
就活で黒染めした髪を、また明るくしたいです。

白髪染めで黒くなり過ぎてしまいました。もう1度明るく染め直したいのですが、どうすればいいの?
黒染めに関するよくある質問です。
おしゃれ染めや白髪染めなどのヘアカラーでは、黒染めした髪を明るくできません。
明るくしたい場合は、先に黒染めの染料を取り除く必要があります。
(そのまま市販カラーを塗布しても明るく染まらない。)
黒染めのように真っ黒、もしくはそれに近いぐらいの暗さに染めた場合は、髪に黒い濃い染料が残ります。
これは白髪染めで暗くなってしまった場合も同じです。
この濃くて暗い染料はなかなかとれないんですね。(美容師泣かせです 笑)
今回はそういった時に「セルフで明るく染め直ししたい場合の方法」を解説していきます。
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就活で黒染めした髪 or 白髪染めで黒くなった髪をもう一度明るく染め直したい! 茶髪に戻すにはどうする?
茶髪などの明るい髪色に戻すには「ブリーチ」や「脱染剤」を使って先に除染する
黒染めの濃い染料を取り除くためには、「ブリーチ」か「脱染剤」を使う必要があります。
染料を取り除くことを「除染」もしくは「脱染」といいますが、この作業を行わなずにアルカリカラー剤でカラーリングしても、黒染めの方が勝ってしまって変化なしです。
カラーリングのダメージで髪が傷むだけになります。
アルカリカラー剤(おしゃれ染め/白髪染め)には染料を取り除く力がない
アルカリカラー剤でいつも髪を明るく染められるのは、「脱色」しているからです。
髪の毛にもともとある「メラニン色素を分解している」から明るくなります。
しかし、アルカリカラー剤には化学染料を分解する力がありません。
◆黒染め後 もう一度明るく染め直す際に「間違いやすいポイント」
- 「黒染め後」アルカリカラー剤を使っても髪は明るくならない。
- 「黒染めしていない」髪を明るくするのは、アルカリカラー剤でOK。
【茶髪に戻すための手順】市販でセルフカラーする場合で説明
- ブリーチか脱染剤で黒染め落としをする
- おしゃれ染めや明るい白髪染めで髪のムラや色を調整する(必要に応じて)
という流れになります。
こちらで黒染め落としの詳細をご説明しています。
⇒ 黒染め後に明るくするには? 自分でできる「黒染め落とし」の方法をご紹介
まずはヘアカラーの準備
カラーリングの際のトラブルを避けるためにも、できるだけ準備しておいた方がいいものをまとめました。
必要なものを忘れていないかチェックしてみてください。
脱染剤を使って染料を除染する
ブリーチは髪のダメージが激しいのでおすすめしていません。
ここでは「脱染剤」を使った方法をご紹介します。
ヘアカラーの染料を取り除くことが主目的の商品です。
髪が傷まないというわけでないですが、ブリーチするよりもダメージを減らすことができます。
脱染剤の使用方法 (レブロン レブロニッシモ カラーリムーバーの場合)
脱染剤の使用方法は、従来のヘアカラーを塗るのと同じです。
1剤と2剤を1対1の割合で混ぜて、塗布し、所定時間を置いてシャンプーするという流れです。
使用する際のポイントをご説明します。
チェックはこまめに行う
- 黒染め以前はどれぐらい明るかったのか?
- 今回はどれぐらい明るくしたいのか?
- 明るくなりやすい/明るくなりにくい髪質
などによって放置時間を適切に調節する必要があります。
どれぐらい明るくなってきているか、度々チェックしてシャンプーするタイミングを見計らってください。
(説明書の放置時間はあくまで目安程度に)
暗髪への色戻りがある場合も
この脱染剤は製品の特性上、ブリーチと違って、明るくなっても1~3日ぐらいで暗く戻ることがあります。
再び真っ黒になるわけではないですが、希望している明るさよりも暗い場合は、もう一度脱染剤を使用すると更に明るくできます。(2回目の放置時間は短めを意識する)
2度の脱染剤の使用でも、1度のブリーチよりダメージは少なくできるので、やはり脱染剤を使って黒染め落としをする方がおすすめです。
色戻りを防止するために
脱染剤使用直後や数日間は、しっかり目にシャンプーを行います。(2回シャンプーするのがおすすめ)
その際は洗浄力の強い石油系シャンプー(市販の安いシャンプーですね)を使用すると良いでしょう。
アルカリカラー剤の使用は数日経ってから
脱染剤を使用して明るくなっても、また少し色が戻って暗くなるケースがありますので、数日経過して髪の状態を確認することをおすすめします。
その後にアルカリカラー剤を使用する方が、希望色に近づけやすいですね。
脱染剤使用直後のアルカリカラー剤は少し明るめを選ぶ
脱染剤使用直後に(日にちを空けずに)アルカリカラー剤を使用する場合は、明るくなりにくい状態ですので、希望色より少し明るめの色を選ぶと良いでしょう。
独特の匂いがある
製品特有の匂いがあります。
無臭ではないので、匂いに敏感な人は注意が必要です。
- 気になる人はブリーチの方が匂いがマシです(その代わりにダメージは大きい)
- ダメージを減らすために、脱染剤の匂いを我慢する
どちらかの選択になります。
ちょっと待って! 少し明るくしたいぐらいなら石鹸シャンプーでいい場合も
ケースによりけりですが、「黒染め前の髪が金髪、もしくは明るい茶髪」だった場合は、色落ちが早く思ったよりも早めに明るくなることがあります。
このケースの場合、茶髪に近いぐらいまでなら2~3ヶ月後ぐらいには戻るかと思います。
早く色落ちさせたい場合は、「石鹸シャンプー」で毎日2回シャンプーすると退色のスピードが早まります。
石鹸シャンプーで色落ちを促進させる方法が、髪への負担が一番少ないのでおすすめです。
今すぐ明るくしたいというわけでない場合は、こういった方法をまず試してみることをおすすめします。
もし次に黒染めすることがあるのなら・・・
⇒ 市販の黒染めで上手にセルフカラーするコツ。またその際のおすすめヘアカラーは?
髪をダメージから守るためにも、これらの方法を検討してみてもいいと思いますよ。
黒染めほど真っ黒に染めなくても、今より暗めに染めるぐらいでよい場合
1、白髪染め用カラートリートメントを使う
こういった商品の濃い色を選び、2時間以上置いてしっかり染めることで、かなり暗い色にまで染めることができます。(女性用白髪染めですが、メンズでも問題なく使用できます。)
デイラルカラーはダメージヘアをしっかり補修できるサロン品質のカラートリートメントです。明るい色でパサパサ・ゴワゴワになった髪を改善しつつ染められるのがカラートリートメントのメリットです。
かなり暗めに染めたい場合はブラックを、トーンダウンした場合はダークブラウンがおすすめです。
2、ヘアマニキュアを使う
白髪染め用ヘアマニキュアを使って黒染めや髪色戻しを行います。色はダークブラウンやブラックなどの濃いめの色がおすすめ。
ポイントは所定時間よりも少し長めに放置時間を取る、たっぷり塗布するを意識すると良いでしょう。
新発売された利尻カラークリームは染まりと色持ちがUPしているので、染めた色が長続きしやすいのがポイントです。
放置時間が10分とありますが、黒髪近くまで暗い色に染めたい場合は15分~20分と少し長めに置く方がいいですよ。
二度染めならもっと濃く染められます。(やり方はこちらを参照)
カラートリートメントやヘアマニキュアで黒染めする「メリット」は?
- カラーリングの際に髪が傷まない。
- シャンプーのたびに少しずつ退色するので、一時的に黒染めしたい場合に便利。
カラートリートメントやヘアマニキュアで黒染めする「デメリット」は?
- 真っ黒に染めるには手間がかかる(2回染めるなど)
- 暗く染めた後に、またすぐに明るくすることはできないので注意が必要。
- 色が残りやすいので、髪色チェンジがしにくくなる。
これらのものはアルカリカラー剤で黒染めをするよりも色落ちが早いので、なるべく早く明るくしたい場合は、毎日2回シャンプーすると良いでしょう。(石鹸シャンプーならなお良し)
1日だけ/一時的に黒染めしたい場合
一時的な「黒染めヘアスプレー」を使用するのがおすすめです。
シャンプーするだけで落とせるので便利です。
美容院で黒染めするなら、髪が傷まない「香草カラーMD」がおすすめ
美容院でのヘアカラーなら「髪が傷まない 香草カラーMD」で黒染めするのがおすすめです。
しっかりと染めることができて、色落ちもしにくく、なにより髪のダメージを気にしないで染められることがメリットです。
「市販のアルカリカラー剤の黒染めは一番最後の選択肢」としてとっておいてください。
もし、どういうふうに黒染めするといいのか分からない場合は、行きつけ美容院の担当美容師に聞いてみるのがいいと思います。
きっと丁寧なアドバイスをくれると思いますよ。
この施術は終わり時間が読みにくいからです。一人営業スタイルには厳しい ・・・ あしからず。
関連記事です。
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