草木染め(ボタニカルカラー)とは?
1000年以上にも及ぶ日本古来の染色技術をヘアカラーに応用したのが、植物生まれの天然ヘアカラー「草木染め(ボタニカルカラー)」です。
草木からの天然染料を利用し髪が痛まないカラーリングができたり、透明感のある優しい色やその色が長持ちすることなどが大きな特徴です。
また草木に含まれる天然の補修成分が髪のダメージをケアしてくれるので、カラーリングと同時に髪質改善を促してくれます。
草木染めは天然染料のみを利用し、ジアミン染料といった化学染料を一切使用しません。
なので、ジアミンアレルギーの方でもカラーリング(おしゃれ染め)できることは大きなメリットです。
※ 草木染めは脱色剤などの化学的なものを使用していないので、これ単体ではトリートメントにはなりますが、髪を明るくできません。
草木染めを利用して明るく染めたい場合は、ノンジアミンの「クリアカラー」と一緒に使用します。
クリアカラーとは草木染めにピッタリのカラー剤で、化学染料を一切使用せずに草木染めの天然染料を利用しながら、明るく染めることができます。
この2つのヘアカラーを組み合わせることで、アレルギーがある人、敏感肌の人、体を心配される人でも安心して染められる、安全性の高いカラーリングをお楽しみいただけます。
どんな人が「草木染め」に向いているの?
※ ここからの説明は草木染め単体の使用ではなく、「クリアカラーと併用しておしゃれ染めをするケース」を想定しています。(一番多い使用パターン)
- ジアミンアレルギーがある人でおしゃれ染めしたい方
- 天然染料を利用して髪を染めたい方
- ダメージの少ないヘアカラーをしたい方
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ボタニカルカラー(草木染め)に関する「Q&A」
ボタニカルカラーのメリット・デメリットを教えて下さい
ボタニカルカラーのメリット
- 天然染料のみを使用。ジアミン染料を一切使用しないノンジアミンカラーなので、ジアミンアレルギーがある人でもおしゃれ染めができる。
- 髪が痛まないカラーリングができる。
- ボタニカルカラー自体にトリートメント効果があるので、カラーリングと同時に髪質改善を行える。
- 色落ちが少ないので、カラーリング後の綺麗な状態が長続きする。
ボタニカルカラーのデメリット
- 透明感のある淡い色が特徴なので、白髪染めや黒染めなどのカラーリングはできない。
- 上記と同じ理由から、今よりも暗めに染めること(トーンダウン)はできない。
- ボタニカルカラー単体ではトリートメントにしかならない。(脱色できない。明るくできない。)
- 脱色できない、明るくできないといった理由から、黒髪へのカラーリングには不向き。(⇒ クリアカラーやトリートメントカラーを併用することで解消できる)
ボタニカルカラーにはどんな色の種類がありますか?カラーチャート(色見本)が知りたい
▼ ボタニカルカラーのカラーチャート(色見本)はこちら
⇒ 各色に使われている成分・原料などはこちらをご覧ください。
黒髪へボタニカルカラーすると、どんな仕上がりになりますか?おしゃれ染めできるの?
黒髪に淡い色が着色した状態になります。
見かけはほとんど黒髪のままです。
光の加減で「若干色が確認できるかな」といった程度です。
仕上がり具合は、色の付くトリートメントとイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
トリートメントなので脱色効果はなく、黒髪を明るく見せることができません。(おしゃれ染めできません)
しかし傷んだ髪を補修したり、髪質改善できたりします。
あくまでも黒髪へのカラーリングに使用するというよりは、カラーリングして色あせが目立つ髪へ、すでに明るい髪に髪を痛めずにカラーチェンジしたい人などへピッタリのヘアカラーです。
地毛が明るいような方だったら、ボタニカルカラーのみで色を変化を楽しむことができる場合もあります。
白髪にボタニカルカラーするとどうなりますか?白髪染めや黒染めできますか?
淡い色が特徴のボタニカルカラーなので、一般的な白髪染めのように白髪を染めるほどの濃い色はできません。
したがって白髪に染めても、白髪は目立ったままです。
それと同じ理由から黒染めもできません。
あくまでもクリアカラーやトリートメントカラーなどと併用しておしゃれ染めを楽しんだり、既染部への痛まないカラーリングトリートメントとして使用するのが主な用途です。
ボタニカルカラーって色落ちはどうですか?
淡い色が特徴のボタニカルカラーですが、髪への吸着はしっかりとしてくれます。
なので色落ちが少なく、色あせして毛先が黄色っぽいといった症状になりにくいヘアカラーです。
色持ちが良いので、カラーリング後の綺麗な状態を長続きさせてくれます。
以上、髪に優しい天然ヘアカラー「ボタニカルカラー(草木染め)」のメリット・デメリットやQ&Aについてでした。
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