突然のジアミンアレルギー発症でヘアカラーに困った経験のある現役美容師の方に、アンケートを取りました。
- ジアミンアレルギーに困ったその経緯について
- その時どのような改善対策を取ったのか?
- なぜその方法を選んだのか?
- それによって状況はどう変化したのか?
- 体験者からのアドバイス
などを書いていただきました。
もしあなたが同じようなジアミンアレルギーといったヘアカラートラブルにお悩みなら、何かのヒントになれば幸いです。
■ ヘアカラートラブルがある場合のセルフカラー(白髪染め)対策には、「カラートリートメント」「ヘナ」「ヘアマニキュア」がおすすめ。
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■ 髪や頭皮に優しいシャンプー&トリートメント、その他ホームケア まとめ
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目次
髪のことで悩んだら…
■ 髪型で悩んだらこのヘアカタログ(20代30代 / 40代50代 / 60代70代 / パーマ / グレイヘア / 薄毛に似合う髪型)
■ 髪のダメージ/お手入れ/シャンプー&トリートメント/抜け毛・薄毛で悩んだら この記事
■ 自分で白髪染めするなら髪が傷まないタイプを(カラートリートメント / ヘナ / ヘアマニキュア)
ジアミンアレルギーでも使えるカラー剤「草木染め」でカラーリング対策し、腫れ・かぶれ・かゆみを改善した40代美容師の体験談
◆あなたの「お名前・年齢・性別」を教えてください。
葉月、44歳、女性です。
◆突然ジアミンアレルギーを発症したその経緯について教えてください。
私は「自然派美容室」に勤務している現役美容師です。
お店で扱う材料や商品は厳選されたものばかりで、安全第一、環境に配慮したサロンです。
現地まで視察に行き、生産者さんの考え、製造ラインを確認し、納得がいかなければ自社開発するほどの徹底ぶりです。
そんな守られた環境の中、39歳でジアミンアレルギーを発症しました。
いつもと同じようにカラーリングをしたところ、放置時間中に違和感を覚え、流し終わる頃には猛烈なかゆみと腫れが起こりました。
染めた際の頭皮だけでなく首筋や耳の中、目や脇、足の裏やお股などほぼ全身に症状が出てしまいました。
これらのアレルギー症状の原因は、カラー剤によく使用されている染料「パラフェニレンジアミン」です。(ジアミン染料)
カラートラブルが起こる場合は、ほとんどがこの成分に反応すると言われています。
わたしには他にもヘナ等の植物染料や天然ゴムにもアレルギーがあり、今回のジアミンアレルギーの発症で、美容師の仕事を続けるにはとても深刻なものとなりました。
皮膚科でステロイドを処方され、原因物質であるジアミン染料を避けるようにしていますが、美容師をしている以上全く触れないわけにいかず、今もかゆみと水疱と戦う日々です。
あれから一度もカラーリングをしていませんが、止めたからといってすぐに良くなることはなく、染めた髪を切らない限りずっとかゆみが続いていました。
白髪も増えて染めたいのに染められない悔しさと、アレルギーの発症で日常生活が不便になったことで、当時はかなりイライラしていたと思います。
ジアミン染料にかぶれてしまったけど白髪染めしたい時は、どんな対策をしましたか?どのような改善方法を試しましたか?
あまりにもジアミンアレルギーの症状が酷かったため、もう二度とジアミン染料配合のヘアカラーはしないと誓いました。
中途半端なかぶれだけなら体調不良かカラー後の流しが不十分だったのかと考え、その後も染め続けたと思います。
ただ白髪が目立つようになり、何とかカバーできる方法はないかと試した結果、自分に合う「植物染め」を見つけました。
美容師という職業柄、カラー剤の成分は熟知しているので、ジアミン染料とヘナの入っていないものを毎回パッチテストで調べていきました。
私のように特定の物質にアレルギー症状がある場合はそれを避け、疑わしいものは事前にパッチテストをすることで、万が一また症状が出ても最小限に抑えられます。
自分に合う白髪染めが見つかるまでは一時的にカラースプレーでごまかし、約1年程白髪と格闘していました。
わたしが使用できる植物は茜(あかね)とビーツ、その他のハーブがミックスされた製品です。
パウダー状の薬草を水で溶き、マヨネーズ程の粘度になるように作ったペーストをそのまま手で塗っていきます。
1か月に約2回、多い時で毎週白髪を染めます。
部分染めか全体染めかで使う量は変わりますが、約2か月分あります。
◆草木染めで白髪を染める方法を選んだポイントは何?
草木染めを選んだ理由は、体に負担がかからないことです。
きちんと認証されたものであれば化学染料は入っておらず、カラー剤のような刺激やかゆみなどの不快感は起こりません。
もちろんかぶれることもありません。
西洋では病気やケガの治療にハーブを、東洋では漢方を利用します。
先人の知恵と工夫は今も受け継がれていて、草木の持つパワーで髪と頭皮を同時にケアできる優れものです。
ヘアカラーは染めれば染めるほどダメージしてしまいますが、草木染めは染めるほどに綺麗になっていきます。
また自分で簡単に染められるのが魅力的で、生え際と頭頂部を染めるくらいなら5分もあれば塗り終わります。
放置時間は1時間~2時間かかりますが、TVドラマを見ていればすぐに時間が経ち、後はよく流すだけで終わります。
草木染めでジアミンアレルギー対策をして、カラーリングの際に起こる腫れ・かぶれ・かゆみといった症状はどう改善しましたか?
◆草木染めでのカラーリング対策で状況はどう改善しましたか?(良かった点)
草木染めに変えてからはアレルギー症状で苦しむことはなくなり、今の髪色にも満足しています。
髪に艶が出てきて抜け毛も減り、何の問題もありません。
カラートラブル発症当時は白髪があるのに染められないことが大きなストレスとなっていましたが、今思えばそんなことで1年も悩んでいたことがもったいなく感じます。
今までは毎月のカットとヘアカラー&トリートメントにお金をかけていて、それを数十年間くり返した結果、最終的には皮膚トラブルを起こしました。
その結果がこれまでに投資してきた金額に見合ったものなのか、髪や体を痛めつけてまで美にこだわる必要があったのか、今では疑問に思うこともあります。
ですがこういった経験をしてきたから、「美容に対する自分の考えが変わった」ことが一番大きな良い変化であると思います。
◆草木染めでのカラーリング対策で気になった点は?(悪かった点)
草木染めの唯一のデメリットは、「黒髪を明るくすることができない」ことです。
従来のヘアカラーは脱色と染色を同時に行い、黒髪を明るい茶髪に変えることができますが、自然の草木にそのような作用はありません。
今ある髪色の上に草木染めの色が被さるため、白髪がある場合は両方を均一に染めることができないのです。
例えば、ヘナの葉っぱは白髪に入れるとオレンジ色に、藍の葉っぱは青紫色に発色します。
なので黒髪にはほとんど変化が見られず、藍などの寒色系の場合は黒い髪がより黒く見えてしまいます。
そういった状況から草木染めが良いと分かっていても、色の問題で躊躇される方が多いのはとても残念です。
◆草木染めでのジアミンアレルギー対策に関して総合評価はどうですか?
ヘアカラーと草木染めはそれぞれメリット・デメリットがありますが、全体的に見るとやはり草木染めの方が勝ります。
カラートラブルがあるということは成分に良からぬものが入っているからで、その確率は明らかにヘアカラーの方が高くなっています。
その反面、草木染めは植物の力を最大限に利用でき、髪を染める以外の嬉しい効果があるのもポイントです。
安眠効果や皮膚のケア、デオドラント効果やクールダウンの作用もあったりと一石二鳥です。
わたしの勤める美容室でも草木染めの特徴をよく理解され、初めてチャレンジされるお客様が増えています。
皆さんどんどん綺麗な髪を取り戻し、その変化に関心を持ったまわりの方へと草木染めの輪が広がっています。
カラーリングする際はどこに気をつけていますか?
通常ヘアカラーの際にはダメージしないように、初めに栄養補給などのプレ処理を行い、染めた後にはトリートメントをするのが一般的です。
草木染めはそもそも成分が全く違うためダメージすることがなく、その後の特別なケアはなにもありません。
草木染めには洗浄、染色、保護などいくつもの効果があるので、何もしなくても自然と状態が良くなり、健康的な髪と頭皮に戻ります。
わたしの場合はアレルギー物質であるジアミン染料やヘナが混入していればすぐに反応が出てしまうので、使用する際は成分をしっかり確認するようにしています。
これさえ気を付けていれば、今のところ酷いアレルギー症状に悩まされることはなくなりました。
今回のヘアカラートラブルでだいぶ痛い目にあったので、もう草木染め以外のヘアカラーをしようとは思っていません。
◆同じようにジアミンアレルギーを抱えている人に、アドバイスをお願いします。
一般的なヘアカラーは一度施術でその人の雰囲気を変えることができ、精神的にも満足度の高い技術です。
だだ成分を知らずに染めている場合がほとんどで、多くの人が何らかのトラブルを経験していると思います。
- 頭皮がヒリヒリしみる、痛い
- カラーリング中や後にかゆい、かゆみが出てくる
- 顔や首筋・頭皮がかぶれる、赤くなる、腫れたことがある
- ツンとした刺激臭に不快感を覚えた
ヘアカラーをしている方にとってはこういうことは、「あるある」だと思います。
また最近では「ハーブカラー」や「オーガニック」といった言葉の持つイメージが良すぎるため、このようなカラー剤は安全だという認識が持たれています。
しかし美容室で扱うものは全て化学薬品です。
薬剤で染める以上はトラブルが起きて当然で、逆に何もない方がおかしいくらいです。
化学薬品に「天然」などあり得ないことなので、よく考えてみることが大切だと思います。
今の所は草木染め以外に安全なものは見当たりませんが、しかしこれも万人受けするとは限りません。
また草木染めは使用できる範囲が狭いので利用できる人も限定的ですが、どこまでを自身の許容範囲に設定するかで、使用するヘアカラーの選択肢を広げることができると思います。
(参考)ジアミンアレルギーがある場合のヘアカラーの選び方をまとめました。
最近はグレイヘアというフレーズが流行り、ナチュラル志向に変化しつつあります。
日本人のもつ黒髪はとても綺麗ですし、白髪もその年代にしかない貫禄と美しさがあります。
自分の持つ本来の髪色を大事にしてほしいと思います。
以上がジアミンアレルギーでも使えるカラー剤「草木染め」でカラーリング対策し、腫れ・かぶれ・かゆみを改善した40代美容師の体験談でした。
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