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美容師おすすめ「セニングシザー」は光シザー◇スキ率20%/安い/人気/切れ味良好

美容師のこだわり道具「セニングシザー(スキ鋏)」

前回の記事「美容師のこだわり道具 『ハサミ 』」と同じ光シザー製、モッズヘア オリジナル版のセニングシザーです。

このセニングシザーもハサミと同じタイミングで買ったんですが、ハサミと一緒でアシスタント時代から、ずっと本命の仕事道具として長年愛用しています。

おすすめセニングシザーは「光シザー」◇スキ率20%/安い/人気/切れ味良好

現在は最新式のセニングシザーを使っています。

理由としては、セニングはその構造上どうしても傷んでしまう髪が出るのですが、ダメージを極限にまで減らすことができるセニングを見つけたからです。

⇒ 傷みにくいセニングシザーについてはこちら

切れ味や切れ味の持ちはハサミと同様、価格以上で文句なし。

価格もコスパ高い。

お手頃価格で、切れ味良くて、耐久性があるならいうことありませんね。

これだけでも十分です。

 

スキ率も20%と使いやすい。

スキ過ぎずスカスカになりにくい。

またスキ率が低いと、何度も梳かないといけないので面倒です。

 

シンプルなデザインで飽きがこないし、手にフィットする感じが好き。

シンプルなのでハサミの操作、取り回しが邪魔になりません。

使い込む程に手に馴染みます。

 

小指掛けがネジタイプで、有り無し簡単に調節できる。

私はセニングシザーの方にだけ小指掛けを使用するようにしてます。

というのも、ハサミとセニングシザーの小指掛けを有り無しで分けている方が、握った時に目で確認しなくても分かります。

なので、セニングシザーとハサミを間違えてスク部分をズバッとカットしてしまうという恐ろしい事態が起こりにくくなります。

先輩の美容師でこの間違いをしてしまった人がいて、その状況を考えただけでも恐ろしいので、そういったことが起こらないように二重に予防線を張っています。

(こういったイージーミスは、油断している時にこそ起こりやすいですから気をつけてくださいね。)

 

セニングシザーの開閉ネジがフラットでシザーケースに収まりやすいところも気に入ってます。

このフラットネジタイプはコインなどで調節するタイプなのですが、一度調節が終わるとその後はあまり変更することがないので、フラットタイプの方が見た目がスムースで好きです。

指で回すタイプはボコっと飛び出すので、調整はしやすいですが見かけがブサイクなので、あまり好きではありません。

今では美容師用品もAmazonで購入できる時代に。しかも安い・・・

(Amazon 安すぎ・・・ 最近はなんでもAmazonで買えるんですね。)

⇒ メーカーの製品ページはこちら(株式会社 ヒカリ)

 

ちなみに中古シザーを購入する方法もあります。

その際の注意点も書きましたので、詳しくは「ハサミのページ」をご覧ください。

セニングシザーを選ぶ際に大切なことは?

  • 髪を傷めにくい工夫が凝らしてある櫛刃のものを選ぶ
  • 梳く際に髪の抜けが良いものを選ぶ
  • スキ率をどのぐらいにするか?

セニングシザーは櫛刃の構造上「U字/V字タイプのもの」は髪を傷めてしまいます。

まずは傷まない櫛刃形状のものを選ぶ必要がありますが、傷みにくいセニングシザーは本当に数少ないです。

残念ながらここで紹介しているセニングシザーも旧式タイプですので、現在では使用していません。

⇒ 現在愛用しているセニングシザーについてはこちら。(どういったものを選べば良いのかも理解できます)

 

髪の抜け具合はダメージに関わります。

セニングシザーはその構造上、髪を逃しきれない所や引っかかってしまう所が刃の部分にあたってしまい、髪を傷つけることがあります。

抜けが良いセニングシザーほど髪を傷めにくくできるので、ダメージを軽減するためにも抜けが良いセニングシザーを選ぶことは大切ですね。

スキ率とは?

セニングシザーを一回開閉する度に、どれぐらい髪を間引いてカットできるかの割合です。

スキ率が多ければ多いほど、一回でたくさんの毛量を減らすことができます。

たくさん減るのでカットの作業が早くなりますが、気を付けないとスキ過ぎてその部分に穴が開いたり、スカスカになってしまうこともあります。

スキ率が少ないほど一回で減らせる毛量は少なく、細かい作業や微調整が可能になります。

 

私のセニングシザーはスキ率20%ぐらいで、毛量減らしたり微調整もこの一本で大丈夫なので重宝しています。

このセニングシザーはどちらを表面にするかで、髪の変化の付け方が変わります。

自然と内巻きに落ち着くようにしたい時は表面で、動きが出やすく軽さが欲しい時は裏面で使用するとそうなります。

セニングシザーの角度だけでなく表裏も使えると工夫ができて楽しいですよ。

 

以上、カットに必須の仕事道具「セニングシザー」についてでした。

他の美容師さんの参考になれば幸いです。

 

⇒ 他の「美容師の道具」についてはこちらご覧ください。

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