薄毛が気になり始めた場合は「髪と頭皮を傷めない白髪染め」がベスト
- 白髪染めの最中は頭皮がヒリヒリ痛い。
- だんだんと抜け毛が増えてきたように感じるし、髪も細くなってきた。
- 白髪染めの地肌への影響が気になる。
このまま薄毛になるのは嫌だし、「頭皮に影響が少ない白髪染め」ってないの?
抜け毛が増えたり髪が細く薄くなってきた時は、些細なことも気になりますよね。
白髪染めもその1つです。
「カラーリング中に頭皮がヒリヒリ痛い」「かゆみを感じる」などの違和感があれば、髪だけでなく頭皮にも負担をかけていることは、身をもって感じられると思います。
髪の育成には頭皮ケアが大切です。
そういった場合は「頭皮に負担をかけない白髪染め」をおすすめします。
そうすることで髪の土台となる頭皮の健康を守れるので、健全な髪の発育を妨げないですみます。
カラーリングのたびに頭皮の心配をしなくてよくなり、抜け毛や髪痩せや、しいては薄毛になるといった心配を減らせます。
また頭皮に負担をかけない白髪染めは、髪も傷めないので、以前のようなハリコシを取り戻せます。
ボリュームアップしたい方にはピッタリです。
今回は「薄毛や頭皮への影響が気になる場合の白髪染め対策」をご紹介します。
- 白髪染めで髪が細くなる? 抜け毛や薄毛と白髪染めについて
- 市販でも薄毛にならない白髪染めは「髪と頭皮を傷めない白髪染め」がおすすめ
- 髪や頭皮を傷めない&エイジングケア対応の「白髪染めカラートリートメント」◇美容院の合間のリタッチ染めに最適
- 手短に染めたい場合は、待ち時間が少ない「ヘアマニキュア」
- 天然100%でハリコシ・ボリュームアップ効果がある「ヘナ」
- 50代60代にもなると抜け毛が増えて髪が細くなる…将来のことも考えて髪やヘアスタイルと向き合うことが大切
- 市販でも薄毛にならない白髪染め「髪や頭皮を傷めないカラー」まとめ
- カラートリートメント、ヘアマニキュア、ヘナに関する「Q&A」
- Q. 美容院ヘアカラーと「カラートリートメント、ヘアマニキュア、ヘナ」のセルフ、併用する場合はどうすればいいの?
- Q. カラートリートメントで染まらない・染まりにくい場合の対処法
- Q. カラートリートメントのすすぎが大変と感じる場合の対処法
- Q. カラートリートメントの色残り(顔周りや頭皮)が気になる場合の対処法
- Q. 低刺激なカラートリートメントで染めてもかゆみが出る・かぶれる場合の対処法
- Q. ヘアマニキュアしてもよく染まらないのですが…
- Q. カラーチェンジしたいので、ヘアマニキュアの落とし方・除染方法を教えて
- Q. ヘナのカラーリング中にかゆみ、もしくはヘナカラー後にかゆみがあります。これはかぶれてるの?
- Q. ヘナカラー後は「バサバサ・きしむ・ごわつく」感じがあります
- Q. ヘナを続けるとパーマがかかりにくい?
確実に薄毛を改善するなら「オンライン診療」がベスト!
<引用:毛のクリニック>
- 人から頭を見られるのが恥ずかしい。
- 髪の薄さを隠すためのヘアスタイルを常に考えている。
- 頭皮ケアをいくらしても、抜け毛は止まらない。
抜け毛が続いたり、薄毛の進行が止まらないような場合、多くの場合がAGA(男性型脱毛症)です。
最近では女性も男性と同じ用に、AGAがあることが知られています。
AGAはホルモンバランスの乱れが主要因であることから、ホルモンのケアをしない限り症状は改善しません。
治療をしない限り、自然に改善することはありません。
ひょっとして、育毛剤や育毛シャンプーで症状が良くなればいいと思っていませんか?
ヘアケアでは抜け毛や薄毛の進行は止まりません。
まずは適切に治療して、抜け毛を止めてから、育毛すると効果的です。
薄毛は進行性の脱毛症なので、症状に気がついたら、なるべく早く治療することが重要です。
<引用:毛のクリニック>
育毛剤よりも低コストで、簡単で、高い効果を見込めるのがAGA治療です。
抜け毛や薄毛を本気で治したい場合は「AGA治療」をしてください。
【記事監修】美容院オーナー&美容師
多くのお客様に支持され続け創業46年、髪と体に優しい美容院。髪の悩みだけでなく、薬剤の体への影響も考慮した優しいメニューが好評。記事の内容は仕事で得られる専門的な知識、一般では知れない業界の情報、サロンワークの出来事や経験、お客様の体験談などを元にしています。
白髪染めで髪が細くなる? 抜け毛や薄毛と白髪染めについて
「白髪染めを続けていると髪が細くなる? どんどん薄毛になる?」
このような話し聞いたことありませんか。
美容院で仕事をしていると、お客様からたまにこういった話しを聞くことがあります。
白髪染めと薄毛の因果関係についてですが、はっきりとした科学的根拠がないので、
- 髪が細くなる
- 抜け毛が増える
- 髪が薄くなる
の原因が白髪染めにあるとは言えないですが、白髪染めの最中で「頭皮がヒリヒリして痛い」「かゆみを感じている」場合は、頭皮へ負担があることは確かです。
こういった症状が出ている場合に白髪染めすると、不安になりますよね。
そんな思いを抱えつつ白髪染めするのは精神衛生上良くないので、取れる対策をすることはいいことだと思います。
「髪や頭皮を傷めない白髪染め」をすることで、そういった心配をしなくて良くなります。
「髪が細くなる」「抜け毛が増える」「髪が薄くなる」といった症状にお悩みの場合は、こういった白髪染めを試してみることをおすすめします。
市販でも薄毛にならない白髪染めは「髪と頭皮を傷めない白髪染め」がおすすめ
頭皮のことを最優先に考えるなら「脱色剤抜きの白髪染め」&「ジアミン染料不使用」がベストです。
- 「脱色剤」は、ヒリヒリしたり・しみるなどの刺激がある成分です。
- 「ジアミン染料」は、かゆみやかぶれといったアレルギーの元になる成分です。
どちらも頭皮や体に対しては刺激になる成分ですので、そういったものを使用しないと、より「頭皮に優しい白髪染め」ができます。
白髪染めを続けていく場合には、ここを意識すると現状では完璧です。
市販で「ジアミン染料&脱色剤不使用」の白髪染めとは、「カラートリートメント、ヘナ、ヘアマニキュア」の3つになります。
【ジアミン不使用】肌に優しい&傷まない白髪染め
■カラートリートメント ・・・ 安全性の高い化粧品染料を使用するトリートメントタイプの白髪染め。ジアミンアレルギーでも染められる。脱色剤を使用しないので髪を傷めず、肌にも優しい。
-
- 美容院との併用がしやすい。
- 頭皮への刺激やカユミの心配もなし。
他と比べてもよく染まるのがマイナチュレ。白髪染めしつつヘアケア&スカルプケアが行え、髪と頭皮をいたわりながら染められる。
■ヘアマニキュア ・・・ 爪のマニキュアのように髪をコーティングしながら染める白髪染め。短時間で染まり、ツヤのある仕上がりが特徴。
- カラートリートメントでは染まりが物足りない方に
- 生え際や分け目など手軽に染めたい方に
利尻カラークリームは1回10分で染まり、色持ち1ヶ月!
■ヘナ ・・・ 植物由来の天然色素を利用し、100%天然成分だけで白髪染めできる。髪へのトリートメント効果があり、細毛にはハリコシ・ボリュームアップも。《他のヘナもチェック》
- 美容院ヘアカラーとの併用不可
- 美容院で染めずに自分だけで白髪染めしたい方に
- 髪痩せが気になり始め、白髪染めしつつハリコシも欲しい方に
もし「明るく染めたい、やっぱり明るい白髪染めがいい」という場合は、市販ではやはり「ジアミン染料&脱色剤配合」の白髪染めを選ぶしか方法はありません。
その際は最低限「頭皮にカラー剤をつけないように塗る」ことで、頭皮への影響を減らすことはできます。
▼ 頭皮につけないように塗りやすい市販の白髪染め
ここでは「薄毛の心配がなくなるように頭皮への影響がない白髪染め」をご紹介していますので、「カラートリートメント、ヘナ、ヘアマニキュア」この3つに関して詳しく解説していきます。
これらの白髪染めにはそれぞれにメリット・デメリットがありますので、どういった場合にどの白髪染めを選べば良いのか簡単にご紹介します。
ヘナ
- ショート~ボブぐらいの髪に。(ロングだと塗りにくい)
- 天然100%の白髪染めがしたい。
- カラーリングの時間をゆっくり取れる方だ。(放置時間が1時間以上と長い)
- オレンジがかった仕上がりでも大丈夫。(ブラウンに染められるが色の調整が難しい)
- ボリュームアップ効果が欲しい。
ヘアマニキュア
- ショート~ボブぐらいの髪におすすめ。(ロングだと塗りにくい)
- 短時間で染めたい。(置き時間は10分前後でOK)
- 手先は器用な方だ。(頭皮につかないように塗る必要がある。慣れが必要)
カラートリートメント
- ショート~ロングまでOK(塗りやすいし頭皮につけてもOK)
- トリートメントしたような仕上がりが欲しい。
- 白髪染めで頭皮ケアもしたい。(ハリコシ、育毛成分など)
- 手短に染めたい。(回数は重ねる必要有)
- 一回でしっかり染めたい。(時間を長めに置く)
- 美容院ヘアカラーと併用したい。合間に自分でもリタッチ染めしたい。
この3つの中ではカラートリートメントが一番使いやすく、美容院との併用もできるので、お試しするならカラートリートメントからがおすすめです。
とことんこだわりたいなら「ヘナ」、手短に染めたいなら「ヘアマニキュア」を試すといいのではないでしょうか。
それではそれぞれのヘアカラーを詳しくご説明します。
髪や頭皮を傷めない&エイジングケア対応の「白髪染めカラートリートメント」◇美容院の合間のリタッチ染めに最適
白髪染め用カラートリートメントとは、シャンプー後に使うトリートメントで色が染まるようになっているヘアカラーです。
染料にはジアミンといったかぶれやすいものではなく、化粧品染料という肌に優しいものを使用しています。
トリートメント効果で髪がしなやかな仕上がりになり、また脱色剤不使用で「髪を傷めない」、「手軽に白髪染めできる」という理由から最近はよく流行っています。
もうすでにご存知の方も多いのではないでしょうか。
白髪染めカラートリートメントのメリット・デメリットは何?
<メリット>
- 脱色剤不使用なので、髪が傷まない。
- ジアミン染料を使用しないので、安全に白髪染めできる。
- ジアミンアレルギーがある人でも染められる。
- かゆみやかぶれの心配もほとんどない。
- 頭皮につけても大丈夫。
- 頭皮がヒリヒリするなどの刺激がない。
- 白髪染め時のツンとする刺激臭がない。
- トリートメント効果でサラッとしたり、しなやかな髪になる。
- 短時間のカラーリングでOK(お風呂での使用方法の場合)
- 簡単手軽に染められる。
- 妊娠中でも白髪染めできる。
- 美容院ヘアカラーとの相性が良く、併用しやすい。色の変更もやりやすい。(セルフケアに最適)
<デメリット>
- 脱色剤を使用しないので、明るく染められない。
- 回数を重ねて徐々に染めていくタイプなので、1回でしっかり白髪が染まるというわけではない。
- (※ 1回でしっかり染める方法もあります⇒ 詳しくはこちら)
- シャンプーの度に色落ちする。
白髪染めカラートリートメントはこんな人におすすめ
- 白髪染めのダメージが気になる。
- 今までの白髪染めでは肌トラブルがなくならなかった。
- ジアミンアレルギーを発症して、従来の白髪染めでは染められない。
- アレルギーが心配。予防したい。
- 従来の白髪染めでは頭皮がヒリヒリして痛い。しみる。
- 敏感肌、アトピー体質。
- 妊娠中だけど、白髪染めしたい。
- 次の美容室までの合間にセルフカラーでメンテナンスしたい。
- ヘナの長い待ち時間が苦痛。
- ヘアマニキュアは塗りにくいと感じている。(頭皮についても大丈夫なものを探している)
- 抜け毛・薄毛が気になるので、頭皮に優しい白髪染めがしたい。
- 白髪染めのツンとした刺激臭が苦手。(揮発性の刺激臭なし)
市販の白髪染めカラートリートメントで肌に優しい&よく染まるのは「マイナチュレ」
今は白髪染めカラートリートメント全盛期で、市販や通販を合わせると数え切れないぐらいたくさんあります。
- コストパフォーマンス
- 染まり(染まる早さ/染まり具合/色持ち/染めた際の色合い)
- 刺激性(かゆみ/かぶれ/アレルギー/匂い)
- 頭皮ケアできる/できない
などをトータルで考慮してバランスが一番良いのは、「マイナチュレ」です。
マイナチュレが高評価だったところを挙げてみます。
- よく染まる。
- 色持ちが良い。
- 高い安全性がある。(3つもの皮膚刺激テストを実施)
- かぶれたり、かゆみが出にくい。
- ジアミンアレルギーでも大丈夫。
- 微香料で、匂いに敏感な人でも使いやすい。
- 緑っぽい/紫っぽいなど、変な色に染まらない。
- 妊娠中の使用もOKと記載あり。
◆他のメーカーはここまで絶対にしないであろう 3つもの皮膚刺激テストを実地し、刺激性に最大限配慮しています。
◆「パッチテスト」とは、単回使用による皮膚の炎症反応を確認するテストを言います。カラートリートメントをガーゼ等に浸み込ませて皮膚に貼り、24時間後、貼布部位の赤みや腫れなどの反応を観察し判定します。
◆「アレルギーテスト済み」に関しては、「RIPT試験(累積刺激及び感作試験)」を行い、その結果を表示しています。RIPT試験とは連続使用によるアレルギー症状を確認するテストを言います。カラートリートメントを一定期間連続塗布し、それを数回くり返し、皮膚の反応を検査することで、カラートリートメントを継続使用した時に、アレルギーの症状が出るかどうかを判断します。評価・判定については、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医が行っています。
◆「スティンギングテスト済み」に関しては、「スティンギングテスト」を行い、その結果を表示しています。スティンギングテストとは敏感肌の方を対象にした感覚的な刺激を確認するテストを言います。対象者(敏感肌の方)の皮膚にカラートリートメントを塗布し、一過性のかゆみ・ほてり・痛みなどの不快となる感覚刺激を評価します。評価・判定については日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医が行っています。
※ すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないと言うことではございません。
<マイナチュレより抜粋>
低刺激にこだわっているので敏感肌の人やアトピー体質の人、また妊娠中のお肌が敏感な時期でもかぶれる心配を最大限減らしてくれます。
もちろんジアミン不使用なので、アレルギーがあっても安心して白髪染めできます。
またカラー剤の臭いが気になる方も多くありますが、マイナチュレは強い刺激臭が有りませんので、そこも安心できるポイントです。
◆マイナチュレは白髪染めカラートリートメントの中でもよく染まります。
「染まり」を比較実験してみました
◆左から順に「マイナチュレ」、真ん中「DHC」、右が「ビゲン」です。
(※染色条件:説明書の放置時間、1回染め)
最初のマイナチュレが、やっぱり一番よく染まっていますよね。
おすすめの染め方としては、乾いた髪に塗ってから30分放置時間を取る方法です。
そのやり方でも実験してみました。
◆左から順に「マイナチュレ」、真ん中「DHC」、右が「ビゲン」です。
(※染色条件:放置時間30分、1回染め)
明確に差が出ましたね。
やはり「よく染まる」のはマイナチュレです。
よく染まるということはカラーリングの作業が楽になりますし、白髪カバー率も高いし、色持ちも長続きするということです。
色味も自然なブラウン色で、どの髪色にも合わせやすく使い勝手が良いです。
他のカラートリートメントによくありがちな「染めた際に緑色が強く出る」「紫っぽい色に染まる」といったこともありません。
◆ホームページ上に「妊娠中の使用もOK」と、きちんと記載しています。(妊婦さんの場合だったら安心できますよね。)
マイナチュレ 購入先
ということで、市販の白髪染めカラートリートメントでクオリティーの高いものをお探しなら「マイナチュレ」がおすすめです。
白髪染めカラートリートメントの使い方と一回で上手に染める方法
◆基本的な使用方法は?(お風呂での使い方)
- 先にシャンプーを行い、タオルで軽く拭いて、ややウェットな髪に塗布します。
- 白髪が気になる部分へ塗布したら、所定時間をおいて、お湯でしっかり目に洗い流して終了です。
標準はこの使用方法ですが、おすすめはお風呂に入る前の「乾いた髪に塗布する方法」です。
お風呂に入る前に染める方が準備の手間が減らせますし、放置時間を延長することが容易です。
◆「乾いた髪へ染める方法」と「お風呂で染める方法」では、これぐらいの差がでます
(左)が乾いた髪に塗る方法(右)がお風呂で塗る方法
<上手に染めるポイント>
- 乾いた髪に塗布する。
- 使用量はケチらずにたっぷりと塗布する。
- 塗布後は髪の上からラップをして、薬剤が髪にしっかりと密着するように抑えつけます。
- 放置時間は長めに置きます。(最低30分、できれば1時間以上)
- 染まりにくい場合は、ダークブラウンなどの濃い色を選択してください。
一回でしっかり染めたい場合は、この5点を意識してみてください。
ここさえできていれば「必ず」染まりますので、染まりにくい場合はポイントを再確認してみましょう。
きっと上手に染められるようになると思いますよ。
⇒ さらに詳しく知りたい場合は「一回でしっかり染めるコツ」をチェック。
手短に染めたい場合は、待ち時間が少ない「ヘアマニキュア」
ヘアマニキュアは「ノンジアミン染料」「頭皮につけないように塗布する」という理由から、カラートラブルがある人でもほとんどの場合はカラーリングできます。
- 敏感肌、アトピー体質でもOK
- ジアミンアレルギーでもOK
- 妊娠中でもOK
(※ただし「明るくできない」「頭皮につけられない」という弱点もあります。)
ヘアマニキュアは、爪のマニキュアと同じ様に表面をコーティングして染めるタイプのヘアカラーです。
髪をコーティングするのでツヤがある仕上がりになります。
脱色剤を使用していないので、髪を傷めない白髪染めです。また頭皮への刺激もありません。
ヘアマニキュアのメリット・デメリットは何?
<メリット>
- 髪が傷まない。
- 髪のコーティング効果でツヤが出る。
- ジアミンアレルギーの人でも使用できる。
- 頭皮への刺激がない。
- 放置時間が短い。(10分前後)
- 短時間で染まる割には色持ちもそこそこある。
- 刺激臭がない。
- 妊娠中でも白髪染めできる。
<デメリット>
- 髪を明るく染められない。
- 頭皮につけられない。(根元の白髪が数ミリ残る。塗りにくい。)
- 頭皮につくと1〜2日間ぐらい色が残る。
- シャンプーの度に色落ちする。
- 他の髪色に変更したい場合は、前の色が残るのでしづらい。
ヘアマニキュアはこんな人におすすめ
- 短時間で染めたい。
- ジアミンアレルギーがある。
- 敏感肌、アトピー体質。
- 髪のダメージが気になる。
- 髪にツヤがほしい。
- 抜け毛・薄毛が気になるので、カラー剤を頭皮につけたくない。
- 頭皮のコンディションは良くないが、どうしても白髪染めしたい。
- ショート~ボブぐらいの髪型。(長いと染めにくい、肌につきやすい)
- 妊娠中だけど白髪染めしたい。
市販のおすすめヘアマニキュアは、短時間でしっかり染まる「利尻カラークリーム」
市販のヘアマニキュアは、大手の2メーカーがよく販売されています。
- 「ブローネ ヘアマニキュア」
- 「サロンドプロ ヘアマニキュア」
この2つの大きな違いは以下になります。
- 【ブローネ】泡状で手軽に塗布しやすい。(色落ちは早い)
- 【サロンドプロ】クリーム状でしっかり濃い目に塗れる。
以前はヘアマニキュアなら「サロンドプロ」をおすすめしていましたが、新発売された「利尻カラークリーム」が色持ち&染まりともにより良くなっているので、今はそちらをおすすめしています。
先発メーカーの弱点を改善し、より良い商品を提供できるのが後発メーカーの強みです。
メーカーはあの「利尻ヘアカラートリートメント」で有名な Sastty です。
カラートリートメントの弱点である「染まりが弱い」「色持ちが弱い」ということをカバーするために発売された新商品です。
無添加処方にこだわり低刺激で、「髪痩せ」が気になる方にハリコシ成分配合と、なかなかの機能性です。
ヘアマニキュアするなら「利尻カラークリーム」見逃せない一品です。
ヘアマニキュアの使い方・コツ・注意点
ヘアマニキュアのやり方
頭皮につかないように、根元を浮かしながら塗布します。
塗り始めはつむじから。そこから1cmずつ毛束を分けて取り、コーミングしながら塗布します。
それをつむじから反対方向の最後にいくまで塗っていきます。(つむじ~前髪の方へ、つむじ~もみあげの方へ、つむじ~えり足まで、前後左右同じように。)
コーミングする方向は顔の前からつむじに向かって、サイドは下から上に向かって、クシやコームを動かします。(顔や首にヘアマニキュアがつかないように)
塗布し終わったら顔や首すじに髪がつかないようにヘアクリップなどで止めておいて、髪全体に「ふんわりと」ラップを巻いておきます。(押さえつけると頭皮に色がつきますよ 笑)
所定の放置時間をおいたらシャンプーとトリートメントして、乾かして終了です。
■ サロンドプロのヘアマニキュア 使い方動画が分かりやすいので紹介します。
ヘアマニキュアでしっかり染めるコツは?
- たっぷりと塗布します。
- しっかり染めたい場合は、5~10分分ぐらい放置時間を延長します。
- 二度塗りも濃く染める場合には有効です。
◆ ヘアマニキュア 二度塗りの方法
1回目のカラーリングが終わった後、所定の放置時間をおいて、シャンプーする前にもう一度白髪が気になる部分を重ねて塗ります。(洗い流さずに二度目を塗るということ)
さらに10分ほど放置時間を取ってから、シャンプー&トリートメントして終了です。
ヘアマニキュア使用時の注意点
ヘアマニキュアは顔や地肌につくと色が取れにくいので、事前準備をしておきましょう。
- 顔周りの生え際・首筋・汚れが気になる部分に保護クリームを塗ります。
- 耳にはイヤーキャップをします。(100均で購入可。無い場合はラップで覆う)
- 手に付くと取れにくいので、塗布する際は手袋を使います。(100均で購入可)
- 服などが汚れないようにカラーリング用のケープがあるといいですね。
ヘアマニキュアが肌に付いた際は・・・
- ティッシュペーパー等で「すぐに」拭き取ります。(時間が経つと落ちにくい)
- 時間が経ってしまった場合はヘアカラーリムーバーを、無い場合は石けんや洗顔フォームで代用します。
▼ 市販ヘアマニキュアで一番のおすすめは、早く染まって色持ちする「利尻カラークリーム」
短時間で染まる利尻カラークリーム
売上日本一の白髪染めトリートメントメーカーからヘアマニキュアが新発売。1回10分で染まり、色持ち1ヶ月!
脱色剤不使用なので髪が傷まず、頭皮への刺激もなし。ジアミンアレルギーでも染められ、カラー後はツヤツヤに仕上がります。《レビュー / 他と比較する》
- カラートリートメントでは染まりが物足りない方に
- 白髪染めのダメージにお悩みの方に
- 生え際や分け目など手軽に染めたい方に
天然100%でハリコシ・ボリュームアップ効果がある「ヘナ」
植物の天然色素を利用して白髪染めできるのが、「ヘナ」。
化学的なもの一切使用せずに染められるので、安全性の高いヘアカラーです。
しかし天然100%なだけにヘアカラーとしては使い勝手の悪い部分も多いので、今まで普通の白髪染めをしていた人は特に、以下をよく理解してから使用するようにしましょう。
- 明るく染められない。
- 染めるのに長い時間がかかる。(推奨1時間以上)
- 選べる色が少ない。
- 草っぽい匂いがする。
- パーマがかからなくなる。
- 他のヘアカラーとの相性は良くない。
こういった特徴があるので、主に以下のような人がヘナカラーを利用しています。
- ヘアカラーの薬害が心配。
- 自然派志向。
- ジアミンアレルギーがある。
- 髪のダメージが気になる。
- 頭皮に優しい白髪染めがしたい。
- 髪にハリコシが欲しい。
ヘナの利用人口は、ヘアカラー人口全体の中ではまだまだ少数派です。
しかし最近は健康志向ブームと相まって「天然100%で安全性が高い」という理由から、徐々に利用人口を伸ばしてきている傾向が見られます。
ヘナのメリット・デメリットは何?
<メリット>
- 100%天然で安全性が高い。
- 髪が傷まない。
- 頭皮への刺激がない。
- ジアミン染料不使用。( ※一部例外でジアミンを使用するヘナも有)
- ジアミンアレルギーでも染められる。
- 髪へのトリートメント効果が高い。
- 髪にハリコシを与える。
<デメリット>
- 明るく染められない。
- 選べる色が少ない。(ヘナのみだとオレンジ色。インディゴを混ぜるとブラウン色が可能。)
- 染めるのに時間がかかる。待ち時間が長い。(推奨1時間以上)
- 草っぽいヘナ独特の匂いがある。
- パーマがかかりにくくなる。かかっても取れやすい。
- 植物アレルギーある人は注意が必要。
- 他の髪色に変更したい場合でも、ヘナの色が強く残る。
- 美容院でヘアカラーしている場合の、合間のセルフケアには不向き。(他カラーとの併用は難しい)
その他の注意事項
◆ヘナにインディゴ混ぜるとブラウン色を作ることができますが、インディゴが少しかぶれやすい性質を持っているので、配合量を増やし過ぎるとかぶれやすくなる。(自分で2色を混ぜて使用する場合)
◆ヘナは体を冷やす作用がある。(妊婦さんで長時間カラーリングをする人もあるかな?と思ったので、一応記載しておきます。)
ヘナはこんな人におすすめ
- 100%天然で白髪染めしたい。
- 髪が痩せてきたので、ハリコシが欲しい。
- 白髪染めのダメージが気になる。髪のダメージを改善したい。
- 敏感肌やアトピー体質。肌トラブルになりやすい。
- ジアミンアレルギーがある。
- カラーの放置時間、1~2時間が我慢できる。
◆市販のヘナで混ぜものをしていない安全メーカー&人気なのは「マックヘナ」
マックヘナはオーガニック認定されているヘナです。
市販の安いヘナは発色をよくさせるために、無添加と表示していながら薬品を添加しているものもあります。
オーガニック認定済なのは、かなり安心材料になりますね。
また染める時間が30分~40分と他のヘナカラーと比べても早いことが特徴です。
もちろんその時間でちゃんと染まります。(より濃くしっかりと染めたい場合は放置時間を延長する方がベター)
待ち時間が長いと染めること自体が面倒になってしまうので、なるべく時間の負担を減らしたいところです。
製品がしっかりしていて、早く染まる。
そういった理由から「マックヘナ」をおすすめします。
白髪が多い人はこちらの「ナチュラルブラウン」がおすすめです。
もうすでに調色してあり、ヘナとインディゴを自分で混ぜなくてもブラウン色に染まります。
しっかり染めたい人、染まりが弱い人は、たっぷり塗布して放置時間を長めに置くようにすることで、より濃くしっかりと染めることができます。
白髪が少ない人は、こちらの「ナチュラルオレンジ」がおすすめです。
白髪はオレンジ色に染まりますが、黒髪もほのかに暖色系に染まるので、光の加減によっては地毛よりもやや明るく見える色です。
白髪が出始めの少ない方や、白髪染めで暗くなるのが苦手な方にもおすすめです。
▼ 他のヘナとも比較して選びたい場合
ヘナペーストの作り方とセルフカラー方法
ちょうどよい粘り気のヘナペーストを作るには?
ヘナを塗る前の一番のポイントは、ヘナペースト(お湯を混ぜてカラー剤の状態にしたヘナ)の粘度です。
- 混ぜるお湯の量が少ないと、ヘナペーストが硬くなりすぎて塗りにくいですし、染まりにくくもなるので仕上がりが悪くなってしまいます。
- お湯の量が多すぎると、ヘナペーストがゆるく(水っぽく)なりすぎて、塗布する際や放置時間の際に液ダレを起こします。
ヘナペーストは「マヨネーズぐらいの粘度」になるように仕上げます。
その際はホホバオイルやココナツオイルなどの天然オイルを、ヘナの量に対して5%~10%ほど混ぜてあげると質感向上できます。
- ヘナペーストの乾燥を防ぐ。
- 塗布する際の引っかかりを緩和する。
- 仕上がりのキシミ・ゴワツキを緩和する。
手間を惜しまず、もうひと工夫入れてみてくださいね。
ヘナにも使用できますし、顔や体の保湿オイルにもなりますし、マッサージオイルにも使用できます。多目的に使用できて大変便利。
▼今も美容室でも使用しています。大容量でコスパが良いオーガニック・ホホバオイル
シャンプー前の乾いた髪に塗布してもOK
ヘナは通常のヘアカラーと同じように塗布できます。(乾いた髪への塗布OK)
本当はシャンプー後にタオルドライして、ややウエットの状態で塗布するのが一番いいですが、一旦お風呂に入ってからもう一度カラーリングするというのは結構手間なので、お風呂に入る前の乾いた髪に塗布するのでも構いません。
手間を省いた分を長めに置き時間を取る方が、より濃く染まっていいですよ。
白髪をしっかり染めるためには、白髪が多い&目立つ部分から塗布する
白髪が多い場所や一番気になる部分から塗り始め、全体塗り終わったら髪を一つにまとめます。
その上からラップをし、ヘナと髪と頭皮が密着するように、上から押さえつけます。
ヘナは一般的な白髪染めと違って染まりにくいので、たっぷり塗ることを意識し、染めたい部分にしっかりヘナ付くようにしてください。
放置時間は長めを意識する
ヘナは染まりにくいのでその弱点をカバーするために、放置時間は長めに取ることをおすすめします。
所定時間をおいた後は、通常通りシャンプーとトリートメントをして終了です。
放置時間は最低でも説明書きにある時間は置いてください。
それでも染まりが弱い場合は、塗布量を増やしてたっぷりと塗布するようにして、説明書きよりも長い時間を置くようにしてみてください。
ヘナでセルフカラーする際に上手に染めるポイント「おさらい」
- ヘナペーストをちょうどいい粘度(マヨネーズぐらい)に仕上げる。
- 白髪が一番目立つ部分から塗り始め、たっぷりと塗布する。
- 塗り終わった後はラップをし、ヘナと白髪が密着するように上から押さえつけます。
- 染まりにくいので長めの放置時間をとるようにします。
▼ 市販ヘナで一番のおすすめは、早く染まりオーガニック認定も受けている「マックヘナ」
50代60代にもなると抜け毛が増えて髪が細くなる…将来のことも考えて髪やヘアスタイルと向き合うことが大切
「薄毛・抜け毛・髪痩せ」が気になる場合にやってはいけないことは、以下のことです。
- 市販カラーなどの刺激の強いものを使用する。
- 刺激の強いカラー剤を頭皮にべったり塗る。
- 頭皮に違和感がある、ヒリヒリする、しみる場合の無対策。
- 頭皮が荒れている時、体調が敏感な時、体調不良の時などでも、白髪が目立つのを気にして染めてしまう。
心当たりないかチェックしてみてください。
こういうのって結構「まぁいいっか。」ってなってしまって、いつもと同じように染めてしまうケースが多くあります。
特にセルフカラーしている場合は、まわりに誰もアドバイスしてくれる人がいないですから。
こういう状態でカラーリングしてると、「頭皮」しいては「毛根」に悪いので、髪の発育にとって良い状態とは言えないですよね。
これが長期化すると頭皮トラブルが発症することもあります。
頭皮湿疹なんかは治りにくいですし、これが続くと経験上、抜け毛が増えて薄毛に移行する場合があります。
人生は約90年近くもあり大変長いので、髪だけでなく頭皮の健康のことも考えて、なるべくフサフサの状態を維持したいですよね。
ヘアスタイルって「今だけキレイになればいい」ってものではないと思います。
髪が細く薄くなる将来のことも考えて、髪や頭皮、ヘアスタイルと向き合うことが大切だと思います。
市販でも薄毛にならない白髪染め「髪や頭皮を傷めないカラー」まとめ
記事が長くなったので、要点をもう一度まとめます。
抜け毛や薄毛の予防として頭皮への影響を最優先に白髪染めを考えるなら、「髪や頭皮を傷めない白髪染め」を選びましょう。
白髪染めする際に一番ベストを目指すなら、「ジアミン染料不使用」「脱色剤不使用」です。
- 「ジアミン染料」は、かゆみやかぶれ・頭皮湿疹などの原因になります。
- 「脱色剤」は、頭皮がヒリヒリ痛い・しみるなどの刺激になります。
こういったものを使用しない白髪染めを選ぶと、「頭皮に刺激がない=薄毛にならない」ヘアカラーができます。
▼ 市販でジアミン染料&脱色剤不使用の白髪染め
【ジアミン不使用】肌に優しい&傷まない白髪染め
■カラートリートメント ・・・ 安全性の高い化粧品染料を使用するトリートメントタイプの白髪染め。ジアミンアレルギーでも染められる。脱色剤を使用しないので髪を傷めず、肌にも優しい。
-
- 美容院との併用がしやすい。
- 頭皮への刺激やカユミの心配もなし。
他と比べてもよく染まるのがマイナチュレ。白髪染めしつつヘアケア&スカルプケアが行え、髪と頭皮をいたわりながら染められる。
■ヘアマニキュア ・・・ 爪のマニキュアのように髪をコーティングしながら染める白髪染め。短時間で染まり、ツヤのある仕上がりが特徴。
- カラートリートメントでは染まりが物足りない方に
- 生え際や分け目など手軽に染めたい方に
利尻カラークリームは1回10分で染まり、色持ち1ヶ月!
■ヘナ ・・・ 植物由来の天然色素を利用し、100%天然成分だけで白髪染めできる。髪へのトリートメント効果があり、細毛にはハリコシ・ボリュームアップも。《他のヘナもチェック》
- 美容院ヘアカラーとの併用不可
- 美容院で染めずに自分だけで白髪染めしたい方に
- 髪痩せが気になり始め、白髪染めしつつハリコシも欲しい方に
商品の詳細については各リンクをご覧ください。
一番のおすすめはカラートリートメントです。
- 使いやすい。塗りやすい。いろんな使い方ができる。
- 髪が傷まないしトリートメント効果も得られる。頭皮ケア効果も得られる。
- 美容院との併用ができる。髪色をチェンジしやすい。
美容院の合間のリタッチ染めにもピッタリなので、お試しするならカラートリートメントからがおすすめです。
とことんこだわりたいなら「ヘナ」を、手短に染めたいなら「ヘアマニキュア」を試すといいのではないでしょうか。
こういった地肌に優しいヘアカラーを選ぶことで、髪の土台となる頭皮を守りつつ、そして白髪染めも続けることができます。
髪が細くなったり抜け毛や薄毛が気になる場合には、これらの白髪染めに移行することをおすすめします。(セルフカラーの場合は特に)
またこれらの白髪染めは「敏感肌」の方や「アトピー体質の方」へも最適なものです。
頭皮トラブルにお悩みの場合は、この機会にもう一度ヘアカラーを見直してみてもいいかもしれませんね。
以上、市販で薄毛にならない白髪染め「髪や頭皮を傷めないヘアカラー」についてでした。
■ 市販でかぶれない白髪染めはどれ?ジアミンアレルギーでも使えるカラー剤
■ 白髪染めで頭皮がしみる・痛い、地肌が弱い場合のヘアカラー対策について
■ ヘアカラートラブルがある際のセルフカラーには「ノンジアミンカラー」、白髪染めなら「カラートリートメント、ヘナ、ヘアマニキュア」がおすすめ
- 天然100%の白髪染め「ヘナ」市販のおすすめを比較
- ジアミンアレルギーでも白髪染めOKな「ヘアマニキュア」市販でおすすめはどれ?
- ヘアカラーのかゆみを緩和「ノンジアミンカラー」なら おしゃれ染め&白髪染めもできる
■ 髪や頭皮に優しいシャンプー・トリートメント、ホームケア まとめ
カラートリートメント、ヘアマニキュア、ヘナに関する「Q&A」
Q. 美容院ヘアカラーと「カラートリートメント、ヘアマニキュア、ヘナ」のセルフ、併用する場合はどうすればいいの?
美容院と併用を考える際には「カラートリートメント」か「ヘアマニキュア」をおすすめします。
というのも、「ヘナ」は一度染めてしまうとカラーチェンジができないからです。(※真っ黒にトーンダウンする際を除く)
たとえブリーチしたとしてもヘナの色素は取り除くことができません。
そういう理由から、「ヘナをする際には美容院でもヘナで染めてもらう」か、もしくは「美容院では染めずにセルフだけでヘナで白髪染めするか」をおすすめします。
◆カラーチェンジのしやすさ
カラートリートメント
↓
ヘアマニキュア
↓
ヘナ
カラーチェンジが一番しやすいのが「カラートリートメント」です。
髪も傷まず、染めた後も質感良く仕上がる、手短に染めたい、一回でしっかり染めたいなどいろいろと使いやすいので、最近ではよく使用されています。
ヘアマニキュアは「カラートリートメントの染まりでは物足りない」「もっと手短に染めたい」「カラー剤を頭皮につけたくない」といった場合に、試してみるといいのではないでしょうか。
Q. カラートリートメントで染まらない・染まりにくい場合の対処法
まずどちらの使い方をするかで、対処法が少し変わります。
- お風呂で染める方法 ・・・ シャンプー後に塗って、5~10分待つだけの手軽な方法。(短時間で良いが薄く染まり、色落ち早い、頻繁に染める必要有)
- 乾いた髪に塗る方法 ・・・ 乾いた髪に塗って、長時間おいて、しっかり染める。(長時間必要だけどしっかり染まる、色持ちする、頻繁に染める必要なし)
「たっぷり塗る」「浮かないように髪を密着させる」
どちらの塗り方の場合でも「たっぷり塗る」「頭皮に密着させるように塗る(浮かせない)」のが大前提です。
カラートリートメントはその性質上、「従来の白髪染めよりも染まりにくい」です。
なので軽く塗っただけでは、染まりません。
髪を傷めず、肌トラブルを起こしにくいヘアカラーなので、頭皮にたっぷりと押し付けるように塗布してください。
染めたい白髪部分にたっぷりとカラートリートメントがついていて、なおかつ白髪が頭皮から浮いていない、カラー剤に白髪が浸されている状態にしておく必要があります。
乾いた髪に染めるケースでは、塗布後にラップして上から押さえ込み、カラー剤と白髪を密着させることが大切です。(カラー剤に白髪を漬け込むイメージ)
お風呂で染める場合でもラップをして押さえつけた方がいいですが、面倒な場合は「白髪が見えないぐらいにカラー剤をのせる」ことがポイントです。
置き時間は長めにする
置き時間も大切です。
お風呂で染める場合でも、乾いた髪に染める場合でも、放置時間を長くおけばおくほどしっかり染まり、色持ちも良くなります。
いつもより長めの時間をおくように心がけてみましょう。
ここで紹介しているカラートリートメントは、きちんと塗ればちゃんと染まります。
なのに「染まっていない」「薄染まりになる」という状況なのは、
- 塗ったつもりでも塗れていない
- 塗布量が少ない
- 放置時間が少ない
原因はこれしかありません。
色持ち良くするためには「長めの放置時間」がベスト
カラートリートメントは従来の白髪染めと違って髪の中まで染めているわけではなく、表面を染めているヘアカラーです。
なので「髪を濡らす度に少しずつ色落ちする」性質があります。
カラートリートメントでしっかり染めて色持ちも欲しい場合は、「乾いた髪に塗る方法」をおすすめします。
髪質にもよりますが30分~1時間ほどおけば、一回でしっかり染まり、色持ちもかなり伸ばすことができます。(それでも少しずつ色落ちはします)
お風呂で染める方法は手短に染められる分薄染まりになるので、どうしても早く色落ちしてしまいます。
白髪が十分に染まったと感じるまで毎日連続して使用し、その後は1週間に1~2回使用することで白髪の染まりを継続させることができます。
どちらの方法が最適なのかはご自分の状況に合わせて使い分けてみてください。
Q. カラートリートメントのすすぎが大変と感じる場合の対処法
お風呂で染める方法だと、カラートリートメント使用後はすすぐだけで、シャンプーもせずに終了することになります。
メーカーとしてはすすぎが甘いとタオルや枕・衣服への色移りがあり、クレームになってしまいます。
そういったクレームを避けるために、「すすぎ水の色落ちが確認できなくなるまでしっかりとすすいでください」と説明しています。
シャンプーなしではすすぎ水の色はなかなかなくならないですし、長時間すすぐ行為は「せっかく染めたカラートリートメントをわざわざ落としている」ようなものです。
ある程度すすぎ水に色が残っている状態でも、それぐらいでよしとするか、もしくは多少面倒でも、「乾いた髪に塗る方法」で長めの時間を置いて、洗い流す際は普通にシャンプーとトリートメントをしてください。
一度シャンプーすれば、衣服や周りへの色移りも同時に減らるのでおすすめです。
Q. カラートリートメントの色残り(顔周りや頭皮)が気になる場合の対処法
「お風呂で染める方法」だとその後はお湯ですすぐだけなので、地肌や頭皮にカラー剤が残りやすい状態です。
シャンプーしない場合は、しっかり予防しておくことが大切です。
- 塗る前には、色残りが気になる部分には保護クリームを塗っておく。
- 塗り終わった際は、カラー剤が余計な部分についてないかチェック。
- それでも色残りする場合は、石鹸かシャンプーで軽く洗いましょう。
おすすめは「乾いた髪に塗る方法」で少し長めの時間をおいて、シャンプーとトリートメントをすることです。
やはり一度シャンプーしてあげた方が、余計なカラー剤をしっかり落とすことができます。
また敏感肌の方は、お肌や頭皮に余計なカラー剤を残さない方が肌トラブルの回避にもなります。
Q. 低刺激なカラートリートメントで染めてもかゆみが出る・かぶれる場合の対処法
肌に優しいカラートリートメントですが、それでもかゆみが出るケースがあります。
- 【地肌のカラー剤が落ちていない】 ほとんどの場合はこのケース。お風呂で使用する場合だとすすぐだけなので、カラー剤が地肌に残っているのかもしれません。
- 【植物成分が合わない】 ここで紹介しているカラートリートメントは植物成分をたっぷり使用しているので、それが合わないのかもしれません。
- 【化粧品染料が合わない】 化粧品染料はジアミン染料と違って安全性の高い染料ですが、稀にそれに対しても反応している超敏感肌の方もあります。
かゆみが出る場合は、カラー後はすすぐだけではなくて、シャンプーするようにしましょう。案外それだけで、かゆみが収まることも多くあります。
その場合は「乾いた髪に塗る方法」が、シャンプーでの色落ちを軽減できるのでおすすめです。
どうしても体質に合わない場合は、残念ですがカラートリートメントは諦めて、「頭皮につけないように白髪染めできるヘアマニキュア」で代用しましょう。
頭皮に付けないと、肌トラブルは解消できると思います。
Q. ヘアマニキュアしてもよく染まらないのですが…
ヘアマニキュアはきちんと塗布できていたら、ちゃんと染まるタイプのヘアカラーです。
それなのに染まっていないということは、「染めたつもりでもきちんと塗れていない」「塗りやすい部分のみを何度も重ねて塗っている」ことが考えられます。
塗り終わった後は再チェックの意味も込めて、毛束を細かく取りながら髪全体をコーミングしてみてください。
もう一つの原因としては、ヘアマニキュアの塗布量が少ないかもしれません。
セルフカラーしているお客様に「カラー剤を使い切るまでに何回使用していますか?」と伺うと、こちらが想定している回数よりもたくさん使用している場合があります。(=塗布量が少ない)
少しもったいなく感じるかもしれませんが、たっぷり塗布して一回でしっかり染めた方が色持ちするので、結果的にはお得に使用できます。
自分が思うよりもたっぷりと塗布しましょう。
■ ヘアマニキュアが思うように染まらない際の対処法を詳しく解説
Q. カラーチェンジしたいので、ヘアマニキュアの落とし方・除染方法を教えて
「重曹、シャンプー、リムーバー、ブリーチ、パーマ剤」など色々な方法がネット上で挙げられていますが、ヘアマニキュアを完全にキレイに落とすのはどれを使ってもできません。
ヘアマニキュアはアルカリカラー剤と違う染料を使用しているためです。
少し時間はかかりますが、シャンプーを毎日2回する落とし方が一番ダメージがなくて良いと思います。(色落ちを早める方法)
髪の色を暗くしても良い場合は、ダークブラウンやブラウンなどを重ねて塗って、暗さでごまかすという方法もあります。
Q. ヘナのカラーリング中にかゆみ、もしくはヘナカラー後にかゆみがあります。これはかぶれてるの?
植物に対してアレルギー反応を起こしているかもしれません。
ヘナは植物染めなので、植物に対してアレルギーがある人や敏感肌で刺激を感じる人は一定の割合でいます。
もしかゆみが続く、カラーリング後に顔周りや首元がかぶれるなどの症状が出る場合は、残念ですがヘナカラーを止めるようにしてください。
体質に合っていないヘアカラーは、たとえ天然成分100%のヘナといえど、自分の体にとっては良くないものになります。
Q. ヘナカラー後は「バサバサ・きしむ・ごわつく」感じがあります
ヘナはダメージしている部分に吸着しやすい性質があります。
1回目のヘナカラーは特にですが、髪が傷んでいるほどヘナ染めの後には、ギシギシ・バサバサといったきしむ感じがあるでしょう。
ヘナカラーを続けていくときしみが少しずつ緩和されていきます。
ヘナカラー後のきしみは髪が傷んでいるのではなく、ヘナが吸着しすぎているから起こっている現象です。
ヘナカラー後数回シャンプーすることで、余分に引っ付いているヘナが落ちますので、手触りが改善されると思います。
髪が傷んでいるわけではないので、ご安心ください。
もし、きしみが気になる場合は、
- ホホバオイル
- 椿オイル
- ココナッツオイル
などの天然オイルを、ヘナに対して5%~10%程度混ぜることで、手触りを若干改善することができます。
きしむ・ごわつく感じが気になる際は試してみてください。
Q. ヘナを続けるとパーマがかかりにくい?
はい。ヘナカラー1回だけではパーマがかかりにくくいことはないですが、続けていくとパーマがかからない、かかったとしても取れやすいという状況になります。
これはヘナのデメリットではありますが、ヘナが「ハリ・コシを作って髪を強化させる」ことの証明でもあります。
ハリ・コシが欲しい人にとっては、この特徴はメリットともいえます。
ヘナは重ねていくと髪にしっかりと付着して取れにくくなります。
「ヘナで染まっている部分がなくなるまでは、パーマができない」と思っておいた方がいいかもしれません。
以上、カラートリートメント、ヘアマニキュア、ヘナに関する「Q&A」でした。
【ジアミン不使用】肌に優しい&傷まない白髪染め
■カラートリートメント ・・・ 安全性の高い化粧品染料を使用するトリートメントタイプの白髪染め。ジアミンアレルギーでも染められる。脱色剤を使用しないので髪を傷めず、肌にも優しい。
-
- 美容院との併用がしやすい。
- 頭皮への刺激やカユミの心配もなし。
他と比べてもよく染まるのがマイナチュレ。白髪染めしつつヘアケア&スカルプケアが行え、髪と頭皮をいたわりながら染められる。
■ヘアマニキュア ・・・ 爪のマニキュアのように髪をコーティングしながら染める白髪染め。短時間で染まり、ツヤのある仕上がりが特徴。
- カラートリートメントでは染まりが物足りない方に
- 生え際や分け目など手軽に染めたい方に
利尻カラークリームは1回10分で染まり、色持ち1ヶ月!
■ヘナ ・・・ 植物由来の天然色素を利用し、100%天然成分だけで白髪染めできる。髪へのトリートメント効果があり、細毛にはハリコシ・ボリュームアップも。《他のヘナもチェック》
- 美容院ヘアカラーとの併用不可
- 美容院で染めずに自分だけで白髪染めしたい方に
- 髪痩せが気になり始め、白髪染めしつつハリコシも欲しい方に