悩み、コツ

カラートリートメントは髪を痛めることなく白髪染めできたり、またカラーアレルギーの心配を最小限に抑えることができる良い商品です。

通販ショップやドラッグストアなどで簡単に購入できることから、お手軽に使用出るようになりました。

白髪染めカラートリートメントがよく使用されるにつれて、お客様から、

  • 染まらない
  • 染まりにくい
  • ムラになる
  • 色落ちが早い
  • 日持ちしない
  • すぐ落ちる

といったお悩みを聞くことが増えました。

良い機会ですので一度このカラートリートメントの上手な使い方や、一回で染まるコツなどをご紹介します。

ポイントは、商品に表示されている「説明書通りの使い方ではしっかり染めるのは難しい」ので、少しアレンジして使用します。

 

一般的な白髪染めカラートリートメントの使い方

  1. 先にシャンプーを行い、タオルで拭いて、濡れた髪の状態にします。
  2. (お風呂場で)カラートリートメントを塗布します。
  3. 5~15分間ぐらい自然放置して待ちます。
  4. 待ち時間が終わったら、お湯で色が出なくなるまでしっかりすすいで終わります。(シャンプーはしない)

 

メーカーが推奨している使い方のデメリット

ほとんどのメーカーがこの使い方で説明してあります。

この使用方法でカラーリングをすると、

  • 一回では染まりにくく薄い色でしか染まらないので、白髪がしっかり染まったと感じるまで毎日する必要がある
  • カラートリートメントの使用頻度が高いので、コストも大きくなる。(メーカーが喜ぶ 笑)
  • 濡れた髪へ使用するので、先にシャンプーをしないといけない。毎回だとこれが面倒に感じる。

といったデメリットがあります。

メーカーがこの使い方を推奨しているのは、

  • カラーリングが短時間で済む方が簡単なイメージで売りやすい
  • 短時間の方が施術トラブルになりにくい
  • 毎日使用してもらう方が頻度が増えて商品がたくさん売れる

という理由だと思います。

メーカーさんには悪いですが(笑)一回で染まる使い方をマスターしたほうが便利だと思いますので、頑張って練習してみてください。

カラートリートメントをうまく染める最大のコツは、「放置時間を長め」にとることです。

放置時間が短時間だとアルカリカラー剤などの白髪染めと違って染まりにくいので、「染まらないしすぐ落ちる」ということになります。

 

白髪染めカラートリートメントの上手な使い方

  1. シャンプーせずに洗面台などで乾いた髪へ塗布します。(シャンプーする時に脱ぎやすい服がおすすめです)
  2. 塗布後は上からラップをして、カラートリートメントがついている根元の髪が浮かないようにしっかり押さえつけます。
  3. 放置時間を1~2時間とります。おすすめは2時間以上、長いほどよく染まり、色持ちが良くなります。
  4. 放置時間終了後は、いつも通りにシャンプー&トリートメントを行う。

 

ポイントの説明

本当はシャンプーして濡れた髪へ塗布するほうがいいですが、ここではシャンプーする手間を省いて、その分放置時間をしっかりと取るようにします。

塗り方は一般的な白髪染めと同じように根元のリタッチ染め、気になる分け目、もみ上げ・こめかみ、顔周りなどの部分染めを行います。

塗り終わったら上からラップを巻きます。その時カラートリートメントがついている部分が浮かないように、しっかり押さえつけます。

カラートリートメントはアルカリカラー剤と違って染める力が弱いので、根元が浮いて薬剤がついてない部分は染まりません。頭皮とラップで染めたい白髪部分を挟み込むように押さえます。

その状態のまま1~2時間ぐらいの放置時間を取ります。

長ければ長いほどよいので、2時間以上でも大丈夫です。服を着ている状態ですのでテレビを見たり、家事をしたり、適当に時間を潰しながらお待ち下さい。

家事をしたりして動いているとラップが浮いてきやすいので、時々チェックし、浮いていたらまた抑えてください。

十分に染まる時間を確保した後は、いつものようにシャンプー&トリートメントをして終了です。

 

長い放置時間をとることについて

カラートリートメントは一般的な白髪染め(アルカリカラー剤)のジアミン染料と違って、HC染料・塩基性染料という優しい化粧品染料を使用しています。

頭皮に長時間つけても、カブレといったアレルギー症状を引き起こすことがあまりありません。

(これは私の勝手なイメージですが、ジアミン染料のアレルギーが全体の2~3%の人に起こるとすれば、化粧品染料はそこから更に2~3%ぐらいという感じがします。)

かゆみや違和感を感じる人は長時間おくのはやめた方がいいですが、通常でしたら、ヒリヒリしたりしみたりという感じもなく、頭皮にトリートメントが付いているというだけの感覚だと思います。

そういう場合でしたら、長めの放置時間でもトラブルになりにくいと思います。

メーカーの推奨方法以外の使い方になりますので、自分の体調などを考慮しながら自己判断で使用してください。

メーカーは毎回48時間のパッチテストをしてくださいとも書いています。

(毎回のパッチテストなんて、ほとんどの人はしないしできないと思いますが、、、メーカーは責任逃れのために、、、 笑)

 

 

一回でうまく染めるコツ

  • 染めたい部分にカラートリートメントをたっぷりと使用する
  • 塗布後はラップをし、上から薬剤がしっかりと付くように抑える。
  • 放置時間を長めに取る。(おすすめは2時間以上)
  • それでも染まりにくい時は、ダークブラウンなどの濃い色を使用する

カラートリートメントでうまく染めるためのコツは、大きくこの4つぐらいしかありません。

染まりにくい時はこの4つのどれかができていないので、ここを意識して何度が挑戦してみてください。そのうち一回で染まる上手な使い方が分かってくると思います。

うまく染めるコツが分かってくると何度も回数を重ねる必要がなく、適度な頻度で白髪を綺麗に染めることができるようになります。

アルカリカラー剤の白髪染めと違って、髪の毛が痛まないのがカラートリートメントの良いところです。

たとえうまく染まらないくて回数を重ねたとしても、髪の毛の痛みを気にしなくても良いので、はじめは練習と思ってあきらめずに挑戦してみてください。

従来の白髪染めを使用している時よりも、知らず知らずの間に髪の毛の痛みが良くなっていることに気づくと思います。

 

ジアミンアレルギーとカラートリートメント

カラーアレルギーが出てからスタジオ・ココにご来店されるお客様の中には、従来の白髪染め(アルカリカラー剤・市販品)を使って、自宅で週一回の頻度で染められている人がいます。

従来の白髪染め(アルカリカラー剤)は使用頻度が増えるほどに、ジアミンアレルギーになる確率も増えることには注意が必要です。

いったんジアミンアレルギーが出てしまうと、ジアミン染料を使用するカラー剤を使うことができなくなりますので、白髪染めが大変不便になります。

特に週一回ぐらいの高い頻度で染める人には、カラートリートメントを使用してほしいと切に願います。

従来の白髪染めは簡単でよく染まりますが、髪のダメージとジアミンアレルギーの可能性を含んでいることを忘れないでほしいです。

カラートリートメントの化粧品染料でしたらこういったことになりにくいので、使い方を自分なりに工夫して白髪と上手に付き合っていけたらいいですね。

 

 

関連記事です。

ジアミンアレルギーになっても白髪染めできる当店のヘアカラーは、こちらのタイプになります。

 

ヘアマニキュアもジアミンアレルギーの人へ白髪染めできます。

⇒ 「ヘアマニキュアとは? ジアミンアレルギーでも白髪染めOK! 市販のおすすめ、セルフの使い方、コツ」

 

ジアミンアレルギー対応のおしゃれ染めはこちらのタイプ。

 

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