縮毛矯正とストレートパーマの違いや種類について

  • 「縮毛矯正とストレートパーマの違いを教えて」
  • 「低温ストレートとか、ストカールとか、いろんな種類があるけど特徴を教えて」
  • 「どれを選べば良いか分からない」

などストレートに関する質問をよく受けることがあります。

これらの疑問を感じる人も多いと思いますので、ご説明いたします。

 

目次



縮毛矯正とストレートパーマの違いは何?

大きな違いはアイロンをするかどうかということです。(熱処理の有無)

縮毛矯正はアイロンを行い、ストレートパーマはアイロンを使用しません。アイロンの有無によってくせ毛を矯正する力が変わります。またストレートヘアの持続性やお手入れのやりやすさも違います。

それでは、それぞれの特徴を見てみましょう。

 

縮毛矯正の特徴、メリット・デメリット

縮毛矯正のストレートアイロン画像

熱処理の有無

縮毛矯正は施術時に熱を必要とします。熱を加えることでくせ毛の矯正力がアップし、よりしっかりとストレートヘアにすることができます。またストレートの持続性が向上し、お手入れも楽にできるようになります。

基本的にはストレートアイロンを使用することが多い。ダメージ予防やダメージ度合いによりアイロン温度を適時調整します。高温180℃~低温80℃ぐらい。

ストレートアイロンの代わりに、ロールブラシやストレートブラシ(ツインブラシ)などを使用する場合もあります。(伸びがゆるやかで柔らかいストレートになる)

くせ毛を矯正するパワーはどれぐらい?

縮毛矯正は一度施術を行うと、ストレートにした部分はカットするまで取れることがありませんが、よほど髪のダメージがひどくなると、毛先がチリチリになったり、広がったり、くせが戻ったりすることがあります。

縮毛矯正のダメージは?

縮毛矯正は髪へのダメージが大きい施術になります。

  • どの薬剤(弱酸性/中性/強アルカリなど)を使うのか
  • アイロンを使うのか
  • ブラシを使うのか
  • 温度はどうするのか

などによってもダメージ度合いが違いますが、いずれにしても施術時のダメージは大きい方です。

また施術する美容師の腕によっても、ダメージが大きく変わります。

縮毛矯正の所要時間はどれぐらい?

カットをせずに一人で縮毛矯正すべての施術を行った場合だと、「平均3時間前後」だと思います。

  • 複数で施術を行なうのか
  • どの薬剤を使用するのか
  • ブローやアイロンの有無

などによって所要時間が変わります。

縮毛矯正の料金はいくらぐらい?

これはもう美容室によってピンからキリまで色々です。

  • 高価格な美容室
  • 低価格な美容室
  • 美容室の立地条件(大都市、地方都市、駅前、田舎)
  • 担当美容師の経験値・年数
  • 一人で全てを行う/複数で効率良く行う

など条件は色々考えられます。

個人的には一人で全てを行う場合だと、カットにかかる時間と料金をベースに考えて、縮毛矯正に費やした時間がお代金になるぐらいが適正価格かなと思っていますが、この辺は美容室の考え方に寄りますね。

(例)カットの所要時間が1時間で料金は5000円だった場合、縮毛矯正に3時間かかれば15000円という具合。

縮毛矯正のおすすめな間隔や頻度は?

髪の長さや個人の好みに寄りますが、一応おすすめの目安を書いておきます。

  • ショートヘア ・・・ 3~4ヶ月ぐらい。
  • アゴから肩ぐらいのボブ ・・・ 半年ぐらい。
  • ロングヘア ・・・ 半年~1年。

髪が長くなるほどに、ストレートをした部分(既ストレート部分)が多くなりますので、髪が伸びてきたとしてもボリュームが出にくく、スタイルをキープしやすくなります。(=持ちが良い)

 

縮毛矯正のメリット

  • くせ毛をしっかりストレートにすることができる。(どんなに強いくせ毛でも、矯正可)
  • ストレートヘアの持続力が高く、持ちが良い。
  • とにかくお手入れが楽。(基本乾かすだけでOK。スタイルも崩れない。)
  • くせ毛では出せなかったツヤ感が手に入る。(天使の輪が出現! 嬉!)
  • ヘアカラーほど頻繁に行わなくても良い。

縮毛矯正のデメリット

  • 髪のダメージは大きい。(やり方や薬剤にもよる)
  • 施術に長い時間がかかる。(目安3時間前後)
  • 料金は高い。
  • 仕上りは美容師の腕によって大きく変わることも

 

縮毛矯正が適している人は?

  • 基本的に扱いづらいくせ毛の人が行なう。(ややくせ毛ぐらいだったら、する必要ないかも)
  • 広がるくせ毛をボリュームダウンしたい人。
  • くせ毛でバサバサ、ツヤなし、痛んで見える状態を、ツヤがありまとまる髪へ改善したい人。
  • くせ毛で毎日のお手入れが大変で、それを楽にしたい人。

縮毛矯正が適さない人は?

  • 猫毛・細毛・薄毛などで、ストレートヘアにするとペッタンコになる人。
  • すでに髪のダメージがひどい人。
  • カラーリングを頻繁に行う人。(3週間に1度とか)
  • パーマも時々したいと思っている人。(縮毛矯正後にコテやカールアイロンの使用はOK)
  • 縮毛矯正するほどの強いくせ毛ではない人。(ゆるいくせ毛、ドライヤーで乾かすと、割と伸びる人など)

 

ストレートパーマの特徴、メリット・デメリット

縮毛矯正・ストレートパーマの塗布画像

熱処理の有無

ストレートパーマは基本的には、熱処理は行いません。(もしくは軽くドライするぐらい)

  • 1剤を洗い流して、タオルドライ後の濡れている髪へ2剤を塗布する。
  • 1剤を洗い流して、ドライヤーで軽くブローし、2剤を塗布する。

という具合です。

濡れたまま薬剤処理を行なう場合もありますし、ドライヤーで軽くブローする場合もありますが、ドライヤーを使用する際も、縮毛矯正ほどしっかりブローすることは少ないと思います。(美容室による)

くせ毛を矯正するパワーはどれぐらい?

ストレートパーマのストレート矯正力は「弱い」です。したがってくせの強い人などは、ストレートパーマ後でも、ドライヤーで乾かした後もくせが残ることになります。基本的には、、、

  • パーマを取るための「パーマ落とし」に
  • くせ毛の弱い人が改善したい場合に
  • ボリュームを抑えたい人

などで使用することになります。

ストレートパーマのダメージは?

ストレートパーマは縮毛矯正よりも髪へのダメージは少なくなりますが、使用する薬剤や方法によっては、カラーやパーマなどよりもダメージが大きくなります。

ストレートパーマの所要時間はどれぐらい?

カットをせずに一人で、ストレートパーマすべての施術を行った場合だと、「平均2~2.5時間ぐらい」だと思います。

  • 複数で施術を行なうのか
  • どの薬剤を使用するのか
  • ブローの有無

などによって所要時間が変わります。

ストレートパーマの料金はいくらぐらい?

縮毛矯正の場合と同じ様に、美容室によって様々です。

料金は縮毛矯正よりも安くなります。理由としては、施術の要する時間が短くなる、アイロン操作がなくなるなど、技術的にも負担が減るからです。

ストレートパーマのおすすめな間隔や頻度は?

髪の長さや個人の好みに寄りますが、一応おすすめの目安を書いておきます。

  • ショートヘア ・・・ 3ヶ月ぐらい。
  • アゴから肩ぐらいのボブ ・・・ 3~4ヶ月ぐらい。
  • ロングヘア ・・・ 3~6ヶ月ぐらい。

縮毛矯正よりはストレート矯正力が弱いので、持続する期間も短めになります。

 

ストレートパーマのメリット

  • パーマを落とす場合に最適。
  • 弱いくせ毛の人がストレートにしたい場合に最適。
  • 自然な感じのボリュームダウン。(くせは残ることが多い)
  • 縮毛矯正よりもダメージを減らすことができる。(強いくせは伸びない)

ストレートパーマのデメリット

  • 強いくせ毛の人には、ほとんど意味がない。
  • くせ毛の矯正力が弱いので、使用できる人やケースが限定される。
  • アイロンによる熱処理を行わなくても、ダメージは割とある。(使用する薬剤による)
  • カラーやパーマよりも料金は高め。

 

ストレートパーマが適している人は?

  • パーマを落としたい人
  • 弱いくせ毛を改善したい人
  • 自然な感じにボリュームダウンしたい人

ストレートパーマが適さない人は?

  • 強いくせ毛の人
  • しっかりストレートヘアにしたい人
  • 猫毛・細毛・薄毛などで、ストレートヘアにするとペッタンコになる人
  • すでに髪のダメージがひどい人
  • ヘアカラーを頻繁に行う人(3週間に1度とか)

 

縮毛矯正やストレートパーマを施術方法や薬剤によって分類

美容室やメーカーなどによって様々な名称が使われていますが、大きく分類すると、

  • 熱処理の有無
  • 薬剤の種類

によって分けることができます。

熱処理の有無

熱を加えるのか加えないのか。熱を加える場合は、温度はどれぐらいなのか。(高温~低温)また熱を加える場合はどの器具を使用して熱処理を施すのか。

熱処理に使用する器具

  • ストレートアイロン
  • ストレートアイロン+デジタルパーマ
  • ストレートアイロン+エアウェーブ
  • ストレートアイロン+カールアイロン
  • ストレートアイロン+ホットカーラー

熱処理に使用する器具は、大半はストレートアイロンだけの場合が多いですが、ストカール(根元ストレート、毛先にカールをつける場合)など器具を複数使用することもあります。

ブローで熱を加える場合

  • ストレートブラシ(ツインブラシ)
  • ロールブラシ
  • デンマンブラシ
  • くるくるドライヤー
  • ハンドブロー(手で乾かす)

熱を加えない場合はストレイナーという器具を使用することもあります。(あまり伸びないが・・・)

薬剤の種類

PH(ペーハー)の違い

  • 高アルカリの縮毛矯正剤/ストレートパーマ剤
  • 低アルカリの縮毛矯正剤/ストレートパーマ剤
  • 中性の縮毛矯正剤/ストレートパーマ剤
  • 弱酸性の縮毛矯正剤/ストレートパーマ剤

還元剤(くせを伸ばすための薬剤)の違い

  • チオグリコール酸
  • シスチン
  • システアミン
  • チオグリセリン
  • サルファイト

など色々ありますが、専門的になるのでここでは割愛します。

 

縮毛矯正やストレートパーマの種類

  • 弱酸性縮毛矯正 ・・・ 弱酸性の薬剤を使用する縮毛矯正。
  • 中性縮毛矯正 ・・・ 中性の薬剤を使用する縮毛矯正。
  • ストカール ・・・ 根元ストレート、毛先カールの施術の名称。
  • 低温ストレート ・・・ 熱処理を低温で行なう縮毛矯正(ストレートパーマ)
  • ストキュア ・・・ ボリュームダウンぐらいのストレートパーマ。(※トリートメントのみでストレートになるということではない)
  • トリートメントストレート ・・・ ボリュームダウンぐらいのストレートパーマ。(※トリートメントのみでストレートになるということではない)
  • プラチナムストレート ・・・ ボリュームダウンぐらいのストレートパーマ。

 

Q&A

Q. 縮毛矯正やストレートパーマは、ヘアカラーと同時施術しても大丈夫ですか?

基本的にはNGですが、同時施術する方法もあります。

薬事法では医薬部外品どうしの施術を同日に行ってはいけないことになっています。医薬部外品の薬剤といえは、ヘアカラー剤、パーマ剤、縮毛矯正剤、ストレートパーマ剤などです。

しかし最近では化粧品登録の薬剤も発売されるようになりましたので、これらのものと組み合わせることで同時施術を行なうことができます。

髪のダメージ、お肌への負担、仕上りのでき、から考えると同時施術はあまりおすすめできません。どうしても時間がなく、一緒にしてしまいたい時にだけ行なうことをおすすめします。

(参考)同時施術は先に施術を行った方が、仕上りが悪くなります。例えば、、、

  • 先にパーマ、後にヘアカラーをする場合 ⇒ 先に行ったパーマがゆるくなってしまうなど、仕上りが悪くなる場合があります。
  • 先にヘアカラー、後にパーマをした場合 ⇒ 先に行ったヘアカラーの色が落ちるなど、仕上りが悪くなる場合があります。

Q. 縮毛矯正後(ストレートパーマ後)にヘアカラーする場合は、どれぐらいの期間を空ければいいですか?

1週間以上空けると良いと思います。その理由としては、薬剤の影響が髪にまだ残っていて、それがなくなるのが大体1週間ほどかかると言われているからです。

Q. 施術後にシャンプーする場合は、どれぐらいあければいいですか?

1~2日ほどシャンプーを控えるようにと、伝えられることが多いのではないでしょうか。理由としては上記の薬剤の影響をなるべく減らしたいからです。

しかし最近は毎日シャンプーする習慣の人が多いので、スタジオ・ココでは当日からシャンプーしても大丈夫ですとお伝えしています。(シャンプー後はきちんと乾かし、湿気を含まない、完全にドライの状態で寝てください。当日は髪も結ばないようにしましょう。)

シャンプーの有無は状況に応じて、ご自分で判断してください。そこまで大きく仕上りが変わってしまうことは、あまりないと思います。

Q. ストレートヘアをやめたい場合、パーマをすることはできますか?

またパーマをすることはできますが、特に縮毛矯正している髪へは、

  • パーマがかかりにくくて、取れやすい。
  • パーマがかかりやすくて、毛先がチリチリになる。
  • パーマがかかっても、取れやすい。

といったケースになることもあります。ストレートとカールは正反対のことを行っているので、こういったことが起こります。

髪のためにはなるべくどちらかに絞って、あまり頻繁に変えないことをおすすめします。ストレート矯正後にカールを楽しみたい時は、カールアイロンやホットカーラーを使って巻くといいですよ。

Q. アレルギーやカブレなどのお肌トラブルはありませんか?

縮毛矯正やストレートパーマはヘアカラーと違って、薬剤を頭皮に直接塗布することがありませんので、アレルギーやカブレといったトラブルが起こることが比較的少ない施術になります。

しかしどんなものも100%安全ではないので、注意は必要です。アトピー体質や敏感肌の人は、美容師に相談してから施術を受けるようにしてください。

パーマでアレルギーやカブレが起こらなかった人は、同じような作りの縮毛矯正剤やストレートパーマ剤は大丈夫な場合が多いです。

Q. 妊娠中や授乳中でも施術できますか?

妊娠中でも授乳中でも施術を受けることはできます。しかし体質が過敏になっている時期ですので、お肌が敏感であったり、匂いで気分が悪くなったり、長時間の施術が負担になったりします。その辺りを考慮して、体調の良い時に施術するのが良いと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。縮毛矯正やストレートパーマは使用する薬剤や施術方法によって、細かく分類することがでます。また施術にかかるダメージレベルや所要時間、料金などもそれぞれ違います。

どんなやり方を採用するかによってストレートメニューの名称は色々変わってくると思います。しかしお客様側からでしたら、後半に書いた「縮毛矯正やストレートパーマの種類」の所を参照すれば大丈夫かと思います。

もしそこに載っていない縮毛矯正(ストレートパーマ)でも、美容室にお問い合わせをして、ここに書いてある内容を参照しながら、どんな施術なのか判断すると大体は検討がつくと思います。

以上、縮毛矯正やストレートパーマの種類・違いについて、選び方のポイントについてでした。

 

 

関連記事です。

スタジオ・ココのストレートメニュー、「弱酸性縮毛矯正」です。

広がる「くせ毛の悩み」を解決!おすすめなスタイリング方法、ヘアケア対策、アイテムをご紹介します。

縮毛矯正でよくある失敗パターンについてです。毛先がチリチリになってしまったら、やはりカットするのが一番ですね。

■縮毛矯正後に根元が伸びてきて膨らみやすい時は、以外にもこの「育毛剤」がボリュームを抑えるのに役立ちます。育毛に白髪予防もできて一石三鳥です。

⇒ 薬用育毛剤「ザクローペリ」の効果は「抜け毛・白髪」予防に最適!

 

関連記事