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美容師の道具 『セニングシザー(スキ鋏)』

この「セニングシザー」のこだわりポイント

美容師のこだわり道具「セニングシザー(スキ鋏)」

 

前回の記事>>>「美容師のこだわり道具 『ハサミ 』

と同じく、モッズヘアオリジナル版のセニングシザーです。このセニングシザーもハサミと同じタイミングで買ったんですが、ハサミと一緒でずっと現役本命の仕事道具として愛用しています。シンプルなデザインで飽きがこないし、手にフィットする感じが好きですね。

小指掛けはセニングシザーの方には使用するようにしてます。ハサミはなしですが、有り無しで分けている方が握った時に目で確認しなくても分かりますので、すきたい部分をズバッとカットしてしまう間違いが起こりにくくなります。先輩の美容師でこの間違いをしてしまった人がいて、その状況を考えただけでも恐ろしいので、そういったことが起こらないように二重に予防線を張っています。

セニングシザーの開閉ネジがフラットでシザーケースに収まりやすいところも気に入ってます。これは小銭などのコインで調節するのですが、一度調節が終わるとその後はあまり変更することがないので、フラットタイプの方が見た目がスムースで好きです。指で回すタイプはボコっと飛び出してくるのであまり好きではありません。

 

セニングシザー(スキ鋏)を選ぶ際に大切なこと

  • 髪の抜けが良いか?
  • スキ率をどのぐらいにするか?

髪の抜けはダメージに関わります。抜けが良いセニングシザーほど、髪を傷めにくくなります。セニングシザーはその構造上、髪を逃しきれない所や引っかかってしまう所が、刃の部分にあたってしまい髪を傷つけることがあります。それらを減らすためにも抜けが良いことは大切ですね。

 

スキ率とは?

セニングシザーを一回開閉する度に、どれぐらい髪を間引いてカットできるかの割合です。スキ率が多ければ多いほど、一回でたくさんの毛量を減らすことができます。たくさん減るのでカットの作業が早くなりますが、気を付けないとすきすぎてその部分に穴が開いたり、スカスカになってしまうこともあります。スキ率が少ないほど一回で減らせる毛量は少なく、細かい作業や微調整が可能になります。

私のセニングシザーはスキ率20%ぐらいで、毛量減らしたり微調整もこの一本で大丈夫なので重宝しています。このセニングシザーはどちらを表面にするかで、髪の変化の付け方が変わります。自然と内巻きに落ち着くようにしたい時は表面で、動きが出やすく軽さが欲しい時は裏面で使用するとそうなります。セニングシザーの角度だけでなく表裏も使えると工夫ができて楽しいですよ。

以上、私のこだわり道具「セニングシザー(スキ鋏)」についてでした。他の美容師さんの参考になれば幸いです。

 

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