白髪染めした後はいつもかゆみがあったんですけど、それがだんだんとひどくなり、ついにジアミンアレルギーになってしまいました。
白髪染めを止めるわけにもいかないので、何がいいのかいろいろ探したんですけど、「白髪染め用ヘアカラートリートメントがいい」ということを見つけました。
しかし、ヘアカラートリートメントにもたくさんの種類があって、どれを選べばいいのか分かりません。
ジアミンアレルギーがある人でも安心して使える、肌にやさしいヘアカラートリートメントを教えてください。
白髪は見た目を左右する大きなポイントですよね。老けて見られないためにも、おろそかにすることはできません。
そんな中ジアミンアレルギーになってしまうと、白髪染めもままなりません。かなりピンチですが、しかしここはヘアカラーを見直す良いチャンスでもあります。
体にやさしい「白髪染めヘアカラートリートメント」にシフトすることで、これからも安心して白髪染めを続けることができますし、髪も10代の頃のような美しい状態に戻すことができます。
今回はそんな素敵なヘアカラートリートメントをたくさんある中から厳選してご紹介します。
ご紹介する市販の白髪染めヘアカラートリートメントはどれも、
- 安全性が高く
- よく染まり
- 髪の悩みにも対応できる
ものとなっています。
どれにしようか迷ったときは、一度試してみてもいいかもしれませんね。
ヘタな商品に当たる確率を、グンと減らせますよ。
肌に優しい&よく染まる カラートリートメント
豊富なボタニカル成分で、白髪染めしつつヘアケア・スカルプケア・エイジングケアが行え、「髪や頭皮を育むことができるカラートリートメント」
- 安全性へのこだわり(3つもの皮膚刺激テストを実施)
- 他のカラートリートメントと比較しても「よく染まる」(検証済)
- 美容院カラーとの併用OK
- 髪のボリュームが気になる時に
- 植物由来原料 約94%使用
敏感肌やジアミンアレルギーの方でも安心できる白髪染め。美容院ヘアカラーの妨げにならないから、合間のリタッチ染めに使いやすい。
髪だけでなく頭皮への負担もほとんどないので、地肌が気になり始めた方に最適な白髪染め 《レビュー / 他と比較》
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【記事監修】美容院オーナー&美容師
多くのお客様に支持され続け創業46年、髪と体に優しい美容院。髪の悩みだけでなく、薬剤の体への影響も考慮した優しいメニューが好評。記事の内容は仕事で得られる専門的な知識、一般では知れない業界の情報、サロンワークの出来事や経験、お客様の体験談などを元にしています。
ジアミンアレルギーの人が市販のヘアカラートリートメントを選ぶときに意識したいポイント
- 肌への刺激が少ないものを選ぶ
- よく染まるものを選ぶ
- 頭皮ケアできるものを選ぶ
これらのポイントを意識して商品を選ぶと、失敗する確率を減らせます。
肌に低刺激なものを選ぶ
ジアミンアレルギーになってしまった場合は「ちょっとしたことでも過敏に反応する場合がある」ので、なるべく肌への刺激が少ないものを選ぶことが大切です。
これからも安心して白髪染めを続けていく上でも、「安全性」を確保することは大切です。
その次に大切なのが、「よく染まる」ということです。
よく染まるタイプのヘアカラートリートメントを選ぶ
ジアミンアレルギーになってしまったということは、以前は従来の白髪染めをしていたことになります。
ジアミン染料配合の白髪染め(従来の白髪染め)の良いところは、短時間でよく染まって色持ちも良いところです。
ジアミン染料はかぶれるリスクはありますが、その反面、配合すると、かなり使い勝手の良い白髪染めに仕上げることができます。
- 【ジアミン配合の白髪染め】 早く染まって、色持ちが良い。(だけど髪は痛むし、ジアミンアレルギーの場合は使用不可)
- 【ヘアカラートリートメント】 染まりが弱く、色落ちが早い。(だけど髪は傷まないし、ジアミンアレルギーでも使用可)
ジアミンアレルギーになってしまった場合に、代替品としてヘアカラートリートメントを使用すると、どうしても「以前のジアミン染料配合の白髪染め」と「ヘアカラートリートメント」を比較してしまいます。
◆よくある不満は、「染まりにくい」「色落ちが早い」
(※これは塗り方の工夫でしっかり染められるし、色持ちも良くできます。そのやり方は下記でご紹介。)
ヘアカラートリートメントは「染まりの良いタイプ」を選ぶことが大切です。
同じヘアカラートリートメントでも染まり方は千差万別です。
たっぷり塗って長時間待ったとしても、思ったよりも染まらないものもあれば、比較的容易に染まるものもあります。
選ぶ商品が悪ければ、いくら一生懸命塗ったとしても思ったような仕上がりにならないので、まずは「よく染まるタイプ」を選ぶことが大切です。
その上で塗り方や使い方を工夫していけばどんどん上達できますし、自分なりの使い方ができて、快適に白髪染め出来るようになります。
頭皮ケアに対応しているものを選ぶ
これは二次的な要因にはなりますが、白髪染めヘアカラートリートメントには頭皮ケアできるものがたくさんあります。
年齢とともに薄毛が気になる場合には、エイジングケアができるものを選ぶと、より効果的に白髪染めができます。
それでは、これらの条件を全て満たしている白髪染めヘアカラートリートメントを、今からご紹介します。
市販でもかゆくならない白髪染めヘアカラートリートメント ◇おすすめ厳選
【敏感肌やアレルギーの方に】よく染まるのに肌への安全性も高い「マイナチュレ」
低刺激性に徹底したこだわりで頭皮に優しい。
敏感肌やアレルギーの方でも安心できるように、3種類ものテストを実施しています。
◆「パッチテスト」とは、単回使用による皮膚の炎症反応を確認するテストを言います。カラートリートメントをガーゼ等に浸み込ませて皮膚に貼り、24時間後、貼布部位の赤みや腫れなどの反応を観察し判定します。
◆「アレルギーテスト済み」に関しては、「RIPT試験(累積刺激及び感作試験)」を行い、その結果を表示しています。RIPT試験とは連続使用によるアレルギー症状を確認するテストを言います。カラートリートメントを一定期間連続塗布し、それを数回くり返し、皮膚の反応を検査することで、カラートリートメントを継続使用した時に、アレルギーの症状が出るかどうかを判断します。評価・判定については、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医が行っています。
◆「スティンギングテスト済み」に関しては、「スティンギングテスト」を行い、その結果を表示しています。スティンギングテストとは敏感肌の方を対象にした感覚的な刺激を確認するテストを言います。対象者(敏感肌の方)の皮膚にカラートリートメントを塗布し、一過性のかゆみ・ほてり・痛みなどの不快となる感覚刺激を評価します。評価・判定については日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医が行っています。
※ すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないということではございません。
<マイナチュレより抜粋>
他のメーカーは「パッチテスト」「アレルギーテスト」の2つの検査のみですが、マイナチュレはそれに加えてもう一つ「スティンギングテスト」をしています。
これは敏感肌の方への皮膚刺激テストですが、肌が敏感な方でもより安心安全に使用してほしいという想いからです。
こういった所にまで配慮がされているのはとても好感が持てますよね。
数ある白髪染めカラートリートメントの中でも、頭皮や肌への優しさはピカイチです。
肌トラブルがある人には嬉しいカラー剤となっています。
肌に優しいのに「よく染まる」
美容院で仕事している時に度々カラートリートメントの話になることがありますが、その中で「染まりが悪い」という不満をよく聞きます。
その際にこのマイナチュレを紹介すると、今までのカラートリートメントでは満足いかなかった人も納得される人が多いですよ。
こちらとしても「肌に優しくてよく染まるタイプ」はおすすめしやすいです。
【追記】マイナチュレがどれぐらい「よく染まる」のか、他のカラートリートメントと比較してみました
左から順に「マイナチュレ」、真ん中「DHC」、右が「ビゲン」です。
(※染色条件:説明書の放置時間、1回染め)
最初のマイナチュレが、やっぱり一番よく染まっていますよね。
おすすめの染め方としては、乾いた髪に塗ってから30分放置時間を取る方法です。
そのやり方でも実験してみました。
左から順に「マイナチュレ」、真ん中「DHC」、右が「ビゲン」です。
(※染色条件:放置時間30分、1回染め)
明確に差が出ましたね。
やはり「よく染まる」のはマイナチュレです。
合わせやすい色
自然なブラウン色で、いろんなヘアカラー毛にも合わせやすい色となっています。
カラートリートメントによくありがちなのは緑色が強く出たり、紫っぽい色に染まったりと、「既染部分との馴染みが悪い」ことです。
このマイナチュレは自然なブラウン色に染まり、色あせる際も他の色が突出して現れるわけではないので、使いやすく仕上がっています。
美容院のカラーリングの妨げにならないので、次までの合間にリタッチ染めしたい際にも最適なカラートリートメントです。
年齢と共に出てくる悩みも一緒にケアできる
「ヘアケア」「白髪ケア」「スカルプケア」「エイジングケア」ができる。
1本で4役兼ねたカラートリートメントなので、年齢を重ねると共に大きな悩みになりやすい
- 薄毛で頭皮が気になる
- 地肌に優しい白髪染めがしたい
- ハリ・コシが欲しい
といったことも染めるついでに一緒にケアできます。
スカルプケアできるカラートリートメントなら、カラーリングの時間が「地肌をケアするための時間」に変わります。
地肌ケアに有効な天然成分
◆ゴボウ根、ロースマリー葉、セイヨウキズタ葉、アルテア根、スギナ、ボタン、ガゴメ
◆アルニカ花、オドリコソウ花、セイヨウオトギリソウ、カミツレ花、セージ葉
年齢を重ねて衰えた頭皮や毛髪の環境を整えて、気になる髪の「うねり」「ぱさつき」「へたり」や頭皮のダメージ、ニオイなどに働きかけます。
多くの方に安心してご愛用いただけるように、髪や頭皮にダメージを与えることのない成分を厳選しています。
<マイナチュレより抜粋>
以上の4つがマイナチュレをおすすめする大きなポイントです。
トータルバランスに優れたカラートリートメントなので、多くの人が満足できると思います。
マイナチュレが適している方
- 敏感肌やアトピー体質などで肌が弱い。
- しっかり染まるカラートリートメントを探している。
- 「髪痩せ」が気になり始めた。
- 妊娠中でも白髪染めしたい。
マイナチュレ 購入先
色は2種類発売されていますが、染まりを重視する人は「ダークブラウン」、明るめなら「ブラウン」がおすすめです。
【ケア重視】ダメージにお悩みなら補修効果が高い「デイラルカラー」
美容室でよく使われる補修効果が高い&持続性のある成分を使用しているサロン品質のカラートリートメント。
- 【エルカラクトン、ナノリペア】 ドライヤーの熱で反応し強固に結合。キューティクルのめくれ上がり、うねり、絡まり、ハリコシなどを改善。シャンプーしても効果が持続する。
- 【ペリセア】 髪にすばやく浸透し、内部からダメージを補修。毛髪の強度・太さ・水分量を回復させる。皮膚のダメージも同時に改善。
<詳細はこちら>
またエイジングケアとして話題になっている「幹細胞」を4種類配合し、年齢と共に低下する頭皮環境を整え、髪の育成をサポート。
ダメージケア・頭皮ケア・ボリュームケアを強く意識して作られていて、髪の衰えが気になる人には嬉しい処方です。
エイジングケア色の強いカラートリートメントとなっています。
人気美容室オーナーが監修したというだけあってトリートメント性能が高く、仕上がりの質感には満足感があります。
色も濃く染まり、美容室ヘアカラーとの併用にも合わせやすい色味となっています。
トリートメント&頭皮ケア成分が贅沢なので、すぐに洗い流すのはもったいなく思ってしまいます。気持ち長めの放置時間をおすすめします。
その方が髪質改善効果もしっかりと感じられます。
デイラルカラーが適している方
- より補修効果の高ものを探している。
- エイジングケア向けのカラートリートメントを探している。
- 黒色でしっかり染まるものを探している。
- 統一感のあるグレイヘアにしたい。(アッシュグレーが有効)
デイラルカラー 購入先
しっかり染めたい、濃く染めたい場合は「ダークブラウン」、明るい白髪染めのリタッチに使用するなら「ブラウン」がおすすめです。
白髪染めラインナップに「アッシュグレー」があり珍しいですが、これはきれいなグレイヘアにしたい場合に効果的です。
メンズなら「ブラック」でしっかり染める、もしくは「アッシュグレー」で白髪をぼかすなどがおすすめです。
【最短5分の早染め】染毛力と優しさのバランスが◎「ベルタ」
「W染毛処方」・・・ ダブルのカラー因子がキューティクルを開くことなく(髪をダメージさせないで)、髪の外側と内側の両方からしっかり染毛。
また美容液成分65種類は業界トップクラス。3種類のナノ化補修成分も合わせて、髪と頭皮にしっかりと潤いを届けます。
- 髪と頭皮に優しいph設計
- 33種の植物由来エキスが潤い&頭皮環境改善
- ツンとする刺激臭なし
ベルタは育毛剤やシャンプー&トリートメントなどもライナップしてるヘアケア&ヘルスケアメーカーなので、頭皮ケアに関するノウハウは信頼がおけます。(シリーズ累計600万本以上)
放置時間が5分でいい早染めタイプとなっています。
時間が待てない人には嬉しいですね。
(※なるべくならもう少し長めに置いた方が、もっとよく染まりますけど 笑)
使い勝手がいいので、色によっては生産が追いつかず、売り切れになるほど人気です。
ベルタが適している方
- 早染めタイプのカラートリートメントを探している。
- 染まりやすいものを探している。
- 髪のパサツキ、頭皮の乾燥が気になる。
ベルタ ヘアカラートリートメント 購入先
色は「ダークブラウン」「ソフトブラック」の2つがありますが、大半のケースはダークブラウンでOK。
【天然由来99%】明るめでしっかり染まる「ハーバニエンス」
ハーバニエンスはボタニカルケアがとても有名です。
天然由来100%、もしくは天然由来99%といった商品が多く、自然派志向の方じゃなくても安心して使い続けられます。
今回のヘアカラートリートメントも豊富なボタニカル成分でスカルプケアが充実しています。
白髪をケアするだけでなく、頭皮や毛根からイキイキ。
いつまでも若々しい髪でいたい方にピッタリです。
72種類ものボタニカル成分を使用しています。
また天然色素も使ったトリプルカラー処方なので、明るい色でもしっかり。
明るい髪色に合わせて染めたい場合におすすめ。
ボタニカルへの徹底したこだわりが好評で、シリーズでは20冠を達成しています。
ハーバニエンスは「乾いた髪に塗るタイプ」となっていますので、カラートリートメントした後にシャンプーできます。
- すすぐだけでは物足りないと感じていた。
- 頭皮の色残りが気になっていた。
- カラトリでも痒みを感じていた。
ハーバニエンスが適している方
- 天然由来や無添加にこだわりたい。
- 染めるついでにスカルプケアもしたい。
- 明るめに染まるカラートリートメントを探している。
- 定番のダークブラウンは暗いと感じている。
- ベージュ系カラートリートメントを探してる。
ハーバニエンス 購入先
基本は「ナチュラルブラウン」でOK。かなり明るい髪色なら「ベージュブラウン」
白髪染めヘアカラートリートメントの基本的な使い方と「一回で上手に染める方法」
セルフカラーする際の基本的な使い方(お風呂で染める方法)
お風呂で使用します。最初にシャンプーしておいて、タオルで軽く水気を取ります。したたる水分をとる感じです。完全に乾かす必要はありません。
白髪が特に気になる部分から染めていきます。大抵は「頭頂部・分け目・つむじ・顔周り」などです。
気になる部分を塗り終えたら、所定の放置時間をおきます。(※しっかり染めたい場合は長めの放置時間がおすすめ)
流す際は色が出なくなるようになるまでしっかりとすすぎます。シャンプーやコンディショナーをする必要はありません。
タオルで拭いてドライヤーで乾かします。
使用する頻度としては最初の1週間は3日間連続で行い、それ以降は週1~2回間隔でカラーリングするようにします。
市販でも1回でよく染まる「上手な染め方&コツ」(乾いた髪へ染める方法)
1回のカラーリングでしっかりと染めるためには「乾いた髪へ使用」して、以下の3つを意識してみてください。
- たっぷりと塗布する。
- 塗布後はラップし、染めた部分が浮かないように上から押さえつける。
- 置き時間は長いほど良い。
この辺りを意識することが上手に染めるコツです。
▼ 濃く染めるやり方 ▼
シャンプーする前の乾いた髪へたっぷり塗布します。
塗布後はラップをします。
カラートリートメントは染める力が弱いので、塗布した部分が浮いていたりするとほとんど染まりません。
なので塗布した部分とカラー剤が密着するようにラップの上から押さえつけます。
放置時間を最低30分。
待てるならもっと時間を置く方がよく染まります。
染まりやすい・染まりにくいは髪質によって変わりますので、その辺りの加減は実際に使用しながら自分にぴったりの放置時間を見つけてください。
放置時間終了後は、いつも通りにシャンプー&トリートメントを行います。
◆「乾いた髪へ染める方法」と「お風呂で染めるやり方」では、これぐらいの差がでます
(※左が乾いた髪、右がお風呂)
さらに詳しい情報は以下のページをご覧ください。
◆しっかり染めたい場合のカラートリートメントはどれを選ぶ?
「マイナチュレ」のダークブラウンがおすすめです。
染まりにくい「もみあげ」はどう染める?
美容室でよく質問されるのが「もみあげの白髪が染まりにくい」ということです。
- もみあげをしっかり染める対策としては、上記のよく染まる方法と同じですが、もみあげにもたっぷりと塗布した後、ラップして、もみあげが浮かないように上から押さえつけます。
- 放置時間を待っている間はどうしてもまた浮いてきやすいので、度々押さえつけるようにします。
とにかくカラー剤が染めたい部分に付いてないと染まりませんので、そこを意識してください。
白髪染めヘアカラートリートメント「よくある質問」
染まらない・染まりにくい場合の対処法
まずどちらの使い方をするかで、対処法が少し変わります。
- お風呂で染める方法 ・・・ シャンプー後に塗って、5~10分待つだけの手軽な方法。(短時間で良いが薄く染まり、色落ち早い、頻繁に染める必要有)
- 乾いた髪に塗る方法 ・・・ 乾いた髪に塗って、長時間おいて、しっかり染める。(長時間必要だけどしっかり染まる、色持ちする、頻繁に染める必要なし)
「たっぷり塗る」「浮かないように髪を密着させる」
どちらの塗り方の場合でも「たっぷり塗る」「頭皮に密着させるように塗る(浮かせない)」のが大前提です。
カラートリートメントはその性質上、「従来の白髪染めよりも染まりにくい」です。
なので軽く塗っただけでは、染まりません。
髪を傷めず、肌トラブルを起こしにくいヘアカラーなので、頭皮にたっぷりと押し付けるように塗布してください。
染めたい白髪部分にたっぷりとカラートリートメントがついていて、なおかつ白髪が頭皮から浮いていない、カラー剤に白髪が浸されている状態にしておく必要があります。
乾いた髪に染めるケースでは、塗布後にラップして上から押さえ込み、カラー剤と白髪を密着させることが大切です。(カラー剤に白髪を漬け込むイメージ)
お風呂で染める場合でもラップをして押さえつけた方がいいですが、面倒な場合は「白髪が見えないぐらいにカラー剤をのせる」ことがポイントです。
置き時間は長めにする
置き時間も大切です。
お風呂で染める場合でも、乾いた髪に染める場合でも、放置時間を長くおけばおくほどしっかり染まり、色持ちも良くなります。
いつもより長めの時間をおくように心がけてみましょう。
ここで紹介しているカラートリートメントは、きちんと塗ればちゃんと染まります。
なのに「染まっていない」「薄染まりになる」という状況なのは、
- 塗ったつもりでも塗れていない
- 塗布量が少ない
- 放置時間が少ない
原因はこれしかありません。
色持ち良くするためには「長めの放置時間」がベスト
カラートリートメントは従来の白髪染めと違って髪の中まで染めているわけではなく、表面を染めているヘアカラーです。
なので「髪を濡らす度に少しずつ色落ちする」性質があります。
カラートリートメントでしっかり染めて色持ちも欲しい場合は、「乾いた髪に塗る方法」をおすすめします。
髪質にもよりますが30分~1時間ほどおけば、一回でしっかり染まり、色持ちもかなり伸ばすことができます。(それでも少しずつ色落ちはします)
お風呂で染める方法は手短に染められる分薄染まりになるので、どうしても早く色落ちしてしまいます。
白髪が十分に染まったと感じるまで毎日連続して使用し、その後は1週間に1~2回使用することで白髪の染まりを継続させることができます。
どちらの方法が最適なのかはご自分の状況に合わせて使い分けてみてください。
すすぎが大変と感じる場合の対処法
お風呂で染める方法だと、カラートリートメント使用後はすすぐだけで、シャンプーもせずに終了することになります。
メーカーとしてはすすぎが甘いとタオルや枕・衣服への色移りがあり、クレームになってしまいます。
そういったクレームを避けるために、「すすぎ水の色落ちが確認できなくなるまでしっかりとすすいでください」と説明しています。
シャンプーなしではすすぎ水の色はなかなかなくならないですし、長時間すすぐ行為は「せっかく染めたカラートリートメントをわざわざ落としている」ようなものです。
ある程度すすぎ水に色が残っている状態でも、それぐらいでよしとするか、もしくは多少面倒でも、「乾いた髪に塗る方法」で長めの時間を置いて、洗い流す際は普通にシャンプーとトリートメントをしてください。
一度シャンプーすれば、衣服や周りへの色移りも同時に減らるのでおすすめです。
顔周りや頭皮への色残りが気になる場合の対処法
「お風呂で染める方法」だとその後はお湯ですすぐだけなので、地肌や頭皮にカラー剤が残りやすい状態です。
シャンプーしない場合は、しっかり予防しておくことが大切です。
- 塗る前には、色残りが気になる部分には保護クリームを塗っておく。
- 塗り終わった際は、カラー剤が余計な部分についてないかチェック。
- それでも色残りする場合は、石鹸かシャンプーで軽く洗いましょう。
おすすめは「乾いた髪に塗る方法」で少し長めの時間をおいて、シャンプーとトリートメントをすることです。
やはり一度シャンプーしてあげた方が、余計なカラー剤をしっかり落とすことができます。
また敏感肌の方は、お肌や頭皮に余計なカラー剤を残さない方が肌トラブルの回避にもなります。
低刺激なカラートリートメントでもかゆみが出る・かぶれる場合の対処法
肌に優しいカラートリートメントですが、それでもかゆみが出るケースがあります。
- 【地肌のカラー剤が落ちていない】 ほとんどの場合はこのケース。お風呂で使用する場合だとすすぐだけなので、カラー剤が地肌に残っているのかもしれません。
- 【植物成分が合わない】 ここで紹介しているカラートリートメントは植物成分をたっぷり使用しているので、それが合わないのかもしれません。
- 【化粧品染料が合わない】 化粧品染料はジアミン染料と違って安全性の高い染料ですが、稀にそれに対しても反応している超敏感肌の方もあります。
かゆみが出る場合は、カラー後はすすぐだけではなくて、シャンプーするようにしましょう。案外それだけで、かゆみが収まることも多くあります。
その場合は「乾いた髪に塗る方法」が、シャンプーでの色落ちを軽減できるのでおすすめです。
どうしても体質に合わない場合は、残念ですがカラートリートメントは諦めて、「頭皮につけないように白髪染めできるヘアマニキュア」で代用しましょう。
頭皮に付けないと、肌トラブルは解消できると思います。
カラートリートメントの使用頻度や間隔はどれぐらいがいい?
お風呂で染める場合のケースでご説明します。(乾いた髪に染める方法ではしっかり染まるので、気になったタイミングでOK)
カラートリートメントを初めて使用する際は染まりが弱いので、間隔を詰めて、白髪が染まったと感じるまで毎日行います。(大体3回ぐらいで染まったと感じる人が多い)
その後は白髪が気になるタイミングで染めるようにするといいでしょう。
大抵は週1~2回で続ける人が多いです。
週1ペースで染める際は、いつもより気持ち長めに放置時間をとると、よく染まるようになります。
カラートリートメントと他のヘアカラーの併用について
基本的にカラートリートメントと他のヘアカラーの併用は大丈夫です。
- 美容室ヘアカラーとの併用
- 市販カラー(白髪染め/おしゃれ染め)との併用
- ヘアマニキュアとの併用
- ヘナとの併用
どの組み合わせでも大丈夫です。
カラートリートメントを2種類混ぜても大丈夫?
同一メーカーでも他メーカーでも、基本的には混ぜて使用できます。
色の作り方は絵の具を混ぜる感じと一緒なので、作りたい色のカラートリートメントさえ持っていれば、簡単に自分好みの色が作れます。
しかし、こういったことはメーカー保証の範囲ではないので、自己責任で行ってください。
ジアミンアレルギーの人でも使える白髪染め「まとめ」
従来の白髪染めを使っていてジアミンアレルギーになった場合は、「ジアミン染料不使用の白髪染め」を使用する必要があります。
白髪染めヘアカラートリートメントはノンジアミンで、アレルギーがある方でも安心して使用できるヘアカラーです。
髪のダメージもなく、ふんわり柔らかい仕上がりになることも人気の要因です。
またお風呂で手短に染められたり、長時間おくことで一回でもしっかり染められたりと、使い方に工夫が出来るのも大変便利です。
そういった理由から最近はよく流行っている「セルフカラー用白髪染め」です。
白髪染めヘアカラートリートメントにもたくさんの種類がありますが、以下の3つを意識して選ぶと、失敗する確率をグンと減らせます。
- 肌への刺激が少ないものを選ぶ
- よく染まるタイプを選ぶ
- 頭皮ケアできるタイプを選ぶ
この条件を満たしたヘアカラートリートメントが以下です。
肌に優しい&よく染まる 白髪染めカラートリートメント
しっかり染まるのに肌にも優しい「マイナチュレ」。 皮膚刺激テストを3つも行い安全性への配慮がピカイチ。植物由来成分たっぷりで染めつつ、スカルプケアも同時にできたりと、トータルバランスが優秀。どれにしようか迷ったらこの1本。
濃いめなら「ダークブラウン」、明るめなら「ブラウン」を。
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美容室でよく使う補修効果が高い&持続性のある成分を配合。またエイジングケアとして話題の「幹細胞」を4種も配合してあるサロン品質のカラートリートメント。「白髪を染めつつダメージケアしたい」という方に最適です。
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最短5分の早染め! ダブルのカラー因子が外側と内側の両方からしっかり染毛。トップクラスの美容成分数(65種類)とナノ化成分が毛髪内部に高浸透、髪だけでなく頭皮も癒やす「美容液カラートリートメント」
「ダークブラウン」「ソフトブラック」がありますが、大半のケースはダークブラウンでOK。
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基本は「ナチュラルブラウン」でOK。かなり明るい髪色なら「ベージュブラウン」
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ジアミンアレルギーになった場合は、従来の白髪染めができないので不便に感じてしまいますが、これらのヘアカラートリートメントを使うと安心して白髪染めを続けられます。
白髪染めで肌トラブルがある場合は、特に、肌にやさしいタイプの白髪染めをおすすめします。
髪のダメージもなくなり、10代の頃のような健康的な髪を取り戻すことができますよ。
以上、「ジアミンアレルギーでもかぶれない市販ヘアカラートリートメント」についてでした。
■ 市販でかぶれない白髪染めはどれ?ジアミンアレルギーでも使えるカラー剤
■ 白髪染めで頭皮がしみる・痛い、地肌が弱い場合のヘアカラー対策について
■ ヘアカラートラブルがある際のセルフカラーには「ノンジアミンカラー」、白髪染めなら「カラートリートメント、ヘナ、ヘアマニキュア」がおすすめ
- 天然100%の白髪染め「ヘナ」市販のおすすめを比較
- ジアミンアレルギーでも白髪染めOKな「ヘアマニキュア」市販でおすすめはどれ?
- ヘアカラーのかゆみを緩和「ノンジアミンカラー」なら おしゃれ染め&白髪染めもできる
■ 髪や頭皮に優しいシャンプー・トリートメント、ホームケア まとめ