「オーガニックカラーって、オーガニックだけしか使わないヘアカラーですか?」

実は、そうではないんです。

オーガニックカラーって知ってますか? 最近は健康ブームも相まって、ヘアカラーにもナチュラル志向の波が来ています。たまに仕事中に質問を受けることがあり、その呼び名が少し紛らわしいので、ここでオーガニックカラーとはどんなものなのか、その特徴をご説明します。

 



オーガニックカラーとは?

たとえば「香草カラー」といったメーカーのブランド商品ではなく、オーガニック素材を使用しているヘアカラー剤を総称してそう呼びます。ジャンル名と考えていただくと分かりやすいと思います。

ジャンル名の一例。ヘナ、ハーブカラー、アルカリカラー、ブリーチ、ヘアマニキュア、カラートリートメントなど。

ブリーチの場合で説明すると、ブリーチでもいろいろなメーカーが出していますが、一社だけのオリジナル商品(名称)ではありません。

 

オーガニックカラーの種類(メーカー)

  • エッセンシティ(シュワルツコフ)
  • ヴィラロドラ(ミルボン)
  • ケアテクトOGカラー(ナプラ)

 

オーガニックカラーって100%天然?

よく間違いやすいのですが、オーガニックカラーは成分全部がオーガニックのものだけで構成されているヘアカラーではありません。オーガニック素材も使用していますがその他の成分、たとえば脱色剤や染料なども使用しているので、完全にオーガニックというわけではありません。

一般的なヘアカラー剤と同じようにオーガニックカラーも髪を明るく染めたり、白髪を染めたりできるのは、カラー剤に脱色剤や染料が配合されているからです。

以前のものは(今もありますけど)ほとんど普通のカラー剤に約数パーセントのオーガニック成分を混ぜたというだけの、あまりこだわりを感じられない、とにかくナチュラル志向のブームに乗って売りたいという商品がありました。

最近ではカラー剤の大半(約90%ぐらい)がオーガニック素材を含む自然由来成分からできているものがあります。メーカの取り組みや姿勢から本気が感じられるこだわり商品です。

 

[イメージ画像02] オーガニックカラーとは?

約90%が自然由来成分からできているカラー剤も最近は発売されていて、オーガニックカラーだけじゃなくても、他のカラー剤でも少しずつ進歩が見られます。

昔と違ってたくさんあるカラー剤の中から、必要なものを選んで使用できる状況は、美容師としては嬉しいです。お客様により最適なものを選べますから。

 

オーガニックカラーに話は戻りますが、オーガニックカラーとはいえ、少しは化学的なものも使用しているので、そこは理解しておいた方がいいと思います。

よりお肌に優しく、自然派志向のヘアカラーという位置づけで考えると分かりやすいですね。

 

オーガニックカラーに関する質問

オーガニックカラーは明るい色もできますか?

脱色剤が配合されていますので、従来のカラー剤と同じように明るいカラーリングができます。

オーガニックカラーで白髪は染まる?染まり具合はどうですか?

オーガニックカラーには染料(ジアミン)も配合されていますので、暗い色、トーンダウン、白髪染めも大丈夫です。染まり具合は通常のカラー剤と同じぐらい染まります。

オーガニックカラーの色持ちは?

染料の種類も従来のカラー剤と同じ(ジアミン染料)ですので、色持ちも同じぐらいあります。

どれぐらいの頻度でカラーリングすればいいですか?

カラーリングの頻度は人それぞれ気になる間隔が違いますので一概には言えないですが、大体の目安として、

  • ファッションカラー(おしゃれ染め)の場合は2~3ヶ月ぐらい
  • グレイカラー(白髪染め)は1~2ヶ月ぐらい

が多いのではないでしょうか。

オーガニックカラーはツンとした「におい」はありますか?

  • オーガニックカラーの香料には、オーガニックのアロマ精油などを使用していて、あまりきついにおいは感じられないと思います。

オーガニックカラーの施術中かゆいですがこれは「かぶれ」ですか?

三つのパターンが考えられます。

1、オーガニック素材に対するアレルギー反応オーガニックだからといって100%安全というわけではありません。たとえば小麦や大豆、植物に対してアレルギーがある人など、これらのものを使用しているとアレルギー反応になります。かゆみが続くようでしたら残念ですが、かぶれがひどくなる前に、オーガニックカラーの使用を諦めましょう。

2、脱色剤の刺激に対する反応。主な反応としては「ヒリヒリ」「しみる」などが多いですが、「かゆみ」を感じる人もあります。刺激に対する反応の場合は、工夫してオーガニックカラーの使用を続けることもできます。担当美容師さんに相談してみましょう。

3、ジアミン染料に対するアレルギー反応。ヘアカラーで一番避けたいのはこのアレルギー。施術中の「かゆみ」、施術後の「かゆみ」、顔周りや頭皮の「かぶれ」として表れます。一度出てしまうとどんどんひどくなり、最悪アナフィラキシーショックになることもあるので、使用しないでください。

オーガニックカラーはノンジアミンですか?

どのオーガニックカラーもジアミン染料を使用しています。ジアミンアレルギーがある人は使用を控えてください。

オーガニックカラーはノンシリコンですか?

ノンシリコン製のものが多い。

今妊娠中です。オーガニックカラーでしたら大丈夫ですか?

  • 妊婦さんは体質が敏感になっているので(妊娠初期は特に)、オーガニックカラーに限らず従来のヘアカラー剤(アルカリカラー剤)は使用を控えるほうがいいかと思います。
  • ジアミン染料を使用しないヘアカラーでしたら、妊娠中でも体調に合わせて使用することができます。(ブリーチ、ライトナー、カラートリートメント、ヘナ、ヘアマニキュアなど。)(当店該当メニューは、天然100% ヘナ&ハーブカラークリアカラートリートメントカラー草木染め、ヘアマニキュア。)

授乳中ですがオーガニックカラーをしても大丈夫ですか?

妊婦さんと違って授乳中の人は、オーガニックカラーを含む一般的なヘアカラー剤を使用しても大丈夫です。体調の良い時を選んでカラーリングを行いましょう。

おすすめなオーガニックカラーは?

この2つは約9割が自然由来成分から構成されているオーガニックカラーです。メーカーのこだわりが感じられるのでおすすめです。

 

完全に天然のものだけで染めたい場合

完全に天然のものだけしか使用しないヘアカラーをお探しでしたら、「ヘナ」がそれにあたります。

スタジオ・ココでいう「天然100% ヘナ&ハーブカラー」です。

これらのものは、オーガニック認定こそは受けていませんが無農薬栽培です。ヘナやハーブに水を混ぜて使用するものなので、化学的なものは一切含まれません。(化学染料入のヘナを除く)

 

 

今回はオーガニックカラーのご説明でしたが、「ハーブカラー」も同じように考え分類することができます。

興味がある人は「ハーブカラーとは?」の記事も読んでみてね。(^o^)

 

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