「ハーブカラーとは?種類やメリット・デメリット、違いについてご説明します」でご紹介したハーブカラーの1つ、「少しの化学染料を配合する ほぼ天然タイプ」について、もう少しご説明します。(下記参照)
ハーブカラーにもいろんな種類があるので、大きく3つに分類してみました。
ハーブカラー 3つの分類
- 化学的なものを一切使用しない、天然ハーブのみのヘアカラー「完全に天然タイプ」
- ほとんど天然のものでできていますが、少しの化学染料を配合する「ほぼ天然タイプ」(←今回はココ)
- 従来のカラー剤(アルカリカラー剤)にハーブを配合する「エッセンスタイプ」
髪のことで悩んだら…
■ 女性AGA治療のすべて:オンライン診療で始める抜け毛&薄毛対策 ◇改善効果、経過写真、料金、口コミ評判を徹底解説
■ 髪型で悩んだらこのヘアカタログ(20代30代 / 40代50代 / 60代70代 / パーマ / グレイヘア / 薄毛に似合う髪型)
■ 髪のダメージ/お手入れ/シャンプー&トリートメント/抜け毛・薄毛で悩んだら この記事
■ 自分で白髪染めするなら髪が傷まないタイプを(カラートリートメント / ヘナ / ヘアマニキュア)
ほぼ天然タイプの白髪染めハーブカラー「香草カラーMD」の特徴とメリット・デメリット
香草カラーMDの特徴
今回は「2、ほぼ天然タイプ」のハーブカラーとして「香草カラーMD」を例にご説明します。
この「香草カラーMD」はほとんどがハーブや漢方、天然由来のもので構成されていますが、髪を染める部分、着色剤には化学染料(ジアミン染料)を使用しています。
ヘナ以外のハーブや漢方が主成分となっていて、ヘナを使用しているわけではありません。
「香草カラーMD」がなぜ必要なのか?
上に挙げたハーブカラー3つの分類の「1、完全に天然タイプ」はヘナになりますが、ヘナカラーのみでは弱点も多く使用できる人が限られてくるからです。
ヘナカラーのデメリットを挙げてみますと、
- 染まりにくい。染める力が弱い。
- 従来の白髪染めと比べて、白髪が目立ちやすい。
- 長い放置時間が必要。(推奨2時間ぐらい)
- 染まるスピード、色の出方には個人差がある。
- 選べる色が少ない。
- パーマがかかりにくくなる。
- ヘナ特有の匂いがある。(草っぽい、抹茶っぽい匂い)
などがあります。
これらの弱点を化学染料を配合することで補うものが、「香草カラーMD」の役割になります。
「1、完全に天然タイプ」のヘナのみでは対応しきれなかった場合も、この「香草カラーMD」があるおかげで、
- 「体に優しいものでカラーリングがしたい」
- 「髪を痛めたくない」
- 「白髪をしっかり染めたい」
といったニーズに応えることができます。
「天然100%だから良い」「化学染料を使用しているから悪い」というわけではなく、自分の希望や白髪の状況に応じて使用するヘアカラーを選べば良いと思います。
- 完全に天然のものだけでカラーリングをしたい場合は、「ヘナカラー」を
- ヘナだけでは不満がある、物足りない人は、この「香草カラーMD」を
選択をすれば良いですね。
2つのチョイスがあることで、より多くの人がハーブカラーを楽しむことができます。
「香草カラーMD」を選ぶ人の傾向
この「香草カラーMD」を選ぶ人は、どのあたりが気に入っているのでしょうか?
白髪が多くて、頻繁に染める場合
⇒ 頻繁に染めても髪が痛まないので、キレイな髪を維持できる。
天然100%のヘナだと、白髪の染まりが弱いと感じる。
⇒ 化学染料を使用しているので、しっかり染めることができます。
化学的なものは必要最小限に留めて、優しいヘアカラーがしたい。
⇒ 化学染料を使用してますが、その他の刺激物は取り除いてあります。
などが挙げられます。
「香草カラーMD」のメリット
- よく染まる。しっかり染まる。
- 色持ちが良い。
- ヘナとくらべて、早く染まる。(20~30分でOK)
- 髪質による染まり具合の変化があまりない。
- 髪が痛まない。
- 頭皮に対するトリートメント効果 (毛穴の汚れを落とす、新陳代謝を良くする、栄養を与える)
- 髪に対するトリートメント効果 (毛髪改善、ハリとコシを与える、ツヤUP)
- パーマがかかりにくくならない。
- カラー剤の匂いがない。
「香草カラーMD」のデメリット
- 脱色剤を使用しないので髪が痛まない代わりに、明るく染められません。
- ジアミンという染料を使用しているので、ジアミンアレルギーがある人へは使用できません。
ほぼ天然タイプのハーブカラーには、今回ご説明している「香草カラーMD」以外のものもあります。
ジアミン染料にアレルギーがある人は、「化粧品染料を使用するヘナ」や「香草カラー色葉」などを使用することで天然100%のヘナよりもしっかり白髪を染めることができます。
白髪染めハーブカラー「香草カラーMD」に関する Q&A
香草カラーMDはどんな色ができるの?色見本はありますか?
香草カラーMDの色見本
香草カラーMDは通常のヘアカラーと同じようにレッド系~アッシュ系まで様々な色を作ることができます。
ただし脱色剤を使用しないヘアカラーなので、黒髪を明るく染めることができません。
この香草カラーMDを使用するケースとしては
- 主に白髪染めや
- 毛先が退色している部分への痛まないカラーリングなどに使用します。
ちょうどヘアマニキュアをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。(厳密に言うと内容は全然違うのですが、できることは似ている。)
香草カラーはノンジアミンのヘアカラーですか?ジアミンアレルギーあっても染められるの?
香草カラーはジアミン染料を使用しています。
なのでジアミンアレルギーの人は、残念ながら使用することができません。
これは香草カラーの唯一の弱点ともいえます。
ジアミンアレルギーがある人へは、「香草カラーいろは」がおすすめです。
ヘナやインディゴの天然色素がベースとなっていて、それにHC染料&塩基性染料を配合しているヘナベースのヘアカラーです。
通常のヘナカラーよりよく染まり、かつノンジアミンなので、ジアミンアレルギーの人でも染めることができます。
香草カラーもヘナのように全然染まらないと聞いたんですが、どうなんですか?染まったとしても色落ちが早いの?
香草カラーMDが全然染まらないということは、まずありません。
むしろ通常のヘアカラーよりも色持ちが良いくらいです。
もし染まっていないことがあるとすれば、美容師が色の選び方をミスったのか、染め方に問題があったのではないでしょうか。
色持ち良く髪のダメージもしない素晴らしいヘアカラーですので、その点はご安心ください。
ほぼ天然タイプの白髪染めハーブカラー「香草カラーMD」のまとめ
この「香草カラーMD」は、天然ヘナのみでは対応しきれなかった人に対して開発された製品です。
ハーブカラーの良さを残しつつも、白髪をしっかり染めることができるので、従来の白髪染めよりも優しくカラーリングができます。
化学染料を使用するから良い・悪いといった判断をするのではなく、ご自身の希望に応じてどのヘアカラーをするのかを選ぶと良いでしょう。
大体のケースでは、
といった選択をされている人が多いと思います。
以上、ほぼ天然タイプの白髪染めハーブカラー「香草カラーMD」の特徴とメリット・デメリット、色見本、Q&Aなどについてでした。
当美容院でハーブカラーに該当するメニュー
1、完全に天然タイプのハーブカラー
2、ほぼ天然タイプのハーブカラー
3、エッセンスタイプのハーブカラー
ご案内 ◇ 髪と体に優しい姫路市の美容院「スタジオ・ココ」
当店に初めてご来店される方へ「お試しクーポン」をご用意いたしております。ご来店の際にご利用ください。
当店では「安心・安全」を基準に使用する薬剤を取り揃えております。
ヘアカラーにしてもパーマにしても、人生を通して長いお付き合いになるものです。
その日1日だけをキレイに仕上げるのはそれほど難しくありませんが、お客様が本当に望まれるのは、
今だけではなく将来にわたって「キレイになりたい」「キレイを維持したい」
ということだと思います。
そのためには髪のダメージケアはもちろん、頭皮や体の健康もとても大切になります。
わたしたちが取り扱うメニューは、自分たちでも色々と調べて納得したものを厳選していますので、安心してご来店ください。
あなたにお会いできることを、心より楽しみにしております。