髪のことで悩んだら…
■ 髪型で悩んだらこのヘアカタログ(20代30代 / 40代50代 / 60代70代 / パーマ / グレイヘア / 薄毛に似合う髪型)
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■ 自分で白髪染めするなら髪が傷まないタイプを(カラートリートメント / ヘナ / ヘアマニキュア)
ヘナカラーの種類について
ヘナカラーには大きく分けて、以下の2種類があります。
- 「天然100%」のもの
- 化学染料を混ぜた「ケミカルヘナ」
更にもう少し分類すると、天然タイプのヘナには、以下の2種類があります。
- 「ヘナのみ」使用するもの
- ヘナに「他のハーブを混ぜて」使用するもの
いずれにしても、化学的なものを一切使用しない天然100%のヘアカラーです。
一方、化学染料を混ぜたケミカルヘナには、以下の2種類があります。
- 「化粧品染料」を使用するもの
- 「ジアミン染料」を使用するもの
【ヘナの種類 まとめ】天然タイプ、ケミカルタイプ、それぞれ2つずつ
◆天然タイプのヘナカラー
- ヘナのみ タイプ
- ヘナ&他のハーブ タイプ
◆ケミカルヘナ
- 化粧品染料配合タイプ
- ジアミン染料配合タイプ
それぞれ特徴やメリット・デメリットが違いますので、自分に合ったヘナカラーを選ぶ必要があります。
【各ヘナカラーの特徴】ヘナカラーしたらかぶれる場合は種類をチェック!
ヘナカラー共通のメリット・デメリット
<共通のメリット>
- ヘナカラーは脱色剤を使用しないので、カラーリングで髪が傷まない
<共通のデメリット>
- 脱色剤を使用しないので、明るく染められない
- ヘナカラー特有の匂いがある(抹茶のような香り)
- 続けることでパーマがかかりにくくなる。
天然100%ヘナのみのヘナカラー
ヘナのみを使用する天然100%のヘナカラーです。
<メリット>
- 天然100%のヘアカラー
- ジアミンアレルギーでも染められる
- 妊娠中でも染められる
- ヘナ100%なので、ヘナのトリートメント効果を最大限に活かせる
<デメリット>
- 色はオレンジ色のみ
- 塗布後の放置時間が長い
- 白髪が多いとオレンジ色が強く出て、カラフルな仕上がりになる
- 白髪をカバーするというよりも「ぼかす」感じ
ヘナに他のハーブも使用するヘナカラー
ヘナにインディゴなど他のハーブを混ぜて使用するヘナカラーです。
このタイプも化学的なものを一切使用しない、天然100%で染めることができます。
<メリット>
- 天然100%のヘアカラー
- ブラウン色が作れる
- ジアミンアレルギーでも染められる
- 妊婦中でも染められる
- 天然ヘナのみよりも、白髪が濃い目に染まる
<デメリット>
- 塗布後の放置時間が長い
- 白髪の多い髪だとしっかり染めるには不十分な場合も(セルフカラーの場合は放置時間をしっかり取ると染まる)
- 白髪をしっかり染めようとするとインディゴの配合量を増やす必要があるが、それを続けていくと青~緑っぽい仕上がりになりやすい。
- インディゴを混ぜることで、かゆみやかぶれといった植物アレルギー症状を起こすことがある。
化粧品染料(HC染料&塩基性染料)配合のヘナカラー
ヘナに「HC染料」や「塩基性染料」などの「化粧品染料」を混ぜて使用するヘナカラーです。
ジアミン染料と比べて安全性が高く、カラーでかぶれる心配も少ない。
<メリット>
- ヘナとハーブだけのヘナカラーよりも濃い色で染められる
- 色の選択肢が増える
- ジアミンアレルギーでも染められる
- 妊婦中でも染められる
- 化粧品染料のトリートメント効果でヘナ特有の硬さを抑え、ふんわり柔らかい手触りに
<デメリット>
- 天然成分100%ではない
- 塗布後の放置時間が長い
- 白髪の多い髪だと、しっかり染めるには不十分な場合も
ジアミン染料配合のヘナカラー
ヘナにジアミン染料を混ぜて使用するヘナカラーです。
<メリット>
- 一般的な白髪染めと同じように、しっかりと白髪を染められる
- 白髪が多くても大丈夫
- 短時間で染められる
- 色の選択肢が増える
<デメリット>
- 天然成分100%ではない
- ジアミンアレルギーがある人へは使用できない
- 妊婦中は使用できない
どうして天然100%以外のヘナカラーもあるの?

やっぱり天然だけの方が良くないですか?
ごもっともです。はい。
しかしケミカルヘナを使用するには理由があって、天然のものだと使い勝手が悪いからです。
たとえば、以下のようなことです。
- 髪質によって、染まり方が全然違う。
- 選べる色が少ない。
- 染めるのに時間がかかる。
- 白髪の染まりが悪い。
たぶんこういったお客様のご不満にメーカーが答えていくうちに、こういったケミカルヘナが誕生したのだと思います。

ヘナカラーで優しい白髪染めをしたいんだけど、もう少し、白髪染まりませんか?

塗布後に長時間待つのが辛い…
こんなお客様の声が「天然タイプのヘナカラーしている美容室」では、よくあると思います。

だったらケミカル配合のヘナカラーもあるので、そちらで染めましょうか?
っていう流れですね。
結局どちらのタイプのヘナカラーが良い悪いではなくて、お客様のご要望に合わせたヘナカラーをすることが満足していただくために大切だったりもします。
ケミカルヘナは絶対ダメだから、「天然ヘナカラーを我慢して続けてくださいね」ってのも、美容室・美容師さん達の健康志向の押し売りになりますよね。
わたしはそんな美容室、好きではありません。(笑)
またそんな美容室でも、普通のヘアカラーはやってたりするので…
「天然100%もあり、ケミカルも選べる」ということが、お客様のニーズに幅広く対応できるので、美容室としては両方持ってるというのがいいのではないでしょうか。
一通りのご説明をした上で、どちらのヘナカラーを選ぶのかは、お客様のご要望に合わせることが大切です。
- 白髪の染まりを重視するなら「ケミカルへナ」
- 天然にこだわるのなら「天然100%ヘナ」もしくは「ヘナ&ハーブカラー」
ということで、当店では様々なタイプのヘナカラーを取り扱っています。
◆天然100%ヘナのみを使用したい場合、ヘナと他のハーブの天然100%ヘナカラーをしたい場合は、こちらのメニュー。
◆化粧品染料配合のヘナカラーをしたい場合は、こちらのメニュー。
◆ジアミン染料配合のヘナカラーをしたい場合、ヘナではありませんが、似たようなメニューがあります。
ヘナカラーをしたい場合、ヘナカラーでお困りの場合など、ピッタリなカラーをご提案させていただきますので、安心してご来店くださいませ。
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