが常識でした。

白髪をしっかり染めようとすると、暗くなる。

もしくは、明るい白髪染めをするとボカシぐらいにしか染まらず、薄染まりで白髪が光ったり、目立ったりしていました。

それがイチゴカラーの登場で、明るくてもしっかり染まる白髪染めが可能となりました。(特許技術)

 

イチゴカラーは「苺」を使用しているからそう呼ぶのではなく、ヘアカラーの1剤「1倍」に対して2剤を「5倍」混合するので、「1対5=イチゴ」と呼んでいます

従来のヘアカラーでしたら「1対1」の割合で混合しますが、イチゴカラーのこの「1対5」というのがポイントで、この配合にすることにより様々なメリットが生まれます。

  • 明るくてもしっかり白髪が染まる
  • カラーリングのダメージが従来の3分の1
  • 頭皮に対する刺激も3分の1
  • ジアミン染料も従来の3分の1

イチゴカラーの特徴を解説 ・・・ 低刺激でダメージ少ないヘアカラー

イチゴカラーの色見本(カラーチャート)

イチゴカラーの色見本

 

ラインナップはブラウンの一種類のみですが、アッシュやオレンジ、ピンク系など他の色をしたい場合は、カラートリートメントを配合し、様々な色を作ることができます。

明るさも「暗い色~明るい色」まで幅広く対応できます。

どうして明るい白髪染めができるの?

美容師以外の人へは少し難しい話になりますが・・・

ヘアカラーの1剤に対して混ぜる2剤の量が多いことで、脱色が早く進み黒髪がより明るくなります。

また染料の発色も早めるので、白髪への定着もしっかり行われます。

 

通常ヘアカラーは1剤と2剤を「1対1」で混ぜます。

2剤を過酸化水素と呼びますが、この2剤の濃度は6%です。

1対1で混ぜると、この時の2剤の濃度は「3%」になります

(半分で割ったから3%、計算しやすいですね。)

 

イチゴカラーは1剤と2剤を「1対5」で混ぜます。

2剤6%濃度の過酸化水素を「1対5」で混ぜると、2剤の濃度は「5%」になります

 

1剤に同じ量のアルカリ剤が入っているとして、2剤の濃度が「3%」から「5%」にアップすると、その分、髪を脱色するパワーもアップし、より明るくできるということです。

(明るくなったらダメージも大きくなりそうと思いますよね。実際にはダメージを減らすことができます。その説明は次項に書きます。)

 

明るい色で白髪をしっかり染める場合には、黒髪と白髪の明暗差を減らすこと、染料の定着率を上げることが大切です。

この場合、従来のヘアカラーと比べてイチゴカラーの方が、黒髪をより明るくできるので白髪との差が減り、仕上がりの染まりムラを減らすことができます。

また、染料の定着率も良いので「白髪がしっかり染まる」という訳です。

どうしてカラーリングのダメージが3分の1になるの?

美容師なら誰でもこう感じると思います。

「2剤を増やすと髪がダメージするのでは?」

この既成概念は、そもそも間違っていたということを、ヘアカラー講習会に出席した際に教えてくれました。

 

ダメージの加減を決定するのは「アルカリ剤の量」

髪をダメージさせるのは1剤に配合されている「アルカリ剤」の濃度で、2剤でアルカリ剤を希釈すればするほどダメージが弱くなります。

アルカリ剤と過酸化水素を反応させると活性酸素が発生し、ブリーチ・脱色する作用が生まれます。

この時アルカリ剤の濃度が高いほどに、そのブリーチ・脱色作用が強くなります

  • 1剤に配合されるアルカリ剤は「アルカリ性」、2剤に配合される過酸化水素は「酸性」。
  • 1剤のアルカリ剤が多いほどに「強いアルカリ性」になり、髪のダメージが大きくなります。
  • 髪のpHは弱酸性。2剤を増やすことで、そこにどんどん近づくのでダメージを減へらすことができます。

従来の「1対1」では、混合した際にアルカリ剤の濃度が高いですが、2剤の過酸化水素で希釈する量が増えるほどに、薬剤の作用をマイルドにすることができます。(=ダメージが減る)

イチゴカラーの「1対5」では、1剤に含まれるアルカリ剤が3分の1にまで希釈されるので、同じ明るさにするのでも、その分のダメージも軽減できるという理由です。

 

どれぐらい髪のダメージを減らせるのかは、単純に、「1対1」と「1対5」でカラーリングを3回、4回、5回とくり返していくと、髪のダメージ度合いを実際に確認することができます。

もちろん、5回くり返した際に髪のダメージが少ないのは、「1対5」のイチゴカラーの方です。

 

イチゴカラーは「アルカリ剤」「ジアミン染料」を濃縮しているのではない。

よく勘違いされやすいポイントですが、「希釈するのだから、その分多めに配合しているのでは?」と思われてしまいます。

「同じ明るさであれば、従来のヘアカラーと同じ量のアルカリ剤と、ジアミン染料で作られています。」(メーカー談)

これってすごくないですか?

  • アルカリ剤の量が3分の1
  • ジアミン染料の量が3分の1

同じ8トーンや10トーンの明るさにするしても、その分、髪のダメージと頭皮への刺激を減らすことができるということです。

 

いや~素晴らしい。

何回強調しても、したりないぐらいです。

施術をする美容師としても、施術を受けるお客様側としても、最高です。

 

いや~、素晴らしい!!!

(だから特許技術! 笑)

同じ理由から、頭皮に対する刺激も軽減される。ジアミン染料の量も3分の1に減らすことができる。

くり返しになりますが、イチゴカラーは濃縮しているわけではないので、従来のヘアカラーよりも、

  • アルカリ剤の量が3分の1
  • ジアミン染料の量が3分の1

になります。

その分、頭皮への刺激を減らすことができますし、ジアミン染料の配合量も減らすことができます。

一度ジアミンアレルギーになってしまった人は、いくら量が減ったからといって、ジアミン染料配合のカラーリングをしても良いという理由にはなりません。ここには注意が必要です。

これからも続けていくであろう白髪染めには、こういった配慮をしているヘアカラーがいいですね。

お肌トラブルやアレルギーリスクを、少しでも軽減できるのではないでしょうか。

イチゴカラーで「できること」

  • 明るい白髪染めができる。しっかり染まる。
  • しっかり染まるので、色持ちが長続きする。
  • 特許技術で従来のヘアカラーよりも、髪のダメージを減らすことができる。
  • 特許技術で従来のヘアカラーよりも、頭皮の刺激を減らすことができる。
  • 特許技術で従来のヘアカラーよりも、ジアミン染料の量を減らすことができる。
  • 施術時のツンとした臭いがない。

イチゴカラーはどんな人におすすめ?

  • 明るい白髪染めがしたい人
  • 白髪をしっかり染めたい人
  • 髪のダメージを減らしたい人
  • 白髪の退色を抑え、色持ちを良くしたい人
  • 頭皮の刺激が気になる人
  • ジアミン染料の使用量を減らしたい人
  • カラーリングの頻度が高い人

イチゴカラーに関する「Q&A」

イチゴカラーで「おしゃれ染め」できますか?

はい。明るい色もラインナップしていますし、ライトナーといって、さらに明るくするためのカラー剤もありますので、おしゃれ染めも大丈夫です。

その際は髪のダメージ・頭皮の刺激なども、同じように減らすことができますか?

はい、大丈夫です。

イチゴカラーは明るく染めても暗く染めても、その仕組みは同じですので、従来のヘアカラーで同じ明るさにするよりも、3分の1のダメージになります。

イチゴカラーで黒染めはできますか?

はい、大丈夫です。

白髪染めができるタイプのヘアカラーですので、金髪ぐらいの明るい色からでも問題なく黒染めできます。

イチゴカラーの色持ちはどうですか?

髪のダメージが減る分、色持ち良くなっています。

またよく染まるので色落ちを感じにくく、今までのヘアカラーと比較しても色持ちがいいと感じます。

逆に言えば、ダメージが大きいヘアカラーほど退色が早く、色落ちが激しくなるということですね。

ご案内 ◇ 髪と体に優しい姫路市の美容院「スタジオ・ココ」

当店に初めてご来店される方へ「お試しクーポン」をご用意いたしております。ご来店の際にご利用ください。

当店では「安心・安全」を基準に使用する薬剤を取り揃えております。

ヘアカラーにしてもパーマにしても、人生を通して長いお付き合いになるものです。

その日1日だけをキレイに仕上げるのはそれほど難しくありませんが、お客様が本当に望まれるのは、

今だけではなく将来にわたって「キレイになりたい」「キレイを維持したい」

ということだと思います。

 

そのためには髪のダメージケアはもちろん、頭皮や体の健康もとても大切になります。

わたしたちが取り扱うメニューは、自分たちでも色々と調べて納得したものを厳選していますので、安心してご来店ください。

あなたにお会いできることを、心より楽しみにしております。

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