妊娠、妊婦

妊娠初期や妊娠中、また産後(授乳期)などのヘアカラーについて、お問い合わせをいただくことがあります。

妊娠中は体調も過敏になることが多いですし、また「もう自分ひとりの体ではないので、気をつけたい」という気持ちもよく分かります。

「妊娠とヘアカラー」についてご説明する前に、まずは簡単にカラー剤の仕組みについて、説明しておきます。その方がしっかり理解できると思います。

 

ヘアカラーには、大きく分けて2つの役割があります

  • 「脱色剤」を使用して、髪の明るさを変えること。(明るさの調整)
  • 「染料」を使用して、髪を希望色に染めること。(色の調整)

 

アルカリカラーは「脱色」と「着色」を同時に行う

一般的なヘアカラー剤「おしゃれ染め」「白髪染め」などは、この2つの作業「明るくする」「染める」ということを同時に行なっています。

これらのヘアカラー剤のことを総称して「アルカリカラー」と呼びます。

「脱色」と「着色」を同時に行うことのメリット・デメリットを見てみましょう。

 

メリット

  • 髪を明るく染められる。
  • 色も同時に変えられる。
  • おしゃれ染め~白髪染めまで様々なカラーリングが行える。
  • 施術の待ち時間が短い。

 

デメリット

  • ジアミン染料を使用するので、ジアミンアレルギーの人へは使用できない。
  • カラーリングで髪がダメージする。
  • 頭皮がしみる・ヒリヒリするなどの刺激を感じることもある。

 

アルカリカラー剤がヘアカラーの主流になっているのは、幅広いニーズに応えることができ、使い勝手が良いことが挙げられます。

 

「染料を使用しない」ヘアカラーもある

「脱色剤」「染料」の2つの内、「染料を使用しない」ヘアカラーもあります。

脱色剤で明るくすることはできますが、染料を使用しないので色を変えられません。

「クリアカラー」や「ブリーチ」などがこれにあたります。

関連記事 >>> クリアカラー

では、染料を使用しないことのメリット・デメリットを見てみましょう。

 

メリット

  • ジアミンアレルギーがある人でもカラーリングができる。
  • 同じ明るさにする場合でも、アルカリカラーよりはダメージを減らすことができる。(※ブリーチは除く)
  • 他のヘアカラーと組み合わせて使用できる。(草木染め、カラートリートメントなど)

 

デメリット

  • 髪を明るくすることはできるが、色を変えられない。
  • 色を選べない。
  • 退色している部分へカラーリングができない。(暗くすることができない)
  • 頭皮がしみる・ヒリヒリするなどの刺激を感じることもある。

 

「脱色剤を使用しない」ヘアカラーもある

「脱色剤」「染料」の2つの内、「脱色剤を使わない」ヘアカラーもあります。

染める(色を変える)ことはできますが、髪を明るくすることができません。

 

脱色剤を使用しないヘアカラー (例)

 

では、脱色剤を使用しないヘアカラーのメリット・デメリットを見てみましょう。

 

メリット

  • カラーリングで髪がダメージしない。
  • 頭皮への刺激がない。
  • ジアミンアレルギーでも染められる。(香草カラーMD以外)

 

デメリット

  • 髪を明るくできない。
  • 施術時間が長め(天然100% ヘナ&ハーブカラー、香草カラー色葉、カラートリートメント)

 

「ジアミン染料」について

ヘアカラーで問題視されているのは、「脱色剤」の方ではなく「染料」。主に「ジアミン染料」です。

ヘアカラーに対してアレルギー反応を引き起こす場合は、大抵はこのジアミン染料が原因となっています。

このジアミン染料はほとんどのヘアカラー剤に入ってますが、それはなぜかというと、このジアミン染料を使用しないとなると、不便で使い勝手が悪くなるからです。

 

ジアミン染料を使用するヘアカラーの「メリット」

  • 色がしっかり染まる。
  • 早く染まる。
  • 色落ちしにくい。
  • 白髪染めもOK
  • 選択できる色が多い。

 

ジアミン染料を使用しないヘアカラーの「デメリット」

  • カラーの色持ちが悪い。しっかり染まらない。
  • 染まるまでの待ち時間が長い。
  • 早く色落ちする。
  • 選択できる色が少ない。
  • 白髪が染まりにくい。(トーンダウンがしにくい)

 

どうですか?

ジアミン染料を使用しないと、ヘアカラーとしてはものすごく使い勝手が悪いと思います。

  • 白髪染めができない。
  • 染めてもすぐに色落ちする。
  • 待ち時間が長い。
  • 選べる色が少ない。

こんな条件では、なかなか「このヘアカラーをしたい」と思う人はいないのではないでしょうか。

また美容室側としても、「多くのお客様のご要望に添えられるヘアカラー」を中心に取り扱うようになります。

こういった理由から、現在はほとんどのヘアカラーにジアミン染料が使用されています。

 

妊娠初期、妊娠中、産後(授乳期)などのヘアカラーについて

ようやく、話をもともとの、「妊娠とヘアカラー」に戻して、、、

妊娠初期、妊娠中、産後(授乳期)などはいつもより体調が敏感になっています。アレルギーやかぶれを起こしやすいので、できるならヘアカラーやパーマなど極力控えた方がいいです。

また「施術中の匂い」や「長時間座る」ことなどでも、気分が悪くなることもあります。

 

そうは言っても、、、でも、、、

  • 「やっぱり、ど~しても染めたい!」
  • 「プリン状態を放置するなんて、嫌!」
  • 「白髪を放置するなんて、ありえない!」

というご意見の方が多いと思います。

 

そういった場合、まずは体調の良い時を選んで、無理をしないようにすることが大切です。

そのうえで、アレルギーなどを引き起こしたり、かぶれたりするジアミン染料を取り除いたヘアカラーをするのがいいと思います。

 

またこういったヘアカラーで染める場合でも、「頭皮につけないでカラーリング」することもできます。

⇒ 頭皮につけないカラーリング「ゼロタッチ」

⇒ グラデーションを入れる3Dカラー技法「バレイヤージュ」

 

「妊娠とヘアカラー」のまとめ

妊娠初期、妊娠中、産後(授乳期)などにヘアカラーしたい場合は、ジアミン染料を取り除いてカラーリングをすれば、様々なリスクを減らすことができます。

でも、一般的な美容院では、ノンジアミンのヘアカラーを取り扱っていないという問題がありますが・・・。

そういう場合は担当美容師さんと相談して、ヘアカラーすることになるのなら、最低限は頭皮につけないようにカラーリングしてもらうといいのではないでしょうか。

 

スタジオ・ココの「ヘアカラーに対しての取り組み」

どのヘアカラーにも必ずメリット・デメリットがあります。

今の所「このカラー剤があれば、すべてのお客様のニーズを満たすことができる」というヘアカラーはありません。

この現状でお客様により満足していただくためには、様々なヘアカラーを取り揃え、ご希望に合うものを選択する必要があります。

 

ナチュラル系のカラーがしたい

天然100% ヘナ&ハーブカラー香草カラー香草カラー色葉(いろは)オーガニックカラー草木染め

ノンジアミンの「おしゃれ染め」を楽しみたい

ノンジアミンカラートリートメントカラークリアカラー草木染め

カラーアレルギーがあるけど「白髪染め」がしたい

天然100% ヘナ&ハーブカラー香草カラー色葉ヘアマニキュア

とにかく髪が傷まないカラーがしたい

天然100% ヘナ&ハーブカラー香草カラーMD香草カラー色葉ヘアマニキュア

 

また各ヘアカラーを組み合わせて使用すると、それぞれが持つ良さを最大限に活かすことができます。長所を活かし、他のカラー剤の短所を補うこともできます。(⇒ オーダーメイドカラー

これらの理由からスタジオ・ココでは様々なヘアカラーを取り扱い、現状での最高のカラーリングができるように励んでいます。

ヘアカラーでお悩みの際は、当店を一度お試しください。お客様のお役に立てることができれば幸いです。

どのヘアカラーが良いのか分からない時は、ご来店時にご相談いただくか、こちらの「メニューの選び方」をご参考ください。

 

当店のノンジアミン・ヘアカラーをご紹介

明るく染められるタイプ

  • ノンジアミンカラー ・・・ アレルギー要因であるジアミン染料を使用しないヘアカラー。明るい白髪染めも可。
  • 草木染め ・・・ 草木からの天然色素を利用して染めるカラー。透明感のある色合いが特徴。クリアカラーと組み合わせて使用します。
  • トリートメントカラー ・・・ 安全性の高い化粧品染料を使用するヘアカラー。カラートリートメントとクリアカラーを組み合わせて使用します。
  • クリアカラー ・・・ 染料を使用しない脱色剤のみのカラー。

 

明るくできないタイプ

  • 天然100% ヘナ&ハーブカラー ・・・ 天然100%の植物染め。とにかく天然にこだわりたい人へ。
  • 香草カラー 色葉 ・・・ 化粧品顔料を使用するハイブリットタイプのヘナ&ハーブカラー。天然ヘナより染まる。
  • ヘアマニキュア ・・・ 酸性染料を使用。色持ちもあります。頭皮につけないように塗布することが特徴。

 

各カラーの特徴・メリット・デメリットなど、詳しい説明はリンクをクリックして説明ページを見て下さい。

以上、「妊娠とヘアカラー」についてでした。

 

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