「ハーブカラーとは? 種類やメリット・デメリット、違いについてご説明します」でご紹介したハーブカラーの1つ、「従来のカラー剤にハーブ配合の『エッセンスタイプ』」について、もう少しご説明します。
ハーブカラーにもいろんな種類があるので、大きく3つに分類してみました。
◆ハーブカラー 3つの分類
- 化学的なものを一切使用しない、天然ハーブのみのヘアカラー「完全に天然タイプ」
- ほとんど天然のものでできていますが、少しの化学染料を配合する「ほぼ天然タイプ」
- 従来のカラー剤(アルカリカラー剤)にハーブを配合する「エッセンスタイプ」(←今回ここ)
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ハーブカラーである「オーガニックカラー」の特徴やメリット・デメリットなど
オーガニックカラーの特徴
今回は「3、エッセンスタイプ」のハーブカラー、「オーガニックカラー(シュワルツコフのESSENSITY)」を例にご説明します。
このタイプのハーブカラーは、
- 従来のカラー剤(アルカリカラー剤)とほとんど同じ作りになっています。
- 脱色剤を配合してあるので、髪を明るく染めることもできます。
- 染料を使用しているのでおしゃれ染めだけではなく、白髪染めも行なうことができます。
では、今までのヘアカラーと一体何が違うのかというと、「オーガニック」「自然のものにこだわる」というコンセプトから、大半が自然由来のもので作られているヘアカラー剤です。
このシュワルツコフのオーガニックカラーでは約90%が自然由来成分で構成されています。
その中に含まれるオーガニックハーブの役割は、髪や頭皮への刺激を和らげたり、保護したり、保湿などの目的で使用されています。
なぜオーガニックカラーが必要なの?
このオーガニックカラーの最大のメリットは、自然素材をたくさん使用しながらも、従来のカラー剤と同じように幅広いカラーリングができることでしょう。
上に挙げた3つのタイプのハーブカラー「1、完全に天然タイプ」「2、ほぼ天然タイプ」ではカバーできないお客様のご要望を、このオーガニックカラーでは満たすことができます。
「1、完全に天然タイプ」「2、ほぼ天然タイプ」では髪を明るく染めることができないので、このオーガニックカラーと比べると使用頻度が少なくなります。
「髪を明るくしたい」「明るい白髪染めがしたい」というお客様のニーズは多くあります。
たぶんそういった理由があって開発されたのだと思います。
オーガニックカラーのメリット
- 明るく染めることができる。(おしゃれ染め、白髪染め、明るい白髪染めもOK)
- 選べる色が豊富。
- 天然タイプのヘナと比べて、早く染まる。
- ヘナと比べてクセがなく、使いやすい。(仕上りが計算しやすい)
- 染まり具合も安定していて、狙った色にしやすい。
使用する美容師側のメリットにもなりますが、今までのヘアカラーと同じ感覚で使用できるので、違和感なくカラーリングが行えます。
また「どういったカラーリングができるのか」ご説明する時に伝えやすいし、お客様も理解しやすい。
オーガニックカラーのデメリット
- 脱色剤を使用するので、髪のダメージはあります。
- 脱色剤を使用するので、頭皮に刺激を感じることもあります。
- ジアミン染料を使用するので、アレルギーがある人へは使用できない。
- 「1、完全に天然タイプ」「2、ほぼ天然タイプ」と比べると、ハーブカラーの効果を実感しにくい。
オーガニックカラーでできる色は?「おしゃれ染めや白髪染めの色見本」
▼「オーガニックカラー」おしゃれ染めカラーチャート(色見本)
オーガニックカラーは上記のカラーチャートを見ていただくと分かるように、非常に多彩な色があります。
従来のヘアカラーと同じようにピンク系~アッシュ系まで様々な色を作ることができます。
またこれらの色をミックスしたり、トーンアップするためのライトナーを混ぜたりすることで無限に色を作ることができます。
最近流行りのブルージュ、アッシュグレージュ、ラベンダーアッシュ、ミルクティーといった色も作れますし、お好みでもう少し濃くしたい、もっと淡い感じにしたいといった変化をつけることもできます。
◆このオーガニックカラーはおしゃれ染め~白髪染めまで幅広く対応できます。
- おしゃれ染めなら地毛より少し明るいぐらい~茶髪、明るい茶髪までできます。
- 白髪染めなら明るい白髪染めはもちろん、真っ黒な黒染めとしても使用できます。
※ オーガニックカラーを使って黒染めすることもできますが、その際は同じハーブカラーで脱色剤抜きの「香草カラーMD」で黒染めする方が髪が痛まないのでおすすめです。
オーガニックカラーに関する「Q&A」
オーガニックカラーは茶髪や金髪などの明るい色はできますか?その逆の黒染めはどうですか?
オーガニックカラーは上のカラーチャート(色見本画像)を見ていただいたら分かるように、「おしゃれ染め」も「白髪染め」もできるヘアカラーです。
おしゃれ染めの明るさは9レベルまでしかカラーチャートには載っていないですが、さらに明るくしたい場合には「ライトナー」といって、もう少し明るくさせるためのヘアカラー剤もあります。
なので、かなり明るい茶髪くらいまでには染めることができます。
オーガニックカラーにブリーチ剤はないので、さすがに金髪までには明るくできません。
黒染めに関してですが、オーガニックカラーは白髪染めもラインナップしています。
なので、白髪染めの暗い色を使って黒染めすることもできます。
※ オーガニックカラーを使って黒染めすることもできますが、その際は同じハーブカラーで脱色剤抜きの「香草カラーMD」で黒染めする方が髪が痛まないのでおすすめです。
オーガニックカラーはブリーチあり?ブリーチなし?
上の質問の返答とかぶりますが、オーガニックカラーにはライトナーといって髪をかなり明るい色まで脱色できるカラー剤がありますが、ブリーチ剤そのものは発売されていません。
なので、かなり明るい茶髪にならカラーリングできますが、金髪などのブリーチを必要とする髪色にはすることができません。
というのも、ブリーチが必要になるほどの明るい色にするならオーガニックにこだわるよりも、ホワイトブリーチなどの専用のブリーチ剤の方が適しているというメーカー側の判断なのではないでしょうか。
オーガニックカラーはノンジアミンのヘアカラーですか?ジアミンアレルギーあっても染められるの?
オーガニックカラーはジアミン染料を使用しています。
なのでジアミンアレルギーの人は、残念ながら使用することができません。
ジアミンアレルギーがある人へは、以下のヘアカラーがおすすめです。
▼おしゃれ染めの場合
◆クリアカラー ・・・ 染料を使用しない脱色剤のみのカラー剤。髪を明るくすることだけに特化したヘアカラーです。カラートリートメントや草木染めと組み合わせて使用することで色を付けることもできます。(おしゃれ染めOK、白髪染め不可)
◆トリートメントカラー ・・・ 安全性の高い化粧品染料(カラートリートメント)とクリアカラーを組み合わせて使用するヘアカラー。従来のおしゃれ染めと同じように幅広いカラーリングが楽しめます。(白髪染めは不可)
◆草木染め ・・・ 草木からの天然色素を利用して染めるヘアカラー。これ単品ではトリートメントにしかなりませんが、クリアカラーと組み合わせることでおしゃれ染めが楽しめます。(白髪染め不可)
▼白髪染めの場合
◆天然100% ヘナ&ハーブカラー ・・・ 植物からの天然色素を利用し、100%天然成分だけでカラーリングできるヘアカラー。トリートメント効果も高くハリ・コシ・ボリュームアップにもつながる。(白髪染めOK、おしゃれ染めNG)
◆香草カラー 色葉 ・・・ 化粧品染料(カラートリートメント)を使用するハイブリットタイプのヘナカラー。天然ヘナよりしっかり染まり、ふんわり柔らかい質感が特徴。(白髪染めOK、おしゃれ染めNG)
◆ヘアマニキュア ・・・ 爪のマニキュアのように髪をコーティングしながら染める酸性タイプのヘアカラー。ツヤのある仕上がりが特徴。(白髪染めOK、おしゃれ染めNG)
オーガニックカラーは全然染まらない?色落ち早いの?
オーガニックカラーが全然染まらないということは、まずありません。
ジアミン染料を使用するヘアカラーですので、従来のヘアカラーと同じように色持ちします。
もし染まっていないことがあるとすれば、美容師が色の選び方をミスったのか、染め方に問題があったのではないでしょうか。
色落ちに関しては、明るい色をすればするほど色落ちが早くなりますが、これは何もオーガニックカラーに限ったことではなくて、通常のヘアカラー全般的にいえることです。
(明るい色ほど配合している色が薄いのと、髪のダメージも大きいのでその分色落ちが早くなるのが原因です。)
オーガニックカラー「まとめ」
「完全に天然タイプ」のハーブカラーをマニアックな玄人向けカラー剤とすれば、このエッセンスタイプのオーガニックカラーは多彩なカラーリングが可能で、幅広い人に受け入れられやすいカラー剤になります。
どれが良い悪いというわけではなく、要望に合わせて各カラー剤を選択することで、より多くの人が満足できるのではないでしょうか。
ちなみに、スタジオ・ココがたくさんのカラー剤を取り扱う理由もそこにあります。
オーガニックカラーはハーブカラーへの入り口として、お試ししやすいヘアカラーです。
ハーブカラーが気になる方は、まずはこういったところから入っていくのもいいかもしれませんね。
以上、オーガニックカラーのメリット・デメリット、色見本、黒染めや白髪染め、Q&Aなどについてでした。
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