ノンシリコン オーガニックカラー [エッセンシティ カラー] イメージ01

「オーガニックカラーって、オーガニックだけしか使わない100%天然のヘアカラーですか?」

 

実は、そうではないんです。

 

オーガニックカラーって知ってますか?

最近は健康ブームも相まって、ヘアカラーにもナチュラル志向の波が来ています。

たまに仕事中に質問を受けることがあり、その呼び名が少し紛らわしいので、ここでオーガニックカラーとはどんなものなのか、

  • 種類
  • 特徴、メリット・デメリット
  • オーガニックカラーに関するQ&A

をご説明します。

オーガニックカラーとは?|種類やメリット・デメリットなど

オーガニックカラーとは、たとえば「香草カラー」といったメーカーのブランド商品ではなく、オーガニック素材を使用しているヘアカラー剤を「総称」してそう呼びます

ジャンル名と考えていただくと分かりやすいと思います。

 

ジャンル名の一例

  • ヘナ
  • ハーブカラー
  • アルカリカラー
  • ブリーチ
  • ヘアマニキュア
  • カラートリートメント

などなど。

これらは個別名称ではなく、ジャンル名です。

ブリーチの場合で説明すると、

ブリーチでもいろいろなメーカーが出していますが、一社だけのオリジナル商品名(名称)ではありません

 

オーガニックカラーの種類(各メーカー)

「オーガニックカラーというのはブランド名ということが分かったけど、じゃあ実際にどんな商品があるの?」

各メーカーから発売されているオーガニックカラーをご紹介します。

  • シュワルツコフから発売されている「エッセンシティ
  • ミルボンから発売されている「ヴィラロドラ
  • ナプラから発売されている「ケアテクトOGカラー

 

オーガニックカラーのメリット

オーガニックカラーの特徴は各メーカーによって少しずつ違いますが、ここでは大まかなメリット・デメリットを挙げてみます。

  • オーガニック素材や自然由来成分を使用している。(含有率は様々)
  • 頭皮やお肌へ刺激が少ないように工夫されている。(低刺激処方)
  • ヘナなどの100%天然カラーとは違い脱色剤と染料を使用しているので、「おしゃれ染め~白髪染め」まで幅広く対応できる
  • カラーリング時のツンとした刺激臭が少ない。

 

オーガニックカラーのデメリット

  • オーガニック素材や自然素材を使用して低刺激処方にはなっているが、ノンジアミンではない。(ジアミン染料配合)
  • ジアミンアレルギーの人へは使用できない。
  • 天然100%ではない。
  • 脱色剤を使用するので明るく染めたりできるが、髪が痛まないというわけではない。
  • 妊婦さんには使用できない。(授乳中のママさんはOK)

 

エッセンシティ オーガニックカラーの色見本(カラーチャート)

ここでは当店が取り扱いのあるシュワルツコフ「エッセンシティ オーガニックカラー」のカラーチャートをご紹介します。

シュワルツコフといえば色彩表現に強みがあるブランドで、オーガニックカラーといえば明るい色ができないイメージを持つ方が多いですが、おしゃれ染め~白髪染めまで幅広いカラーリングができます。

また選べる色も豊富で、発色がキレイなカラー剤です。

 

おしゃれ染めのカラーチャート

オーガニックカラー「エッセンシティ(essensity)」のおしゃれ染め色見本

白髪染めのカラーチャート

オーガニックカラー「エッセンシティ(essensity)」の白髪染め色見本

オーガニックカラーって100%天然?

よく間違いやすいのですが、オーガニックカラーは成分全部がオーガニックのものだけで構成されているヘアカラーではありません

オーガニック素材も使用していますがその他の成分、たとえば脱色剤や染料なども使用しているので、完全にオーガニックというわけではありません。

一般的なヘアカラー剤と同じようにオーガニックカラーも、髪を明るく染めたり白髪を染めたりできるのは、カラー剤に脱色剤や染料が配合されているからです。

以前のものは(今もありますけど)ほとんど普通のカラー剤に約数パーセントのオーガニック成分を混ぜたというだけの、あまりこだわりを感じられない、とにかくナチュラル志向のブームに乗って売りたいという商品がありました。

最近ではカラー剤の大半(約90%ぐらい)がオーガニック素材を含む自然由来成分からできているものがあります。

メーカーの取り組みや姿勢から本気が感じられる、こだわり商品です。

 

ヘアカラー剤も最近は少しずつ進歩が見られます。

昔と違ってたくさんあるカラー剤の中から必要なものを選んで使用できる状況は、美容師としては嬉しいです。

お客様により最適なものを選べますから。

 

オーガニックカラーに話は戻りますが、オーガニックカラーとはいえ、少しは化学的なものも使用しているので、そこは理解しておいた方がいいと思います。

お肌により優しい、自然派志向のヘアカラーという位置づけで考えると分かりやすいですね。

 

オーガニックカラーに関する質問&アンサー

オーガニックカラーでできる色は?暗めは大丈夫だと思いますが、茶髪などの明るめの色もできますか?

ほどんどのオーガニックカラーメーカーは、おしゃれ染めも白髪染めも両方ラインナップしています。

ですので、暗め~明るめの色はもちろん、白髪染めにも対応することができます

おしゃれ染めで明るめの色を選べば、茶髪ぐらいの色でしたら十分に表現できますが、もしもっと明るくしたい場合は、ライトナー(呼び名は各社いろいろ)といわれる「さらに明るく脱色するためのカラー剤」もあります。

ブリーチを使うぐらいの金髪にしたい場合は別ですが、かなり明るめの茶髪にはできると思います。

 

オーガニックカラーにはブリーチありますか?

オーガニックカラーにはブリーチはありません。

これは多分どのメーカーもそうだと思うのですが、オーガニックカラーを求める人は「体へ優しくヘアカラーしたい」ということが一番大きなニーズだと思います。

ブリーチはそういったコンセプトから少しずれてくるので、ブリーチを発売していないのかな?と思います。

 

オーガニックカラーで白髪染めできる?白髪はちゃんと染まる?色落ちは?

オーガニックカラーには白髪染めもラインナップされていますので、白髪があってもちゃんと染められます。

オーガニックカラーはジアミン染料配合のヘアカラーなので白髪もしっかり染まりますし、色持ちも通常のヘアカラーと同様に持ちますので、ご心配は無用です。

ヘアマニキュアやカラートリートメントなどと違って、色落ちが少ないヘアカラーです。

 

どれぐらいの頻度でカラーリングすればいいですか?

カラーリングの頻度は人それぞれ気になる間隔が違いますので一概には言えないですが、大体の目安として、

  • ファッションカラー(おしゃれ染め)の場合は2~3ヶ月ぐらい
  • 白髪染めは1~2ヶ月ぐらい

が多いのではないでしょうか。

ヘアカラーの間隔や頻度について詳しく答えた記事があるのでご参考ください。

⇒ ヘアカラーの理想的な間隔・頻度・最低期間の目安は? 疑問に回答⇒セルフカラー/白髪染め/おしゃれ染め/ブリーチ/黒染め/リタッチ/メンズ/美容室/パーマ後/縮毛矯正後など

 

オーガニックカラーはツンとした「におい」はありますか?

オーガニックカラーの香料には、オーガニックのアロマ精油などを使用しているものが多く、あまりきつい匂いは感じられないと思います。

カラーリングの際に感じるツンとした刺激臭ですが、これも低刺激処方のオーガニックカラーなら感じにくいと思います。

※通常ツンとした刺激臭は、明るくなればなるほど感じやすくなります。

 

オーガニックカラーの施術中かゆいんですが、これは「かぶれ」ですか?

3つのパターンが考えられます。

 

1、オーガニック素材に対するアレルギー反応

オーガニックだからといって100%安全というわけではありません。

たとえば小麦や大豆、植物に対してアレルギーがある人など、これらのものを使用しているとアレルギー反応になります。

かゆみが続くようでしたら残念ですが、かぶれがひどくなる前に、オーガニックカラーの使用を諦めましょう。

 

2、脱色剤の刺激に対する反応

主な反応としては「ヒリヒリ」「しみる」などが多いですが、「かゆみ」を感じる人もあります。

刺激に対する反応の場合は、工夫してオーガニックカラーの使用を続けることもできます。

⇒ 頭皮に付けないカラーリング方法「ゼロタッチ」

⇒ グラデーションを入れるカラーリング方法「バレイヤージュ」

刺激を感じる際は、担当美容師さんに相談してみましょう。

 

3、ジアミン染料に対するアレルギー反応

ヘアカラーで一番避けたいのはこのアレルギー。

施術中の「かゆみ」、施術後の「かゆみ」、顔周りや頭皮の「かぶれ」として表れます。

一度出てしまうとどんどんひどくなり、最悪アナフィラキシーショックになることもあるので、使用しないでください。

 

ジアミンアレルギーがあります。オーガニックカラーを使っても大丈夫ですか?

残念ながら、どのオーガニックカラーもジアミン染料を配合しています

これは白髪染めまで幅広く対応し、多くの人に利用してもらいたいというメーカーの意向からです。

白髪染めをノンジアミンで実現するのは現在は大変難しく、使い勝手が悪いヘアカラーになってしまうので、メーカーとしては売れないヘアカラーは開発できないからです。

そういったわけで、オーガニックカラーはノンジアミンではないので、ジアミンアレルギーがある人は使用しないようにしてください

 

⇒ ノンジアミンのヘアカラーをお探しなら、

  • ノンジアミンカラー
  • 天然100%ヘナ&ハーブカラー
  • 香草カラー色葉
  • ヘアマニキュア

などがおすすめです。

 

【ノンジアミンカラーとは?】アレルギー要因の「ジアミン染料」不使用ヘアカラー

【天然100% ヘナ&ハーブカラーとは?】化学薬品を一切使用しないオーガニック・ヘナカラー

【香草カラー色葉とは?】化粧品登録済! カラートリートメント染料配合のヘナカラー

ヘアマニキュアとは?ジアミンアレルギーでも白髪染めOK!市販のおすすめ、セルフの使い方、コツなど

 

妊婦です。妊娠中でもオーガニックカラーできますか?

妊婦さんはお肌や体質が敏感になっているので(妊娠初期は特に)、オーガニックカラーに限らず従来のヘアカラー剤(アルカリカラー剤)は使用を控えるほうがいいかと思います。

ジアミン染料を使用しないヘアカラーでしたら、妊娠中でも体調に合わせて使用することができます。

  • ブリーチ
  • ライトナー
  • カラートリートメント
  • ヘナ
  • ヘアマニキュアなど。

 

セルフカラーの白髪染めトラブル(ジアミンアレルギー、かゆみ、頭皮がしみる、痛い、髪のダメージ)には「マイナチュレ カラートリートメントがいいよ」という話し。

セルフヘナ染めにおすすめの市販・通販ヘナをご紹介。ちょっとした使い方のコツやQ&Aも

 

当店での該当メニューは、

になります。

 

授乳中ですがオーガニックカラーをしても大丈夫ですか?

妊婦さんと違って授乳中の人は、オーガニックカラーを含む一般的なヘアカラー剤を使用しても大丈夫です。

体調の良い時を選んでカラーリングを行いましょう。

 

おすすめのオーガニックカラーはどれになりますか?

この2つは約9割が自然由来成分から構成されているオーガニックカラーです。

メーカーのこだわりが感じられるのでおすすめです。

 

オーガニックカラーはこんな方におすすめ

  • 素材にこだわったヘアカラーで安心して染めたい人。
  • 本当は100%天然がいいけど暗い色だけじゃ物足りなく、「おしゃれ染め、白髪染め、明るい白髪染め」などをしたい人。
  • 天然ヘナではもの足りない人。(特に明るくできない、色が選べないなど)
  • ヘアカラー時に頭皮ヒリヒリするなど、刺激が気になる人。
  • ヘアカラー時の刺激臭や匂いが気になる人。

 

100%天然のカラーリングがしたい場合

完全に天然のものだけしか使用しないヘアカラーをお探しでしたら、「ヘナ」がそれにあたります。

ヘナカラーはヘナにお湯を混ぜてペースト状にして、カラー剤の様に使用するものなので、化学的なものは一切含まれません。(化学染料入りのヘナを除く)

 

当店の該当メニューは「天然100% ヘナ&ハーブカラー」です。

⇒ 【天然100% ヘナ&ハーブカラーとは?】化学薬品を一切使用しないオーガニック・ヘナカラー

最近ではオーガニック認定を受けているヘナも発売されているので、そういったものを選ぶと安心できますね。

 

 

以上、今回はオーガニックカラーに関する様々な疑問にお答えしました。

 

オーガニックカラーを検索される方は、「ハーブカラー」にも興味がある人が多いと思います。

しかし、ハーブカラーもオーガニックカラー同様に「ジャンル名」なので、分かりにくくなっています。

そちらも詳しく説明しましたので、興味がある人は「ハーブカラーとは?」の記事も読んでみてくださいね。

 

⇒ 【ハーブカラーとは?】各種類のメリット・デメリット・違いを解説☆ヘナ/インディゴ/オーガニックカラー/香草カラー/和漢彩染/ジアミンアレルギーなどについて

 

 

合わせて読みたい

⇒ 100%天然由来からできている「オーガニックシャンプー&コンディショナー」がいい!