ジアミン染料由来の諸症状、緩和には「ノンジアミンカラー」
こんな悩みありませんか?
ヘアカラー後はだんだんとかゆみが続くようになってきました。
ネットでいろいろ調べたら、どうやら「ジアミン染料」が原因らしい。
ジアミン染料不使用でも「おしゃれ染め」や「白髪染め」できるものありませんか?
- カラーリング後は頭皮のかゆみがある。また次第に長引くようになってきた。
- カラーリングの最中から頭皮がかゆい。
- いつかジアミンアレルギーを発症しないかと心配している。
ヘアカラーでこのような症状を感じていると、とても不安になりますよね。
最近ではテレビでもヘアカラーによるかぶれやアレルギーの諸症状を目にする機会が増えました。
顔がぱんぱんに腫れたりする衝撃的な内容をテレビで見たこともあります。
ここまでひどくなるのは稀ですが、しかし違和感を感じているのに無理してヘアカラーを続けるも良くありません。
そういった場合には、かぶれやアレルギーを引き起こす大きな原因である「ジアミン染料」を使用しない、「ノンジアミンカラー」してみるのも一つの方法です。
そうすることで、ヘアカラーの際に感じる不快感を緩和しつつ、カラーリングできるかもしれません。
ジアミンアレルギーを一旦発症してしまうと、ジアミン染料配合のヘアカラーは今後一切使用できなくなるので、そうなってしまう前に早め早めに対処することをおすすめします。
今回はノンジアミンで「おしゃれ染め」や「白髪染め」するためのヘアカラー、商品の使い方、どういったケースで使用できるのかなどをご紹介します。
【この記事の内容】
- このノンジアミンカラーはプロ向けカラー剤のため、理美容資格を持つ美容師に向けて書いています。理美容技術者がセルフカラーする際に参考にしていただければ幸いです。
- 【免責】何か不都合が起こりましても、当店では責任は負いかねます。自己責任でご使用ください。
肌に優しい&よく染まる カラートリートメント
豊富なボタニカル成分で、白髪染めしつつヘアケア・スカルプケア・エイジングケアが行え、「髪や頭皮を育むことができるカラートリートメント」
- 安全性へのこだわり(3つもの皮膚刺激テストを実施)
- 他のカラートリートメントと比較しても「よく染まる」(検証済)
- 美容院カラーとの併用OK
- 髪のボリュームが気になる時に
- 植物由来原料 約94%使用
敏感肌やジアミンアレルギーの方でも安心できる白髪染め。美容院ヘアカラーの妨げにならないから、合間のリタッチ染めに使いやすい。
髪だけでなく頭皮への負担もほとんどないので、地肌が気になり始めた方に最適な白髪染め 《レビュー / 他と比較》
>> 61%オフ 送料無料 <<
【記事監修】美容院オーナー&美容師
多くのお客様に支持され続け創業46年、髪と体に優しい美容院。髪の悩みだけでなく、薬剤の体への影響も考慮した優しいメニューが好評。記事の内容は仕事で得られる専門的な知識、一般では知れない業界の情報、サロンワークの出来事や経験、お客様の体験談などを元にしています。
【重要】ノンジアミンカラーを使用する前に知っておきたいこと
商品をご紹介する前に、まずは知っておいてほしいことを2つお知らせします。
- ジアミンアレルギー発症後には使用できない。
- 市販でも購入できるが、プロ向け商品(理美容技術者専用品)である。
どういうことか今からご説明します。
ノンジアミンカラーだけど、ジアミンアレルギーの場合にはおすすめできない
ノンジアミンカラーはその名の通り「ジアミン染料不使用」です。
しかし、「ジアミンアレルギーの場合は使用しない」との説明書きがあります。
その理由としては、ジアミン染料でアレルギー反応を起こした人は、類似する成分へも同じようにアレルギー症状を起こすことがあるからです。
このノンジアミンカラーも「ジアミン染料に近い性質の染料」は使用しています。
ジアミン染料ほどのアレルギー症状を引き起こす可能性は少ないですが、完全にアレルギーにならないわけではないからです。
ヘアカラーのアレルギー症状は大半の場合はかゆみなどの症状で、大きなトラブルに発展することもごく稀なケースです。
しかしある一定数の少数の人は、重篤な症状に発展することもあります。
「ノンジアミンカラーといえどもそういった可能性がある」ということを一つ知っておいてください。
じゃあ、ジアミンアレルギーの場合、このノンジアミンカラーは絶対使用できないの?
というと実際はそうでもありませんが、しかしこういうことはメーカーの意に反することですし、当店としてもそれをおすすめするものではありません。
基本的には、あくまでもジアミンアレルギーを発症する前のかゆみや頭皮の違和感を緩和したり、予防のために使用することを前提でご紹介しています。
ノンジアミンカラーは理美容師免許を有する技術者向けのヘアカラーである
このノンジアミンカラーはAmazonなどの通販サイトで購入することができますが、理美容師免許を有する技術者が使用することを目的に作られたヘアカラーです。
一般の方が使用するために作られたヘアカラー(=ドラッグストアー等で販売されているヘアカラー)とは目的が違うものです。
またそのため、カラーリングに必要なものがすべて揃った状態で販売されていませんので、使用する際には「1剤、2剤、ハケ、カップ、保護ケープ、イヤーキャップ、手袋」など事前に用意する必要があります。
1剤のみを購入してもすぐに使用できるわけではありませんので、購入する際はご注意ください。
⇒ カラーリングの際にあると便利なアイテムはこちらをご覧ください。
【ノンジアミンカラーとは?】 かゆみ・かぶれ・ジアミンアレルギーの予防に最適なおしゃれ染め&白髪染め
<ノンジアミンカラー ホームページより>
ノンジアミンカラーを超簡単に説明すると、「ジアミン染料を使用していない以外は、従来のヘアカラーと同じカラー剤」です。
おしゃれ染めもできますし、白髪染めもできます。
ノンジアミンカラーが苦手なことといえば、真っ黒な色に染められないということです。
といっても、濃い目の茶色ぐらいには染められるので、白髪染めも問題なくできます。
黒髪レベルへの黒染めだけが難しいということです。
ノンジアミンカラーは発色する色がクリアで透明感があるため、ジアミン染料と同等の濃さを出すために約1.3倍のノンジアミン染料を使用しています。
そのためメラニン色素が抜けた部分にもしっかりと入り込み、発色が良くなります。
それでいて濃くならないのが特徴です。
白髪染めにも対応できますが、おしゃれ染めに最適なヘアカラーともいえますね。
ノンジアミンカラーの特徴
- 理美容師が使用することが前提のプロ向けヘアカラー剤。
- アレルギー要因である「ジアミン染料」不使用。
- ジアミンに似た性質の染料は使用しているので、すでにジアミンアレルギーの人へはおすすめできない。
- ジアミン染料に対するかゆみ・かぶれ・アレルギーへの予防に最適。
- 敏感肌の人やヘアカラー時の不快症状緩和に。
- ジアミン染料を使用していない分、肌への刺激が緩和される。
- おしゃれ染め可。白髪染めも可。
- 黒染めはできない。(濃い茶色ぐらいはOK)
ノンジアミンカラー「おすすめできる人 / できない人」
<おすすめ>
- ジアミンアレルギーにならないよう気をつけたい。
- ヘアカラー時の不快症状を緩和したい。
- 従来のヘアカラーではかゆみが出る。
- 敏感肌タイプ。
<おすすめできない>
- 既にジアミンアレルギーを発症している。
- 妊婦さん。
- 真っ黒な黒髪レベルの黒染めがしたい。
- 明るくしない白髪染めを求めている。(=カラートリートメント、ヘナ、ヘアマニキュアがおすすめ)
※ 明るくしなくていい白髪染めの場合には、以下のタイプをおすすめします。
【ジアミン不使用】肌に優しい&傷まない白髪染め
■カラートリートメント ・・・ 安全性の高い化粧品染料を使用するトリートメントタイプの白髪染め。ジアミンアレルギーでも染められる。脱色剤を使用しないので髪を傷めず、肌にも優しい。
-
- 美容院との併用がしやすい。
- 頭皮への刺激やカユミの心配もなし。
他と比べてもよく染まるのがマイナチュレ。白髪染めしつつヘアケア&スカルプケアが行え、髪と頭皮をいたわりながら染められる。
■ヘアマニキュア ・・・ 爪のマニキュアのように髪をコーティングしながら染める白髪染め。短時間で染まり、ツヤのある仕上がりが特徴。
- カラートリートメントでは染まりが物足りない方に
- 生え際や分け目など手軽に染めたい方に
利尻カラークリームは1回10分で染まり、色持ち1ヶ月!
■ヘナ ・・・ 植物由来の天然色素を利用し、100%天然成分だけで白髪染めできる。髪へのトリートメント効果があり、細毛にはハリコシ・ボリュームアップも。《他のヘナもチェック》
- 美容院ヘアカラーとの併用不可
- 美容院で染めずに自分だけで白髪染めしたい方に
- 髪痩せが気になり始め、白髪染めしつつハリコシも欲しい方に
ノンジアミンカラー 市販での購入方法&色見本
ドラッグストアーでは販売されていないので、Amazonや楽天などの通販サイトから購入します。
下記のカラーチャートを見て希望する仕上がりの色を決めます。(=購入する1剤を選択)
たとえば、、、
- しっかり白髪染めしたい場合は「6レベル」=「CB 6」
- やや明るめの白髪染めは「7レベル」=「CB 7」など
- おしゃれ染めっぽい明るい白髪染めは「8レベル」=「CB 8」など
- おしゃれ染めは「8~12レベル」で好きな色を選ぶ。
※1剤に混ぜて使用するための「2剤」も合わせて購入する必要があります。
※カラー剤の容器、ハケ、手袋、ケープ、イヤーキャップなどがなければ、それも合わせて購入しておく。(カラーリング準備道具はこちら)
ノンジアミンカラーのカラーチャート(色見本)
<ノンジアミンカラー ホームページより>
▼ 仕上がりの明るさはこちらを参照
ノンジアミンカラーは「6~12レベル」が対象範囲。
<東京カラーズより>
【おしゃれ染め】ノンジアミンカラー
- 1剤のみを購入しても使用できないので、2剤も一緒に購入する。(2剤はこちら)
- カラー剤の容器、ハケ、手袋、ケープ、イヤーキャップなどが揃っているか確認。なければ事前準備しておく。(カラーリング準備道具はこちら)
おしゃれ染めで6~7レベルの明るさに染めたい場合
下記で紹介する「白髪染め用ノンジアミンカラー 6~7レベル」を使用する。
おしゃれ染め【8レベル】 ・・・ ほどほどのブラウン~茶髪
ほどほどのブラウン~茶髪を希望するなら「8レベル」
標準的な髪質で程よいブラウン色になるぐらい。明るくなりやすい髪質だと茶髪レベル。
白髪が出始めの頃もブラウンが入っているので、ぼかし程度には染める効果あり。
◆ナチュラルなブラウンに近い色はこのクリスタルブラウン「CB 8」(といっても、ややオレンジよりのブラウンに仕上がる)
【1剤2剤の混合比/放置タイム/コツ】
- 1剤と2剤(6%)を同量ずつ混ぜて、放置時間20分前後。明るくなりにくい場合はプラス5分。
- 明るくなりやすい髪は2剤を3%にしても良い。
- 白髪が増えてきて染まりが気になる場合は、白髪染めの「7レベル」に変更。
- もしくは7レベルと8レベルを半々に混ぜても良い。
◆赤みを抑えたい人はグリーン系の「GrB 8」を選択。
◆黄色系に仕上げたい場合は「GB 8」を選択。
◆オレンジ系に仕上げたい場合は「OrB 8」を選択。
◆ピンク系に仕上げたい場合は「PB 8」を選択。
おしゃれ染め【9レベル】 ・・・ ブラウン~茶髪
茶髪前後の髪色を希望するなら「9レベル」
標準的な髪質の場合でブラウン色~控えめな茶髪になるぐらい。明るくなりやすい髪質だと茶髪。
9レベルはこのクリスタルブラウン「CB 9」のみだけど、他の8レベルと10レベルを半々で混ぜて色を作ることもできます。
【1剤2剤の混合比/放置タイム/コツ】
- 1剤と2剤(6%)を同量ずつ混ぜて、放置時間20分前後。明るくなりにくい場合はプラス5分。
- 明るくなりやすい髪は2剤を3%にしても良い。
- 白髪が増えてきて染まりが気になる場合は、白髪染めの「8~7レベル」に変更。
おしゃれ染め【10レベル】 ・・・ 茶髪レベル
一般的な茶髪~やや明るめの茶髪に仕上がる「10レベル」
標準的な髪質の場合で控えめな茶髪~茶髪になるぐらい。明るくなりやすい髪質だと明るい茶髪に仕上がる。
◆ナチュラルなブラウンに近い色はこのクリスタルブラウン「CB 10」
【1剤2剤の混合比/放置タイム/コツ】
- 1剤と2剤(6%)の混合比は、1剤1に対して2剤は1.5倍入れる。
- 放置時間は20分前後。明るくなりにくい場合はプラス5分。
- 明るくなりやすい髪は「9~8レベル」に下げる。
- もしくは10レベルと8レベルを半々に混ぜても良い。
- 10レベルぐらいだと根元が明るく仕上がりやすいので、塗布する際は根元を少なめ意識する。(全体染めの場合)
- リタッチ染めの場合は、2剤を3%に変更しても良いかも。
◆赤みを抑えたい人はグリーン系「GrB 10」を選択。
◆黄色系に仕上げたい場合は「GB 10」を選択。
◆オレンジ系に仕上げたい場合は「OrB 10」を選択。
◆ピンク系に仕上げたい場合は「PB 10」を選択。
おしゃれ染め【12レベル】 ・・・ 明るい茶髪~金髪近く
明るい茶髪~人によっては金髪近くに仕上がる「12レベル」
根元だけが明るくなりやすい、ムラになりやすい、髪へのダメージが大きいなど、きれいに染めるのは大変なのであまりおすすめはしません。
そういったリスクをとってもどうしても明るく染めたい人だけ、ご使用ください。
◆ベースとなる色はクリスタルブラウン「CB 12」
【1剤2剤の混合比/放置タイム/コツ】
- 1剤と2剤(6%)の混合比は、1剤1に対して2剤は1.5倍入れる。
- 放置時間は20分前後。明るくなりにくい場合はプラス5分。
- 明るくなりやすい髪は「10レベル」に下げる。
- もしくは12レベルと10レベルを半々に混ぜても良い。
- 12レベルは根元が明るく仕上がりやすいので気をつける。
- 12レベルは刺激も強いので、なるべく頭皮につけないように塗布する。
◆赤みを抑えたい人はグリーン系「PG 12」を選択。
◆黄色系に仕上げたい場合は「ChG 12」を選択。
◆オレンジ系に仕上げたい場合は「Por 12」を選択。
◆ピンク系に仕上げたい場合は「RP 12」を選択。
【白髪染め&明るい白髪染め】ノンジアミンカラー
- 1剤のみを購入しても使用できないので、2剤も一緒に購入する。(2剤はこちら)
- カラー剤の容器、ハケ、手袋、ケープ、イヤーキャップなどが揃っているか確認。なければ事前準備しておく。(カラーリング準備道具はこちら)
白髪染め【6レベル】 ・・・ 白髪をしっかり染めたい場合
ノンジアミンカラーで一番しっかりと白髪を染めたい場合は「6レベル」
真っ黒でない焦げ茶色(ダークブラウン)ぐらい。(=標準的な髪質の場合)
白髪染めで地毛より少しだけ明るい色を希望する場合も、このクリスタルブラウン「CB 6」を選択。
【1剤2剤の混合比/放置タイム/コツ】
- 1剤と2剤(6%)を同量ずつ混ぜて、放置時間25分。
- 染まりが弱い場合はプラス5分。
- 明るくなりやすい髪は2剤を3%にしても良い。
白髪染め【7レベル】 ・・・ 標準的なブラウン色
ほどほどのブラウンを希望するなら「7レベル」
白髪も染まり程よい明るさになります。(=標準的な髪質の場合)
◆ナチュラルなブラウンに近い色はクリスタルブラウン「CB 7」(といっても、ややオレンジよりのブラウンに仕上がる)
【1剤2剤の混合比/放置タイム/コツ】
- 1剤と2剤(6%)を同量ずつ混ぜて、放置時間25分。
- 染まりが弱い場合はプラス5分。
- 明るくなりやすい髪は2剤を3%にしても良い。
- 白髪が増えてきて染まりが気になる場合は「CB6」と半々で混ぜて使用しても良い。
◆赤みを抑えたい人はグリーン系のブラウン「GrB 7」を選択。
◆黄色系のブラウンに仕上げたい場合は「GB 7」を選択。
◆オレンジ系のブラウンに仕上げたい場合は「OrB 7」を選択。
◆ピンク系のブラウンに仕上げたい場合は「PB 7」を選択。
白髪染め【8レベル】 ・・・ 明るい白髪染め
おしゃれ染めっぽい白髪染めを希望するなら「8レベル」
白髪を染めるというよりはぼかすように染める感じ。おしゃれ染めよりの明るい白髪染め。
◆ナチュラルなブラウンに近い色はクリスタルブラウン「CB 8」(といっても、ややオレンジよりのブラウンに仕上がる)
【1剤2剤の混合比/放置タイム/コツ】
- 1剤と2剤(6%)を同量ずつ混ぜて、放置時間25分。
- 染まりが弱い場合はプラス5分。
- 明るくなりやすい髪は2剤を3%にしても良い。
- 白髪が増えてきて染まりが気になる場合は「7レベル」に変更。
- 7レベルと8レベルを半々に混ぜても良い。
◆赤みを抑えたい人はグリーン系の「GrB 8」を選択。
◆黄色系に仕上げたい場合は「GB 8」を選択。
◆オレンジ系に仕上げたい場合は「OrB 8」を選択。
◆ピンク系に仕上げたい場合は「PB 8」を選択。
ノンジアミンカラー その他の必需品
ノンジアミンカラー用【2剤】
ノンジアミンカラー用の2剤、オキシの6%
基本的には1剤にこの2剤(オキシ6%)を合わせて使用する。
ノンジアミンカラー用の2剤、オキシ3%
毛先を暗く染め直したい場合、髪のダメージを抑えたい場合など、状況に応じてこの3%を使用する。
ヘアカラー道具 ・・・ 必要に応じて準備する
「ハケ、手袋、イヤーキャップ、ケープ」の4点セットです。
簡易的なアイテムになりますが、カラーリングに必要なものはすべて揃っています。
とりあえず間に合わせで必要な場合にどうぞ。
ノンジアミンカラー 基本的な使用方法&使い方のコツ
<基本的な使用方法>
- 希望するヘアカラー1剤を選び、それに混ぜて使用する2剤を選びます。(基本は6%がおすすめ)
- 1剤と2剤の混合比は、白髪染めは基本1剤1に対して2剤を同量加えます。
- おしゃれ染めの場合は、1剤1に対して1.5倍の2剤を加えます。
- 混ぜたら時間をおかずにすぐに塗布します。
- 塗り終わったら放置タイムを20分〜25分ぐらいおいて、その後洗い流します。
- いつも通りのシャンプー&トリートメントをして終了です。
1剤選びのポイント
◆白髪染めする場合は6~7レベルを中心に選びます。
白髪染めの場合は白髪の割合にもよりますが、表示されている明るさよりも1レベル上の明るさになると想定して選ぶと良いでしょう。
標準的な髪質の場合だと、、、
- 6レベルでも7レベルぐらいの明るさになり、7レベルの場合だと8レベルぐらいの明るさに仕上がります。
- しっかり白髪を染めたい場合は6レベルを選びましょう。それでも地毛よりも明るい仕上がりになります。
- しっかり白髪を染めつつ明るい白髪染めを希望する場合は、7レベルを選びましょう。
- おしゃれ染めっぽい白髪染めをしたい場合は8レベルでもOKです。白髪はぼかす程度には染まります。
- 仕上がりを6レベルぐらいにしたい場合は、1剤をCB6にして、オキシを3%にするとOKです。
◆おしゃれ染めの場合は、表示されているままの色選びで大丈夫です。
2剤選びのポイント
2剤は基本的にはオキシ6%を使用します。
特に「おしゃれ染め」や「明るい白髪染め」を希望する場合は6%がおすすめです。
どんな場合にオキシ3%を使用する?
- 明るくなりやすい髪質
- 毛先へのトーンダウンに使用する場合
- リタッチ染めで根元が明るく仕上がる場合
- 6%よりも少しだけ暗く仕上げたい場合
- 髪のダメージを抑えたい場合
- 頭皮への刺激を緩和したい場合
※脱色力が弱くなるので明るくなりにくかったり、発色が弱い場合があることを考慮しましょう。
1剤と2剤の混合比率
- 【白髪染めの場合】 ・・・ 基本1剤1に対して2剤を同量加えます。
- 【おしゃれ染めの場合】 ・・・ 基本1剤1に対して1.5倍の2剤を加えます。
塗布するときのポイント
カラーリングの際はカラー剤が頭皮について、ヒリヒリして痛い人もあるかもしれません。
そういった場合はなるべくなら「頭皮につけないように塗布するとベスト」です。
完全に頭皮につかないように塗布するのは難しいので、あまり固く考えず「少しくらい頭皮についても大丈夫」ぐらいの気持ちで塗布してみてください。
放置時間のポイント
- 【おしゃれ染めの場合】 ・・・ 放置時間20分を標準とし、染まりやすい人はそれよりも早い時間、染まりにくい人はもう少し時間を伸ばしてみてください。
- 【白髪染めの場合】 ・・・ 放置時間25分を標準とし、染まりやすい人はそれよりも早い時間、染まりにくい人はもう少し時間を伸ばしてみてください。
市販のノンジアミンカラーで明るい白髪染め&おしゃれ染めヘアカラー「まとめ」
カラーリング中やヘアカラー後にかゆみや何らかの不快感を感じている場合は、ノンジアミンカラーで緩和できることがあります。
こういった症状はジアミン染料に由来する場合が多いからです。
かゆみ等の違和感を感じつつヘアカラーを続けることは、おすすめできません。
というのも、一旦ジアミンアレルギーになってしまうと、それ以降はジアミン染料配合のヘアカラーができなくなるからです。
そういう状況になる前に、ジアミン染料不使用のヘアカラーを使って染めれば、アレルギー発症リスクを軽減できます。
ヘアカラーは人生を通して長いお付き合いになるものなので(特に白髪染めができないと辛い…)、ノンジアミンカラーを有効に活用することをおすすめします。
■ 市販でかぶれない白髪染めはどれ?ジアミンアレルギーでも使えるカラー剤
■ 白髪染めで頭皮がしみる・痛い、地肌が弱い場合のヘアカラー対策について
■ ヘアカラートラブルがある際のセルフカラーには「ノンジアミンカラー」、白髪染めなら「カラートリートメント、ヘナ、ヘアマニキュア」がおすすめ
- 天然100%の白髪染め「ヘナ」市販のおすすめを比較
- ジアミンアレルギーでも白髪染めOKな「ヘアマニキュア」市販でおすすめはどれ?
- ヘアカラーのかゆみを緩和「ノンジアミンカラー」なら おしゃれ染め&白髪染めもできる
■ 髪や頭皮に優しいシャンプー・トリートメント、ホームケア まとめ
【ジアミン不使用】肌に優しい&傷まない白髪染め
■カラートリートメント ・・・ 安全性の高い化粧品染料を使用するトリートメントタイプの白髪染め。ジアミンアレルギーでも染められる。脱色剤を使用しないので髪を傷めず、肌にも優しい。
-
- 美容院との併用がしやすい。
- 頭皮への刺激やカユミの心配もなし。
他と比べてもよく染まるのがマイナチュレ。白髪染めしつつヘアケア&スカルプケアが行え、髪と頭皮をいたわりながら染められる。
■ヘアマニキュア ・・・ 爪のマニキュアのように髪をコーティングしながら染める白髪染め。短時間で染まり、ツヤのある仕上がりが特徴。
- カラートリートメントでは染まりが物足りない方に
- 生え際や分け目など手軽に染めたい方に
利尻カラークリームは1回10分で染まり、色持ち1ヶ月!
■ヘナ ・・・ 植物由来の天然色素を利用し、100%天然成分だけで白髪染めできる。髪へのトリートメント効果があり、細毛にはハリコシ・ボリュームアップも。《他のヘナもチェック》
- 美容院ヘアカラーとの併用不可
- 美容院で染めずに自分だけで白髪染めしたい方に
- 髪痩せが気になり始め、白髪染めしつつハリコシも欲しい方に